2023.05.14
『CAFÉ TANAKA』は、名古屋市北区の上飯田駅の近くにある喫茶店。半世紀以上も愛される自家焙煎コーヒー店とパティスリーが融合された場所です。
この記事では、そんな『CAFÉ TANAKA』のおすすめのメニューやお店の雰囲気などをご紹介。まるで憩いのサロンのような雰囲気で、至福のひとときを過ごしてみては?
2021年9月にリニューアル。重厚感のあるクラシカルな雰囲気を残しながら、より華やかな雰囲気に。
『CAFÉ TANAKA』は、元々自家焙煎コーヒー専門店『タナカコーヒー』として1963年に創業しました。画廊で働いていた創業者が、「パリのカフェのような交流サロンを作りたい」という想いで、ギャラリーを備えたサロンのようにくつろげる空間をオープンさせたのが始まりだそう。名古屋の喫茶文化を支えた、地元の人の憩いの場になっていきました。
そんな『タナカコーヒー』の創業者の娘さんが、「父のコーヒーに合うフランス菓子を作りたい」と20歳で渡仏し、帰国後にパリのカフェのようにテラススタイルに店舗をリニューアル。『タナカコーヒー』から『CAFÉ TANAKA』に生まれ変わり、現在の姿になっていきました。
現在は、自家焙煎のコーヒーとともに、パティシエこだわりのランチやスイーツがいただける癒しの場所として営業を続けています。モーニングからランチ、カフェタイムまでさまざまなシーンで利用できるのが魅力のひとつ。
店内は2021年にリニューアル!重厚感のあるクラシカルな雰囲気は残しつつ、華やかでゆったりとした空間に生まれ変わりました。テラス席もあるので、天気がいい日は外の空気を吸いながらのカフェタイムも楽しめますよ。
純喫茶とパティスリーが融合した『CAFÉ TANAKA』では、パティシエ自慢の生食パンを使用したサンドや、鉄板ナポリタン、ガレットなど多彩なメニューが楽しめます。ここでは、ぜひ食べてみたいおすすめのメニューを紹介します。
ランチタイムでぜひいただきたいのは、パティシエが作ったこだわりの生食パンを使用する「モエダン ローストビーフ〈スープ付〉」。自家製ローストビーフ、チーズ、自家製りんごドレッシングの組み合わせが、厚めの生食パンにサンドされているとっておきの逸品です。
名前にあるように、厚めのパンにはさまれた具材は、まさに萌え断!見た目の美しさはもちろん、胡椒の効いたローストビーフは食べ応え抜群です。
『CAFÉ TANAKA』では、つい迷ってしまうほどのラインアップのランチメニューが揃います。
たとえば、喫茶店ならではのメニューには、「鉄板スパゲティイタリアン」があります。ケチャップとソーセージ、半熟たまごの組み合わせで濃厚な味わい。創業以来の人気メニューです。ほかにも鉄板メニューとして、名古屋風あんかけソースとチーズの味わいが魅力の「ピカン」や、自家製ミートソースと名古屋名物八丁味噌のコク深い味わいの「鉄板ボロネーズ」など、名古屋喫茶ならではのメニューも選べますよ。
さらに、そば粉を使ったガレットもおすすめ。グリル野菜のキーマカレーガレットやサラダがたっぷりとのったガレットなど、季節に合わせて多彩な種類が揃います。
このように、喫茶店メニューもフランスをイメージしたおしゃれなメニューもいただけるのは、『CAFÉ TANAKA』ならではの魅力のひとつ。気分に合わせて選んでみるのもい良いですね。
モーニングやランチ以外にも、本場フランスのスイーツが楽しめます。フルーツがたっぷりのったフレンチトーストや、季節に合わせてラインナップされるケーキ、焼き菓子など、種類豊富にそろいます。今や全国区の人気を誇るクッキー缶「REGAL DE CHIHIRO」シリーズも見逃せません!
さらに、高加水パニーニで小倉あんとモッツァレラをサンドした「小倉&モッツァレラ〈自家製季節のコンフィチュール付〉」も人気。とろっととろけるチーズと小倉あんの相性はばっちりです。
コーヒー専門店としてはじまった『CAFÉ TANAKA』は、カフェの要素も加わり、まさに地元の人に愛される憩いのサロンになっています。ぜひクラシカルな雰囲気とパリのおしゃれな雰囲気が融合された空間で、至福のひとときを過ごしてみては?
※Cheek1月号パン特集からの抜粋です。最新情報はおでかけ前にご確認ください。
CAFÉ TANAKA
2023.05.14