【愛知県民必見】Netflixで独占配信!常滑が舞台の映画《泣き猫》今だから見たい理由

稲垣朱乃

稲垣朱乃

2020.07.01

編集部イチオシ映画『泣きたい私は猫をかぶる』Netflixにて全世界独占配信中!

 

 

『ペンギン・ハイウェイ』(2018)で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭 今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞した新進気鋭のアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る最新長編アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』(略称『泣き猫』)はご覧になりましたか?

 

この作品、新型コロナウイルス感染症の状況に鑑み公開日延期となっていたのが、有料動画配信サービスNetflixにて全世界独占配信が決定。現在絶賛配信中です。

 

そして注目は、物語の舞台が、愛知県知多半島の常滑市であるということ。やきもの散歩道や、登り窯など、地元民ならどこが舞台となっているのか一目でわかるシーンがあちらこちらに。ストーリーもさることながら、愛知県民は尚更感情移入してしまうこと間違いなし。観終わった後は、聖地巡りへすぐにでも行ける。地元民必見の作品です。

 

まずはSTORYをチェック

【ストーリー】

私はあなたの力になりたい。好きって言われたい―

笹木美代(ささき・みよ)は、いつも明るく陽気な中学二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。しかし本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった…。それは、猫の姿になって大好きな日之出に会いにいくこと。実はムゲは、ある夏祭りの夜お面屋にいた猫の店主から、「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。普段はクールに振舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。≪人間≫のときには距離を取られてしまうが、≪猫≫のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、≪人間≫を捨て≪猫≫として生きるよう迫られる…。このままずっと、あなたのそばにいたい。でも、≪私≫に戻ることができなくなる――。自分が誰に支えられているのか。大切なものに気がつくとき、二人の世界が変わり始める。

 


 

”猫に姿を変える”というファンタジー要素を含みながらも、家族や友人などの人間関係や、夢、そして恋愛など人には言えない内に秘めた悩みに葛藤する日々を描く今作は、どこか身近に感じられて、誰の心にも深くささる作品であると思います。

 

また、終盤では主人公らの成長に感化され、自分にとって本当に大切な人は誰なのか、周囲を見渡して、改めて人との出会いや存在への感謝を実感―。コロナ渦も収束を迎えつつある現在ですが、大切な人と会う時間が制限されていた今だからこそ、人との出会いや関わりに感謝したい。そんな現在の心情にぴったりな作品です。

 

最後にキャスト・監督らのコメントを公開

■志田未来 (ムゲ・笹木美代/猫・太郎役)

この度、劇場公開からNetflix独占で配信されることが決定致しました。様々な作品が公開延期を決めている中、今作を楽しみに待ってくださっている皆様に無事にお届けできることが決まり、安心と嬉しさでいっぱいです。外に出ることも難しく制限が多い生活の中、楽しい気持ちになれることの一つがエンターテインメントだと思います。そして、映画は観てくださる方がいて、本当の完成だと思っています。お届けする形は変わってしまいましたが、一人でも多くの方に観ていただきたいです。
最後に、今作は人の温かさや相手を想う気持ちがたくさん詰まった作品なので、皆様の心に少しでも癒しをお届けできたら嬉しいです。

 

■花江夏樹(日之出賢人役)

この度、『泣きたい私は猫をかぶる』が劇場公開ではなくNetflixでの配信となりました。映画館で観られないのは残念ですが、家の中にいる事が多い今の状況の中、配信という形で皆様にお届け出来るのはいい事なのではないかと思います。『泣き猫』は人と人の想いの大切さ、気持ちを伝えたり、一歩前に踏み出す勇気を感じる作品です。大切な人を思い浮かべながら、幅広い世代の方に観て頂きたいそんな素敵な作品です。
配信をお楽しみに!

 

■佐藤順一監督

『泣きたい私は猫をかぶる』は、タイトルにもあるようにお面をつけて猫に変身したり、猫だけが住んでいる猫島なんていうファンタジー要素もありますが、実はとても身近で日常の中に普通にある感情を描く物語です。
主人公のムゲ、クラスメイトや家族、さらには猫島の猫たちなど、映画の中のキャラクターと出会う事で、自然と自分や周りの人の事をふと考え、親しいはずの人の知らない部分や本当の心に想いをはせる…そんな体験をしていただける映画になっているはずです。素敵な音楽やヨルシカさんの素晴らしい歌とともに、作品にこめた大切なものは配信でも届ける事ができると信じています。是非この機会に何度でもご覧頂ければうれしいです。

 

■柴山智隆監督

現在、多くの映画関係者の皆様が新型コロナウイルスによる影響を受けていることと思います。延期を決めたものの今も公開の目処が立っていない作品、撮影がストップしている実写の撮影現場も少なからずあるそうです。予定通りの公開が難しいと知らされたとき、この映画を必要としてくださる方々へ何としても届けたい、と思いを強くしました。
Netflixで配信させていただけることに感謝をしております。世界中の方々と同時に公開の瞬間を迎えられることが今は楽しみです。そして『泣き猫』がみなさんの日々の暮らしの一助になれたなら光栄です。一人でも多くの方にこの映画が届くことを願うばかりです。

 


 

佐藤監督がおっしゃっていたように、会員登録をしてしまえば、期間中何度でも繰り返し見ることができたり、好きなシーンだけを見返したり、いつでもどこでも自分の都合のよい時間で見れてしまうことが動画配信サービスのよいところ。ぜひこの機会にステキなアニメーション映画体験を味わってみてはいかがでしょうか。

 

 

Netflix アニメ映画

『泣きたい私は猫をかぶる』

【出演】

志田未来 花江夏樹 小木博明 山寺宏一

【監督】

佐藤順一・柴山智隆

【脚本】

岡田麿里

【主題歌】

「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサルJ)

【企画】

ツインエンジン

【制作】

スタジオコロリド

【製作】

「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

 

【公式サイト】

https://nakineko-movie.com/

【Twitter】

@nakineko_movie

【Instagram】

@nakineko_movie

 

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2020.07.01

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