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※新型コロナウイルス感染拡大防止につき、現在は通常と異なる
岐阜県・中津川市には、江戸時代に整備された五街道のひとつ「中山道」が通っています。そこには当時の面影が色濃く残る3つの宿場町が存在。歴史を感じるレトロな空気が流れ、食事処や土産店に立ち寄りながら散策を楽しむことができます。
そんな宿場町周辺に、2021年新しいお店が仲間入り!もっと楽しくなった宿場町観光の最新情報をお届けします。
これからの季節は、紅葉や、秋冬限定で登場する栗スイーツもあるので、絶好の行楽日和。2021年の秋は、中津川で宿場町散策を楽しんでみてはいかがですか?
江戸から45番目の宿場町『中津川宿』。東濃地方随一の商業の町として栄えた宿場で、立派なうだつからは当時の活気あふれる様子に思いを馳せることができます。現在は格子造りの酒蔵や栗菓子の老舗、中山道歴史資料館に隣接する見学可能な中津川宿脇本陣森家もあり見所が満載。1月を除く毎月第1日曜に開催されている、中津川の特産品が集まる「六斎市」も注目です。
今回はそんな中津川宿からぶらり。2021年、周辺にオープンした話題の新店を巡ります。
【住所】岐阜県中津川市本町
【電話】0573-62-2277(中津川市観光案内所)
まず訪れたのが、中津川市で100余年続く老舗木材会社から誕生したボタニカルコスメブランド『meet tree』の実店舗。2021年3月にオープンしました。
”森に行かなくても森林浴の気分を味わってほしい”、そんな思いから、木曽桧(ヒノキ)の葉や枝から抽出された上質な精油を使ったコスメを展開。木材を活かしたこだわりの空間に、ハンドソープやハンドクリーム、アロマ除菌、シャンプー、コンディショナーなど日常使いできるアイテムが並びます。
店舗奥には、コスメ商品と同様、「人と環境に優しく」というテーマのもと提供される、スイーツやドリンクが楽しめるカフェスペースも併設。秋~冬にかけては、地元で採れた栗を使った2種類のモンブランが提供され、そのビジュアルやライブ感あふれるパフォーマンスが話題を呼んでいます。
自家製のカステラやカスタードクリーム、純生クリームの上から、栗きんとんをそぼろ状にしたふわふわの「栗粉」をたっぷりかけた「meet tree 中津川プレミアムモンブラン」。お客さん自身で枡を持ち上げるスタイルで、とろりと広がるビジュアルを目の前で楽しめます。雪解けのような食感を堪能して。
恵那山をイメージしたという王道のモンブラン。カウンター席では、糸状の和栗ペーストが絞られる様子を目の前で楽しめます。頂上にはアクセントとして、積雪をイメージした宮古島産雪塩をトッピング。絞りたての贅沢な味わいをいただけます。
【住所】岐阜県中津川市新町4-19
【電話】0573-67-7711
『meet tree NAKATSUGAWA』より徒歩4分。2021年1月にオープンした『RIVERBED COFFEE BREWER&ROASTERY』は、備蓄庫として使われていた築100年を超える蔵を改装して誕生しました。
中津川出身の店主により営まれるこちらでは、農園から厳選したこだわりの豆を自家焙煎し、美味しいスペシャルティーコーヒーを提供しています。一杯一杯丁寧に淹れられるドリップコーヒーは、豆本来の味を楽しめるようにと、ブレンドはなくシングルのみを展開。常時14種類とバリエーション豊かに揃っているので、飲み比べながら自分好みの味わいを見つけるのも楽しそう!
「抹茶テリーヌ」や人気の「カヌレ」などデザートメニューとのペアリングもオススメ。どのコーヒーが合うかスタッフさんに聞いてみて。
【住所】岐阜県中津川市淀川町2-25
【電話】080-8880-2760
JR中津川駅前に位置する『にぎわい特産館』には、中津川の特産品が約1000点も揃います。なかでもこの時期だけに販売される、一箱に栗きんとん7店舗分と市内のお茶屋さんの茶葉がセットになった「中津川栗きんとんめぐり(風流・ささゆり)」各2,086円はお土産にぴったり。2種類で市内14店舗の栗きんとんの食べ比べが可能なのでお店により異なる風味や食感の違いを楽しんでみて。
「中津川栗きんとんめぐり」はにぎわい特産館オンラインショップでも購入できるので、おうちでも食べ比べを楽しめますよ。
【住所】岐阜県中津川市栄町1-1 にぎわいプラザ1F
【電話】0573-62-2277
江戸から44番目の宿場町『落合宿』。美濃十六宿の中で唯一本陣が現存し、国の史跡にも指定されています。『落合宿』から『馬籠宿』までの道のりにあり、かつて難所と呼ばれた十曲峠の『落合の石畳』は人気のハイキングスポットとなっています。
一部当時の石畳が残り、木漏れ日と美しい苔が織りなす景色は絶景。カメラ片手に散策を楽しんでみて。
【住所】岐阜県中津川市落合
【電話】0573-62-2277(中津川市観光案内所)
【住所】岐阜県中津川市落合
【電話】0573-62-2277(中津川市観光案内所)
2021年5月、落合宿内に誕生した『Alternative Space 和音』。地元大工さんの協力のもと、店主自ら古民家を手直しした温もり溢れる空間が魅力です。
お支払い方法は〈投げ銭方式〉という食事処としての利用のほか、スペースを貸し出しイベントやワークショップも開催。日により様々な方が厨房に立つので、訪れるたびに楽しみがあります。最新情報は公式Instagramをチェック。今後どんなお店となっていくのかとっても楽しみな、新たな町のコミュニティスペースの誕生です。
【住所】岐阜県中津川市落合903-1
【電話】問合せはInstagramのDMより
公式インスタグラム(@alternativespace.wawon)はこちら
江戸から43番目の宿場として栄えた『馬籠宿』。全長約600mの石畳が敷かれ、その風情ある町並みは昔にタイムスリップしたかのような佇まいです。道の両脇には土産店や食事処、カフェや民宿がずらり。外国人観光客も多く訪れる人気観光スポットです。
そんな『馬籠宿』周辺を散策していると、こちらでも新顔を見つけることができました。
【住所】岐阜県中津川市馬籠
【電話】0573-69-2336(馬籠観光案内所)
2021年1月にオープンしたこちら。手間暇かけた丁寧な家庭料理を提供している小さなお店です。メインに副菜が数種類ついたバランスの良いランチメニューは完全予約制。旬の食材を使用しているので、訪れるたびに異なるメニューが楽しめるのが魅力的です。「シフォンケーキ」や「季節のタルト」「バスクチーズケーキ」など自家製スイーツとともにぜひ。お弁当の予約販売もしています。
【住所】岐阜県中津川市馬籠4751-5
【電話】0573-69-3021
公式インスタグラム(@gohantooyatuhorii)はこちら
『馬籠宿』の老舗蕎麦屋『中井筒屋』では、2021年より蕎麦粉を使った「ガレット」が登場。蕎麦屋ならではの、蕎麦粉を使った新しいメニューをと考案されました。焼き上げるのは店主の奥様。
ジャガイモやタマネギ、きのこやほうれん草、チーズと、自家栽培の旬の野菜をはじめたくさんの食材を使用し食べ応え満点。ドリンクとデザートがついて1300円!蕎麦屋の新境地をぜひご賞味あれ。
【住所】岐阜県中津川市馬籠4241
【電話】0573-69-2718
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中津川市における新型コロナウイルス感染症対策につきましては、市の公式ページをご確認ください。
>>中津川市公式インスタグラム(@nakatsutrip)はこちら