第3回【BMKの部屋】三隅一輝と読書の話「本棚の前で何を読もうか悩んでる時間が好き」

 

【毎月1日12:00公開】

東海エリアを中心に、全国へ向けて活動中の男性グループ・BMK(ビーエムケー)による初のWEB連載!!メンバーのお部屋にお呼ばれした気分で、それぞれの好きなもの、ハマっているものを教えてもらいます!

 

毎回、サイン入り読者限定プレゼントも用意!お楽しみに!

 

第3回/三隅一輝と読書の話

 

第3回は、テーマカラー・ピンク、三隅一輝さんの登場です!読書が趣味の彼。週に1度は書店に出向き、時間ができたら読めるようにと常に本を持ち歩く。今回はそんな三隅さんの読書のこだわりや、おすすめの良書、読書方法などなど、じっくりと語っていただきました!

 

小学校ぐらいの頃から読書が好きでした。家ではアニメやドラマ、バラエティ番組とかのTVを見るのを禁止されていて、見ていいものと言えば大河ドラマか歴史がテーマの特番。僕にとってはそれが普通のことだったので何とも思わなかったんですけど。そんなことが影響して自ずと小説ばかり読んでいましたね。

 

あまり読まなくなった時期もあったんですけど、昨年のコロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたとき、久しぶりに読書をしたら再熱!読み始めたら止まらなくなっちゃいました。

 

自己啓発本やビジネス書なども読みますが、最近好きなのは小説。ここの表現素敵だなとか、キレイな言葉だなとか、たくさんの気づきがあります。僕らSNSやブログもやっていて文字を書くことも多いんですけど、こんな文章書いてみたいな、と思ったりしますね。

 

ー読書好きならではのエピソードや思い出ってある?

 

学生時代、通学の電車時間が片道1時間半くらいあって、その間読書をしていたんですけど、熱中しすぎてめちゃくちゃ降り過ごして、学校も遅刻してしまったことがありました。座って読むと集中しすぎちゃって、周りが見えなくなってしまうんですよね。それ以来電車で座りながら読むのはやめようと決めました(笑)。

 

―様々なジャンルの書物を読む三隅さん。現在は、小説とビジネス書を同時進行で読み進めているそう。本を選ぶときの自分なりのこだわりはある??

 

その場の出会いを大切にしたいので、実際に本屋さんに出向くのがこだわり。まずは何を買うとか決めないで、1~2時間くらい店内をぶらぶらして選びます。週に1回は行くんですけど、結局毎回3冊くらいは買っちゃいますね。

 

小説やビジネス書などを購入するうえで共通して言えることは、シンプルで簡単そうなものを選ぶこと。特にビジネス書などに関しては、いきなり難しいものに手を出して、そのジャンルを嫌いになってしまったら勿体ないので、「初心者向け」と書いてあったり、文字が大きかったり、見栄を張らずに簡単な方から選ぶようにしています。

 

もし楽しかったら、どんどん難しいものにレベルアップしていったり、反対に興味わかないものとかは1冊でやめちゃうことも。簡単なものから読むというのは、読書を続ける上でとってもオススメです!

 

ーお気に入りの本屋さんってある?

 

特にここというのはないのですが、小さな本屋さんが好き。ビルに入っている大きな本屋さんとかに行くと、巡り切れなくて疲れちゃうので。

 

あと最近は古本屋にも行くようになりました!昔は新品にこだわっていたんですけど、最近読みたいと思っている本が絶版していて本屋に置いていないんですよ。だか
ら古本屋で探すしかなくて、巡るようになりました。

 

ーそんな本好きな三隅さんのこの夏読みたい一冊は?

 

さっき言っていた絶版されてしまった本なんですけど、『「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た日』(講談社/著:馬場康夫)です。東京ディズニーランドを今の千葉県に招致させたまでの経緯が書かれているらしいんですけど、今はそれが無性に読みたいです。古本屋で探しながら半年間片思いしているので、この夏は必ず見つけたいです。

 

ー積読(=入手した書籍を読むことなく自宅で積んだままにしている状態)はどんな感じ?次に順番待ちされている作品も教えて。

 

絶賛積読してて、机の横に20冊くらい積まれてます(笑)。4月にミュージカルに出演していたのですが、その1か月の期間読書をできていなくてどんどん溜まってしまいました。その中でも次読もうと思っているのは、英語で書かれた海外の小説と、寝る前にできる英単語教材みたいなやつ。英語をできるようになりたいとずっと思っていて、リスニングはしているんですけど、文字を目で追うということをしていないので、やってみようかなと思っています!読み終えるまでの道のりは大変そうですけど、、、(笑)

 

ーこれまで本から影響を受けて始めたことって何かある?

 

めちゃくちゃありますよ。ありすぎて何にしようかなって思うんですけど、1番はビジネス書や啓発本を読んだ後にノートを付けるようになったことかな。きっかけは、メンタリストのDaiGoさん著書の『知識を操る超読書術』(かんき出版)や、『学び効率が最大化するインプット大全』(サンクチュアリ出版/著:樺沢紫苑)という本を読んだこと。

 

せっかく読んだ本の内容を自分のものにするための基礎が詰まっている本なんです。それを読んだ上で自分に合ってるなと思った方法が、一目見て重要なポイントがわかるノートを付けることでした。ルールは絶対1ページでまとめること。それこそ本の中で「1冊から学ぶことは3つまででいい」と言っている部分があって、自分の知らないことの中でも特に興味を持てることをピックアップして簡潔にまとめるというのを意識しています。

 

ビジネス書はだからこそ読むのにすごい時間がかかる。1回目に気になったことを全部書き出して、そのあともう1回読んでどれが必要か取捨選択、最後にノートに清書をします(笑)。

 

 

ー本当に知れば知るほど勉強熱心!そんな三隅さんが読んで良かったと思った自分にとっての良書を教えてください。

 

今回は2冊紹介したいと思います!1冊目は個人のブログでも紹介をしたのですが『星の王子さま』(新潮文庫/著:サン=テグジュペリ)。これは間違いないですね。中学生の頃1度読んでいるんですけど、その時は何を伝えていたのか分からなかったのですが、この間ふと久しぶりに読んでみようかなと手に取ったんです。そして読んだらまぁ涙が止まらなくて(笑)。この年になってはじめて、この本の良さが分かりました。

 

いろんな方が言っていますけど、この本って人それぞれその時の状況や境遇で受け取り方が違うと思って、自分なりの解釈ですけど、大切なものって最初から大切じゃなくて、いろいろと好きなことをやっていくうちにそれがいつしか大切になっていくから、まずはいろいろ試してみようよ、というメッセージが詰まっていると思うんです。なんで中学生の頃分かんなかったんだろうって思いますが、これからも大切にしたい1冊です。

 

2冊目は『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社/著:ブレイディみかこ)。いろんな方がオススメしていると思うんですけど、異文化や性差別、移民問題などをテーマに、多様性について書かれたエッセイです。ブレイディみかこさんとその息子さん自身の経験に基づいて書かれていて、知らないことや様々な問題が詰まっていました。

 

知らない単語も多くて都度調べながら読んだのですが、これを読んで、今置かれている環境のありがたみだったりとか、知らないことがいかに怖いことなのかを気づいて、より社会保障や福祉に興味を持つようになりました。より一層、もっと勉強していきたいなって思うきっかけになった本ですね!

 

 

ー普段読書をされない方におすすめな本や読書方法はある??

 

本の選び方でも言いましたが、とにかく簡単なものを選んで読むことがオススメ。行間も空いていて、文字が大きくて、ページ数の少ない本!読みやすいものから始めるのがいいと思います。

 

ぼくの好きな作家さんでもあるのですが、重松清さんの本はおすすめです。多分生まれてはじめて読んだ小説というのが重松さんの短編集だったのですが、主人公が学生だったり、日常にあることを題材としていたり、親近感の持ちやすいストーリーが多いんです。あと言葉や言い回しもストレートで分かりやすいのも良くて。本屋さんに行ったら必ず重松さんのコーナーは覗いてしまうほど好きですね。読書に馴染みがない方にも、短編作品が多い作家さんなのでオススメです。

 

ー最後に、読書の魅力とは??

 

学ぶことが多いですよね。最近何かで見たんですけど、近年の学習調査みたいなもので、 「社会人の1日の平均勉強時間が約6分、勉強する人の1日の平均勉強時間は約160分」だったそうです。1分も勉強をしない大多数の人を、少人数の勉強している人が補っている、という調査結果だったのですが。

 

日本って学生時代はちゃんと勉強する環境が与えられているけど、社会人になるとそこがゴールかのように勉強しなくなっちゃって、良くも悪くも惰性でいけちゃう国なので、自分は勉強する側でいたいなと思ったんです。なので、勉強するためのツールとしても役に立ちますし、小説などは歌とかお芝居をやらせてもらっている中で表現を得るためのツールにもなる。

よくかさばるんだから電子書籍にしたらとオススメされることもあるんですけど、紙の本にこだわる理由には、直接書き込めたり、どこまで読んだか一目瞭然なことがあると思う。あとは恥ずかしいんですけど、本棚に並べて、その前で何を読もうかなって選んでる、そのドキドキわくわくの時間が好きなことも理由にあるのかもしれません(笑)。

 

文章を書くことは好きなんですけど、本を書きたいとまでは今は思っていなくて。でも本当に書きたいものができたら、いつか書き出したりするんじゃないかなって思ったりもします。

 

 

【抽選】読者限定プレゼント!!

 

読者限定サイン入りプレゼントを毎回用意!

今回は三隅一輝さんの「サイン入りチェキ」を抽選で2名様にプレゼント。

 

【応募期間】

2021年6月15日23:59まで

【応募方法】

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当選者には応募締め切り後、ナゴヤドット公式Twitterよりダイレクトメッセージにて、プレゼント送付情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。

※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます

 

キャンペーン規約

・発送は日本国内に限らせていただきます

・抽選状況へのお問い合わせについてはご対応致しかねますのであらかじめご了承ください

・第三者への転売、オークションへの出品は固くお断りいたします

・商品の不具合、破損に関する責任は一切負いかねます

個人情報取扱について

・読者の皆さまからお預かりする個人情報は、当企画のプレゼントの発送にのみ利用いたします。同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。

 

オフショットムービーを公開!

オフショットムービーはナゴヤドットInstagramアカウント(@nagoya_dot)をチェック!

 

【更新】毎月1日 12:00更新!

次回は7月1日(土)12:00公開、松岡拳紀介さんの登場です!今後もお楽しみに!

 


 

BMK(Big  Monster Kite)プロフィール

「BOYS AND MEN 研究生」として2014年より活動していたメンバー5名が、新グループ名【BMK(ビーエムケー)】に生まれ変わり、2021年1月13日メジャーデビュー!研究生時代には「第60回日本レコード大賞企画賞」を受賞。名古屋市文化振興事業団・愛知芸術文化協会・藤田麻衣子によるコラボ企画、文化でナゴヤを応援「きみのあした♪プロジェクト」の応援大使として活動中!

 

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