2023.04.18
『曼陀羅寺公園』は、愛知県江南市にある藤の名所。藤が咲く4月下旬から5月上旬にかけては、県内外から多くの観光客が訪れ、香りや色の違う11種類の藤の景色を楽しめます。
この記事では、そんな『曼陀羅寺公園』の観光の見どころや園内の様子をご紹介。色とりどりの藤の世界を堪能してみてはいかが?
『曼陀羅寺公園』は、愛知県江南市にある公園で、名古屋から車で約30分の場所にあります。後醍醐天皇の勅願で建立された『曼陀羅寺』の隣にある藤の名所として知られています。
藤の見ごろを迎える4月下旬から5月上旬にかけては、広さ4,700㎡、最長75mの藤棚で早咲きから遅咲きまで11種類の藤が花開き、紫・紅・白と色とりどりのグラデーションが楽しめます。
九尺藤や六尺藤をはじめ、珍しい品種も。春のそよ風が垂れた花房を優しく揺らせば、公園内に上品で甘い香りが漂います。その芳香や優雅な佇まいは、思わず時間を忘れて見惚れるほど。まるで極楽浄土にいるような、心が癒される景色が広がりますよ。
藤を鑑賞した後は「曼陀羅寺」へのお参りも忘れずに。お土産には名物「まんだらもち」がオススメです。
見頃の期間中は、県内外から多くの人が訪れます。そのため、藤棚をゆっくり鑑賞したいならぜひ早朝に訪れてみて。藤棚の間から朝日が差し込む様子は絶景です!
園内には同じ時期に見頃を迎えるぼたんの姿もみられ、藤との共演も楽しめます。約200株のぼたんが赤や白、ピンクなど鮮やかに花を咲かせる様子は、まさに絶景。
藤の柔らかな色合いとの組み合わせもばっちりで、多彩な色が混ざり合う様子が満喫できますよ。
4月下旬〜5月上旬の開花中は「こうなん藤まつり」が開催されます。まつり期間中は、地域の学生による演奏会や、「すいとぴあ武将隊」のイベント、新婦が花嫁姿をまとい参詣する「嫁見まつり」などの行事も行われ、様々な楽しみ方ができます。
18時30分〜21時にはライトアップも!夜空に柔らかに浮かぶ妖艶な藤の一面を感じることができます。幻想的な紫の世界は、まるで別世界にいるかのよう。咲き誇る藤の下で楽しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
※Cheek4月号特集からの抜粋です。
※2023年2月22日発売号の取材日時点の情報です。最新情報はおでかけ前にご確認ください。
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曼陀羅寺公園
2023.04.18