2021.08.05
分譲マンションを中心に超有名シェフのレストランやショップなどからなる複合エリア「ナゴヤ セントラルガーデン」に、『炭焼きうなぎ・かしわ 登河 池下店』がオープン。
こちらの店舗、名古屋市西区那古野に本店を構える「登河」は、鰻登り(のぼり)という繁栄を意味する言葉と、海から河上に登ってくる鰻の力強さを合わせて、“登河(とがわ)”と命名。
契約養鰻場からその時期に一番良い状態のうなぎを仕入れ、熟練の職人が備長炭で丁寧かつじっくと焼き上げます。
特にひつまぶしは、この“じっくり”がキモで、しっかりとそして満遍なく焦げ目をつけることで、皮はパリっとした食感、身はふわりとした柔らかな焼き上がりになるようです。お茶漬けで食す際にもパリっと感を残すためには、温度や火力の調整は難しいが、備長炭は外せないとのことです。
またお米は、笑みがこぼれるほど美味しいと言われる岐阜県産の「にこまる」を、うなぎともマッチするよう少し硬めに焚き上げています。
うなぎ、炭、お米、タレなど、すべての素材の良さを引き出す丁寧な仕事とこだわりが、高次元で調和し最高の味が完成するのです。
そんなこだわりのうなぎ料理の中でも、こちらの名物であり、絶対に食べてほしいのが「中黄金鰻重(3850円)」。
黄金色に輝く名古屋コーチンの卵焼きが添えられた、見た目にも美味しい鰻重。うなぎと玉子は相性がよく、栄養食や疲労回復食として江戸時代より日本人に親しまれてきました。香の物とお吸い物が付いて、この価格は非常にリーズナブルです。
また、こちらのもうひとつの看板メニューがかしわ料理。江戸時代から続く“二年熟成のまるや八丁味噌”と奥三河鶏の骨や皮で出汁を取り、モモ・ムネ・レバー・ハツ・キンカン・野菜などを名古屋コーチンの玉子につけていただく「奥三河鶏味噌鍋(3300円)」など、見逃せないかしわ料理の中でも個人的にオススメなのが、「かしわ丼 自家製つくね付き(1650円)」
職人が手で一羽一羽、丁寧にさばいた鶏のみを使用し、秘伝のタレをつけ備長炭でじっくり焼き上げられた香ばしさと凝縮された旨みで、こはんとの相性も抜群。丼の上に鎮座する自家製のつくねも思わずうなる美味しさです。
席間が広く取られた店内では、枯山水の中庭を望む空間で、ゆっくりと食事を楽しむことができます。
ひつまぶしで全国的にも知られるうなぎ激戦区の名古屋にあって、空間良し、味も良し、コスパも良しの『炭焼きうなぎ・かしわ 登河 池下店』。
まだまだ暑い日が続く名古屋の夏、緑豊かで開放的な空間で絶品のうなぎ料理をいただいて、厳しい夏を乗り切りましょう♪
炭焼きうなぎ・かしわ 登河 池下店
2021.08.05