名古屋人が本気で選んだ、“土用の丑”に食べたい名古屋のうなぎ屋さん。

本日、最高気温34℃

梅雨明け宣言はまだですが…ようやく例年通りの名古屋の暑い夏が一気に到来、と思ったら、しばらく35℃近い猛暑日が続くようですね。

 

名古屋の暑い夏を乗り切るためにも、7月27日(土)の“土用の丑”には、是非ともうなぎを食べて夏バテ対策をしましょう。

 

「三河一色産うなぎ」の産地、名物ひつまぶしとしても全国に広く知られる、うなぎ大国愛知県。

そんな愛知・名古屋のうなぎ屋さん5軒を厳選してご紹介します。

 

 

アレンジ上手な名古屋が生んだ
名古屋が誇る名店であり、THEひつまぶし『あつた蓬莱軒 本店』

言わずと知れた“ひつまぶし”の名店。

1杯目はそのまま、2杯目は好みの薬味を乗せて、3杯目はダシをかけていただく、これが“なごやめし”の代表格でもある『あつた蓬莱軒』のひつまぶしの食べ方!

備長炭で串に刺し、ふっくら香ばしく焼き上げるという技術、創業から約140年以上注ぎ足されている秘伝のタレは、歴史と伝統を感じさせるこのお店の魅力です。

海外を含め県外から来た方を連れていくと、間違いなく喜んでくれます。

 

薬味と出汁、お吸い物、香の物が付いた自慢の『ひつまぶし』。

ひつまぶし3900円

 

現代のニーズに合わせ、テーブル席も用意されており、バリアフリーにも対応。

 

階段を上がると大広間。ひつまぶし等のうなぎ料理だけでなく、季節の食材をふんだんに使用した懐石料理も用意されています。

 

歴史が刻まれた松の門、打ち水でひんやりとした石畳。座敷からは四季の情緒を映し出す庭園が眺められる。

あつた蓬莱軒 本店

住所
名古屋市熱田区神戸町503
電話番号
052-671-8686
営業時間
11:30~14:00(LO)
16:30~20:30(LO)
定休日
水曜、第2・4木曜 ※祝日の場合は営業

変わることなく、多くのファンを魅了
錦の地に佇むうなぎ一筋101年のお店『いば昇』

明治42年(1909年)の創業以来、うなぎ一筋の老舗店。

メニューは、「丼」、「長膳」「櫃まぶし」の3種類のみで展開。

炭火焼きのうなぎの蒲焼きにこだわり、ややカリっと焼き上げられたうなぎは香ばしく、薬味でも、お茶漬けでも美味しく食べることができます。

また、タレはみりんや砂糖、“元たまり”のみで作るシンプルなもので、脂がのったうなぎの旨味を存分に感じることができます。

タレをかけたご飯の上に小さく刻んだ海苔、さらにその上に刻んだうなぎの蒲焼きをお櫃にていただきます。最後のお茶づけは、湯飲みと同じ煎茶でサラっと。

櫃まぶし(ひつまぶし)3000円  吸い物200円

 

香ばしさをダイレクトに味わうことができます。(並はうなぎ4切れ)

丼(並)2250円 吸い物200円

 

 

名古屋の歓楽街、錦3丁目に店を構えながら、静かでレトロな雰囲気が抜群。

うなぎ いば昇

住所
名古屋市中区錦3-13-22
公式サイト
http://www.ibashou.jp/
電話番号
052-951-1166
営業時間
11:30~14:30(LO)
16:00~20:00(LO)
定休日
日曜、第2・3月曜 ※祝日の場合は営業

素材への目利き、捌きの技術、焼の勘、職人気質の情熱
地元名古屋人の舌を唸らせる『しら河』

料亭からスタートしたひつまぶしのお店で名古屋市内に4店舗を展開中。

時期に応じて吟味されるうなぎは、程よい脂の乗り、豊かな味わい、皮の焼き目の香ばしさ、醤油やみりんなどをベースに数十年に渡り使い続けられている秘伝のタレ、うなぎの味に負けない力強さを持ったお米など、これらが絶妙なハーモニーを奏でます。

ご飯が見えないほどたっぷり乗せられたうなぎ、こだわりの出汁で食べる本場のひつまぶしの味に驚きます。

ひつまぶしに最適なうなぎを厳選し、外はカリっと香ばしく、中はふっくら焼き上げられています。薄目の出汁をベースにしたお茶漬けも絶品。

上ひつまぶし 3400円

 

ふんわりと巻いた玉子の中にうなぎを閉じ込めた「う巻き」。酢の酸味がきいたさっぱりとした味わいの「うざく」

う巻き420円 うざく840円

料亭からスタートしたこともあり、会席などのコース料理も充実。ハレの日などにも使えます。

しら河 浄心本店

住所
名古屋市西区城西4-20-12
公式サイト
https://hitsumabushi.jp/
電話番号
052-524-1415
営業時間
11:00~15:00(LO14:30)
17:00~21:30(LO21:00)
定休日
無休

行列のできるあの名店から初の暖簾分け
うなぎに関するすべての技術を最高峰まで高めた『鰻う おか富士』

地元名古屋市民なら知らない人はいない『うな富士』。

そんな行列のできる名店、初の暖簾(のれん)分けのお店として新生「御園座」隣の御園座タワー1Fに昨年1月にオープンしたのが『鰻う おか富士』。

大きさ、質にこだわり抜き、25年の歴史がある門外不出のタレを使用。さらに、捌きや炭焼きなど、うなぎに関するすべての技術を最高峰まで高めた絶品のひつまぶしやうな重を堪能することができます。

うっすらと青みを帯びたように見える、脂のノリが良く尾っぽまで肉付きが良くて柔らかい高品質な青うなぎと呼ばれるものを仕入れています。

肝入り上 ひつまぶし(限定)5450円

 

他店より分厚いにも関わらず柔らかく、噛むほどにうなぎの旨さが広がっていく。上に乗せられた肝焼きも一般的に見られるサイズよりも大きい。

肝入り うなぎ丼(限定)4530円

 

高級感がありながらも親しみやすい、和風で絢爛な内装。テーブルには木曽の銘木「トチ」を使用し、贅沢な空間を演出。個室は2名~26名で利用可能で、VIP個室として掘りごたつ席も用意されています。

 

鮮魚のお造りや蛤しゃぶしゃぶなど本格的な和食と、うなぎ・ひつまぶしなどを堪能できるコース料理も用意されています。

鰻う おか富士

住所
名古屋市中区栄1-6-15 御園座タワー1F
公式サイト
https://unagi-okafuji.com/
電話番号
050-5269-8758
営業時間
11:00~14:00(LO13:30)
17:30~22:00(LO21:00)
定休日
不定休

最後に紹介するのは・・・今まであるようでなかった、立ち飲みのうなぎ店です。

 

うなぎをおつまみに、気軽かつお値打ちに食べられる
新感覚の立ち飲みうなぎ串のお店『うなキング』

“高価なモノというイメージを覆し、もっとうなぎを身近に感じてもらいたい”、というコンセプトで、うなぎをリーズナブルにもっと気軽に、立ち飲み形態で提供してくれる『うなキング』。

毎日、活〆の国産うなぎを仕入れ、毎日串打ちを行い、備長炭で焼き上げられるうなぎ。

うなぎの良い所をしってもらうため、様々な部位を、白焼き、蒲焼き、肝、う巻き、ひつまぶしなど様々な調理法で提供してくれるお店。

うなぎという存在をもっと近くに感じさせてくれるお店です。

蒸さずに備長炭で丁寧に、目の前で焼き上げてくれます。匂いが食欲を掻き立ててくれます。

 

右からお店の一押し「短冊白焼」「ハラス腹身」「八幡巻(牛蒡)」「ニラ巻」「短冊蒲焼」

串盛り合わせ(5本)1660円

 

“うなぎにはじまって、うなぎで終わる”。様々な調理法でうなぎの良さを引き出した料理。

うざく 酢の物580円 鰻出し巻き500円 うなボーン骨唐380円 うなぎパイ200円

 

2019年7月11日にオープンしたばかりのお店。名古屋のうなぎ業界に新たな新風を巻き起こしてくれそうです。

炭火焼き うなキング

住所
名古屋市中村区名駅3-11-9
電話番号
052-571-7566
営業時間
日曜~木曜17:00~24:00(LO23:30)
金曜・土曜・祝前17:00~27:00(LO26:30)
定休日
無休

 

ウナギを食べる習慣が日本で一般に広まったのは、幕末の発明家であり万能学者として知られた平賀源内が、近所のウナギ屋に“夏場にウナギが売れない”ことを相談され、「本日、土用丑の日」と書いた張り紙を出したところ、大繁盛したことがキッカケだとも言われています。 うなぎ王国、愛知・名古屋でうなぎを食べて、暑すぎる名古屋の夏を乗りきりましょう。

NAGOYA.編集長

 

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