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すっかり暖かくなり、春めく今日この頃。週末のおでかけには季節の花々を楽しむお花見に訪れてみてはいかがですか?
今回は編集部厳選!桜の名所・絶景が楽しめるお花見スポットをご紹介します!
徳川家康が生誕した岡崎城を中心とした『岡崎公園』は、名城百選、都市公園百選、日本さくら名所100選に選定された市民の憩いの場。
毎年3月中旬になると、乙川・伊賀川沿いの約800本のソメイヨシノが花開き、辺り一面が春の装いに。開花に合わせて開催される「桜まつり」では多彩な屋台の出店やライトアップが行われ多くの人々が訪れます。
岡崎の桜まつり
愛知県岩倉市の中心部を流れる「五条川」。両岸には約1400本もの桜並木が川面を覆うように立ち並びます。例年3月下旬から4月上旬にかけて開催される「岩倉桜まつり」では、夜間のライトアップや山車の巡行が行われます。
五条川の桜
森乱丸をはじめとした森氏の居城であった「美濃金山城跡」の麓に広がる、歴史浪漫香る自然豊かな公園『蘭丸ふる里の森』。
春になると咲き誇る桜が圧巻!ほかにも紫陽花や紅葉と、一年を通して四季折々の景観を楽しむことができます。バーベキュー広場やアスレチックもあるので、家族やグループで訪れるのもオススメ。
蘭丸ふる里の森
継体天皇のお手植え、樹齢1500年と伝えられる、岐阜県本巣市の国の天然記念物『根尾谷の薄墨桜』。
つもみは薄いピンク色、満開になるとつややかな白色、散り際には淡い墨色へと色を変え、独特の美しさを楽しめます。周辺には軽食やお土産物屋の出店もあるので立ち寄ってみて。夜間はライトアップも行われます。
根尾谷の淡墨桜
遠くから見る桜の花の景観が霞がかったように見えることから「霞間ヶ渓(かまがたに)」と呼ばれるようになった、岐阜県池田町の桜の名所。
春が訪れると渓流沿いにはヤマザクラをはじめとした約1500本の桜が一斉に咲き誇ります。開花時期にはライトアップや、池田サクラまつりなどが開催されます。
霞間ヶ渓
この桜の開花を待って里人が苗代(稲の苗を作る田)の準備を始めたことから名づけられた、岐阜県下呂市の『苗代桜』。
小丘に寄り添うように立つ2本の木は樹齢約400年以上といわれ、県指定天然記念物にも選定されています。目の前の水田に映りこむ姿も幻想的。開花状況も合わせてライトアップも行われます。
苗代桜
伊勢神宮下宮の北西を流れる宮川堤にある桜並木道。ソメイヨシノやヤマザクラなどが植えられ、日本さくら名所100選にも選定されています。
例年3月下旬から4月上旬にかけては、夜間にライトアップが開催されています。
宮川堤
カンヒザクラ系とハヤザキオオシマザクラ系の自然交配から生まれ、河津町に原木があることから命名された早咲きの桜。
伊豆の温暖な気候と、早咲きの特色から、見ごろは2月中旬~3月上旬となることが多いです。河津城跡公園のハイキングコースからの眺望も必見!
河津町の河津桜
武田信玄の五男仁科五郎盛信が織田信忠と戦い、壮絶な死を遂げた高遠城。その後、廃藩置県により城が撤去され、現在は植樹され始めた約1,500本もの桜が咲き誇ります。
その規模と美しさから、天下第一の桜と称され、日本さくら名所100選に選出。池に映る桜や、太鼓櫓、高遠閣など見どころ満載ですが、1番は満開の桜と残雪の中央アルプス・南アルプスの山々との共演です。
高遠城址公園の桜
福井市の中心を流れる足羽川堤防に約2.2㎞続く桜並木『足羽川桜並木』。ソメイヨシノをはじめ、コマツオトメ、ヨウシュン、ジンダイアケボノ、ヤマザクラなど約600本の桜により壮大なピンク色のトンネルが広がります。
開花時期に合わせて「ふくい桜まつり」が開催。ライトアップも行われます。
足羽川桜並木
旧陸軍第十三師団の入城を記念して、明治42年、在郷軍人会によって2200本の桜を植えられたのが始まり。現在は周辺を含めて約4000本の桜が咲き誇ります。
毎年開花時期には「高田城百万人観桜会」を開催。夜には三十櫓と桜が照らされるライトアップを開催し、幻想的な美しさは日本三大夜桜の一つに数えられるほど。
高田公園の桜