【突撃取材】EXILE TETSUYA、小森隼 EXPG高等学院の今後と学生時代の思い出

稲垣朱乃

稲垣朱乃

2021.06.16

2021年6月11日(金)、EXILE TETSUYAさんが学長を務める「EXPG 高等学院」名古屋校にて、4月に入学したばかりの新入生約130名(東京校・名古屋校・大阪校・福岡校)に向けてリモート特別講義が開催されました。名古屋を拠点に行われたのは、はじめての試みとなります。

 

講師を務めたのは、学長であるEXILE TETSUYAさんと、三重県出身でありEXPG STUDIO卒業生でもある、GENERATIONS from EXILE TRIBEの小森隼さん。自身の経験を踏まえながら、キャラクターや個性の見つけ方、そして夢の見つけ方・叶え方について講義を行いました。

 

今回ナゴヤドットでは、リモート特別講義後にTETSUYAさん、小森さんに個別インタビューを実施!講義の感想や、自身の学生時代の思い出について語っていただきました。特別講義の様子とともに下記に記載しておりますので、ぜひチェックしてくださいね。

 

名古屋で初開催!「夢の叶え方」について考えるリモート特別講義

「EXPG 高等学院」は、昨年の2020年4月、東京・大阪・愛知に、通信制学校法人「学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校」と提携し、ダンスを学びながら高校卒資格を取得できる新しいスタイルのスクールとして開校しました。EXILEメンバーなどLDHに所属するアーティスト等が特別講師を担当することも特徴の一つで、アーティストやダンサーはもちろん、多くの生徒に様々な道筋への機会と選択肢を与えることを目指しています。

 

講義でも語られていたのが、「自分の可能性を広げてほしい」ということ。自分が得意なことってなんだろう、詳しいことってなんだろう、人にアピールできることってなんだろう、好きで毎日やっていることってなんだろう。ダンスに関わらず、それらを考えることが自身のキャラクターを見つけるきっかけとなり、夢への可能性を広げる一つのステップだとおっしゃっていました。

 

時には生徒たちに呼びかけゲームを実施。友人が思う自身のキャラクターと、自分が思う自身のキャラクターをお互い言い合ってみると内容が異なり、周りから求められていることが自分のやりたいことと異なる場合があることを伝えました。自分がやりたいことはもちろん、“周りから求められ自分にできること”を見極めそれらを精一杯頑張ることが夢の実現に繋がるとまとめました。

 

講義を踏まえ生徒たちは、クラスでの役割分担である委員決めを実施。小森さんは「好きな子がいるっていう理由で委員会を選んだっていいんだよ」と言い、生徒たちの笑顔を誘うなど、楽しい講義の時間を過ごされました。

 

TETSUYAさん、小森さんに個別インタビューを実施!

今回ナゴヤドットでは、リモート特別講義後に、TETSUYAさん、小森さんにインタビューを実施。講義の感想や、自身の高校時代について語っていただきました。

 

“世界に唯一の学校を作りたい、というのが根底にある“

 

リモート特別講義を終えて、率直に感想をお聞かせください!

 

(TETSUYA)

楽しい時間でしたね。昨年からのコロナの影響で、オンラインというものに対して、“オンラインにしなければいけない”というネガティブな印象を持っていましたが、リモート特別講義を通して“全校一斉に繋がれる”というすごくポジティブな状況を作ることができました。またそれをTRIBE(EXILE TRIBE)のメンバーと一緒に共有することができたのがとても嬉しかったですね。

 

(小森)

まさか自分がこんな風に生徒のみなさんに対して話をする日が来るとは思っていなかったので、いや~ドキドキしましたね。僕もまだまだ夢の実現途中ではあるんですけど、自分自身、学生の頃からダンスをやっていて、それが今の職業に繋がっているという経験があるので、その経験やこれまでダンスを通じて感じたことを言葉にして伝えることで、今日受講してくれた方たちが何かを踏み出すきっかけになればいいなと、思いを込めながら楽しく話すことができました。

 

普通の学校と異なり、こうして実際のアーティストの皆さんの声を、オンラインではありますがリアルタイムで聞けるというのは、とても魅力的な学校ですよね。

 

(TETSUYA)

いや~~そう言ってもらえると、すごく嬉しいです。

 

(小森)

うちの学長はすべてを背負ってやってますからね。

 

高等学院開校という新しい試みで、学長という責任も担っているので、プレッシャーや苦労されることも多いですか??

 

(TETSUYA)

僕一人で背負っているというより、もともと「EXPG STUDIO」というダンススクールがあり、そこのスタッフさんたちと役割分担や話し合いをしながら運営ができているので負担ではありません。僕としては、今までやったことがないこの試みを、特別講義などを通してTRIBEのメンバーと一緒に出来ていることが、いいチャレンジだなと思っています。もちろん緊張することや失敗ももちろんありますが、トライアンドエラーを繰り返しながらどんどんいい学校にしていきたいなと思います。〝世界に唯一の学校を作りたい″というのが根底にあり、実際に今世界で探してもこんな学校はないと思うので、それがこの学校の強みだと思っています。

 

小森さんとしては、この学校の中でどのような役割を担っていきたいと思いますか?

 

(小森)

僕自身は「EXPG高等学院」自体に直接的な関わりは現状ないのですが、「EXPG STUDIO」出身の身としては、ここの生徒たちのことを心なしか自分の後輩のように感じていて、そこへの愛というのが間違いなくあります。今回はコロナ禍ということもありオンライン授業という形でしたが、今後世の中が前向きに進んでいったときには直接生徒たちに会いに行きたいですね。僕がアーティスト活動で届けられる時間とはまた違う時間を共有できる場でもあるので、イベントだったり行事だったりダンスレッスンだったり、単発的にでも生徒たちと同じ時間を共有していきたいです。高校の3年間ってものすごく特別な時間だと思うので、将来その生徒が卒業したときに、「そういえば高校時代、小森隼とこんなことやったな~」って思い出を作ってもらいたい。その最前線に立っていけたらなと思いますね。

 

“ダンスと出会って、自分の人生がすごい変わった“

 

今日制服を着て生徒のみなさんが真剣に授業を受けている様子を見て、高校時代を懐かしく感じたのですが、お二人の高校時代の印象深い思い出ってありますか?

 

(小森)

(笑)・・・学長は、、、あれですよね?(笑)

 

(TETSUYA)

なになに?

 

(小森)

いろいろな経験を積まれているから(笑)、どうでした?学生時代。

 

(TETSUYA)

高校は、ほぼ男子校だったんですよ。共学でしたが工業高校だったので男ばかりで、男くさかった思い出ですね(笑)。でもそれがEXILEとも通じてて。そんな高校時代を過ごしていたから、EXILEの男くささが肌に合ったっていうのはあったかもしれないですね。でもまさかその当時は自分がダンスをやるなんて思っていなかったな。大工さんになると思っていて、それが途中でダンスと出会って、EXILEと出会って、EXILEになって…。ほんとダンスと出会って、自分の人生がすごい変わり方をしていきました。そんな経験を通して今の自分があるということを惜しみなくEXPG高等学院の生徒たちに伝えていきたいですね。…でもいざ生徒たちと接してみると、今の時代の高校生から得られることってめちゃくちゃいっぱいあって。SNSの使い方とか、トレンドとかね。どんどん吸収するようにしています。

 

(小森)

僕は通信制の高校に通っていたので、あまり高校生らしい思い出はないんですけど、それでもその3年間を思い返すと、数は少ないけど学校に行って授業を受けたことだったり、卒業式に全員が集まってこんな子いたんだと新鮮な気持ちになったり、何年経ってもいまだに覚えていて、こんなにも色濃く残っているものなんだなと思います。なので今通っている方たちにも、きっと今は何も感じないとは思うんですけど、卒業して何十年経ってから、この時がとても尊いものになると思うので、すごく大事にしてほしいなと思います。

 

最後に、もし自分が高校時代に戻れるとしたら、「あれしておけばよかったな」「こんなこと大切にしておけばよかったな」と思うことはありますか?今の学生のみなさんへの参考にもなると思うので教えてください!

 

(TETSUYA)

僕は~今の自分最高なんで、それを作った過去ではあるので、意外にないですね!あ、でも強いて言うなら、英語をやっとけばよかったな。他の国の言葉を一個でも習得しておけばよかったなっていうのはある。それ以外はないかな!

 

(小森)

おお~めちゃめちゃかっこいい!僕高校生活後悔ばかりだったんで、、、(笑) その3年間もし自分が戻れるのであれば、もっと友達を大切にすればよかった!

 

(TETSUYA)

大切にしてなかったの?(笑)

 

(小森)

僕はダンスをしてたので、高校のことにフォーカスを全然当てていなくて。ダンスで出会った友達や仲間とばかり一緒にいて、そっちだけを大事にしていたんです。同級生の中に、サッカーでプロになった人とか、楽器の演奏で全国を回っている方がいたり、この年になって、あの人こんなことしてたんだって知ったことがたくさんあって、ちゃんとコミュニケーションをとって交友関係を広げておけばもっと広い世界が見えたのになって思うんです。この学校の生徒たちは、特に自分の夢ややりたいことが明確にある方が多いとは思うんですけど、そこだけじゃない視野を持って、たくさんいろんな人としゃべることを大切にしてほしいなって思います。

 


 

▼EXILE TETSUYA(EXILE /EXILE THE SECOND)プロフィール

1981年2月18日生まれ、神奈川県出身。2007年J Soul Brothersのメンバーに抜てきされ、2009年3月1日 EXILEにパフォーマーとして加入。2011年 に「EXILEパフォーマンス研究所(EPI QUALITY)」を立ち上げる。2012年からは、EXILE THE SECONDとしても活動を開始した。2016年 自身がプロデュースする「AMAZING COFFEE」1号店が中目黒にオープン。2017年1月からは、LDH kitchenの取締役を務め、2018年3月に早稲田大学大学院 スポーツ学科研究科の修士課程を卒業。2019年に日経BP社より自身初の書籍「三つ編みライフ 〜夢を叶えた31の言葉〜」を発売。2020年4月 開校の「EXPG高等学院」で学長に就任。2020年6月 アーティスト初となる中学校のダンス映像教材「中学校の現代的なリズムのダンス授業 〜ダンスレクチャームービー〜」を製作し、文部科学省選定を受けた。

【EXILE 公式サイト】https://m.ex-m.jp/

【Instagram】@exile_tetsuya_epi

【Twitter】@epi_tetsuya

 

▼小森隼プロフィール

1995年生まれ、三重県出身。2012年GENERATIONS from EXILE TRIBEパフォーマーとしてメジャーデビュー。2019年には「HIGH&LOW THE WORST」にて映画初出演を果たし、2020年にはBOOK  ACT「芸人交換日記」で朗読劇に初挑戦。グループの中でもMC力に長けており、2020年4月からはTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」でパーソナリティーを担当。日本テレビ「ヒルナンデス」のレギュラーも務め、アーティストや俳優活動、ラジオパーソナリティーとマルチに活動を行なっている。

【EXILE TRIBE公式サイト】https://m.tribe-m.jp/

【Instagram】@hayatokomori_official

【Twitter】@hayato_official

 

EXPG高等学院 名古屋校

【住所】愛知県名古屋市東桜1-9-26

【電話】052-684-7785

【EXPG高等学院 HP】https://expg-hs.com/

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2021.06.16

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