2021.09.11
日本全国をまわる能楽の祭典「日本全国能楽キャラバン!」の 名古屋宝生会 特別公演、『名古屋能楽堂』にて2021年11月21日(日)に開催します!
東海地方を拠点に活動する能楽師が多数出演し、仕舞、舞囃子、狂言を披露。そのほか、「鷺」や「道明寺」など、宝生流で特別に扱われる能も上演されます。”大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業”として開催されるこの公演。文化庁から選ばれた貴重な舞台で日本の伝統文化に触れよう。
今回の公演では、元服前の子どもか還暦を過ぎた者のみ舞うことができる能「鷺」と、乱拍子で終始緊張感に満ちた能「道成寺」の2つの能を上演予定。どちらも宝生流では、「重習(おもならい)」として、重要なものとして扱われている能となります。
そのほか、「鶴亀 曲」、「自然居士(じねんこじ)」、「采女(うねめ)キリ」の3つの仕舞。舞囃子「野守」、狂言「杭か人か」「能二番」を選曲して上演予定。演目の詳しい内容はこちらをチェックしてくださいね!
※「重習」= 能楽、謡曲、狂言などの師匠の免許を必要とする習い事の中で特に重要視されているもの。
※「采女」=平安時代初頭まで日本の朝廷で天皇や皇后の側に仕え、食事など身の回りのことを専門に行う女官。
日本全国をまわる能楽の祭典。全国20地域、35会場で71公演を開催します。約2,700人の能楽師が出演というかつてない規模で最高基準の能楽公演を届けています。
名古屋市在住または名古屋で活動する能楽師たちで結成されています。能の普及や伝承、流儀の発展を目的として活動。現在、年3回(1、6、11月)に狂言、仕舞など盛りだくさんの構成で公演をおこなっています。
イベント情報
全日本能楽キャラバン!名古屋宝生会 特別公演
2021.09.11