Mireiはあの日、
この言葉に救われた!
-第13話-
11月13日から3日間、AMミュージカル『リリィ』に出演させていただいた。
稽古期間から本番まで、本当に時間が過ぎるのが早かった。
ロスになるよ、といろんな人に言われるけど、きっとそうだろうなと思う。
河原絵里愛、エリア常務という役も、この作品も、座組のみなさまも、本当に全てが大好きで幸せな時間だった。

楽しいことはあっという間に過ぎる。もう11月。
SAKURA GRADUATIONとしての活動も、来年はラストイヤーになる。
「楽しいこと知ったあとのヒマは死ぬほど辛い。もしコイツが死んだらどうしよう。こんな気持ちなるんやったら知らんままのほうがよかったんちゃうかって思う。そういうことや」
——来世は他人がいい8巻151ページ。

私物
蓮二の、霧島へのセリフ。
“お前生きてて死ぬほど怖いと思ったことなさそうやしな”という語り口から始まる蓮二の話は、今の私にぴったりだ。

私は知ったことを後悔したくない。
ヒマになってそれが死ぬほど辛くても、もう一度、またそういう楽しいことを味わいたい。
ミュージカルも、アイドルも、そこで出会った人たちも、私の世界を広げてくれた。私の宝物たち。
小さい頃のおもちゃと同じで、タイムリーに使わなくなってしまっても、私の中に残る、大切な思い出をこれからもたくさん集めたい。
生きているから、これから先もきっと、たくさんの人に出会う。違う世界や環境を知る。いろんな感情がいっぱいになると思う。
でもそれを全部抱きしめて、最後まで走り切りたいと思う。
知らなかったままの自分より、今の私のほうがずっと幸せだから。
\次回は11月30日(日)21時アップ/
隔週の日曜21時更新です、お楽しみに!
●過去の記事もCHECK
⇒vol.12アオアシ編

みれい Mirei
・2000年8月20日生まれ
・福岡出身/名古屋在住のAB型
6人組ガールズグループ「SAKURA GRADUATION」のリーダー。
頼れるアート系女子で少年漫画と美容、ファッションやカメラ、デザインなどが趣味。
特に本、文章、活字が大好き、書くことも大好き!
学生時代には作文で賞を獲ったり学校代表に選ばれたり、公募の詩集雑誌での掲載経験なども。
好きな作家は太宰治、西加奈子、最果タヒなど。現在はnoteで文章を書いて発信。
また情報発信も大好きで、インスタのストーリーで美容や本の感想なども。
⇒note
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●INFORMATION
11月23日(日)・24日(月/祝)に栄エリア一帯で開催される「なごやエンタメ祭り」に両日出演します!
●WHAT’S SAKURA GRADUATION?
それは「アイドルをやめる」決意から生まれた、覚悟の6人。
2023年。前代未聞のオーディション「私、今日でアイドルやめます」から誕生した、6人組ダンスボーカルガールズグループ。
“選ばれる” のではなく、“自ら残る” ことを選んだ彼女たちは、自分の言葉で、未来を切り開くことを決意した。
グループ名には、ふたつの想いが込められている。
ひとつは、SAKURA= 桜。
日本を象徴する、美しくも儚い花。咲き誇り、そして散ってゆくその短い命が、 見る者の心を打つように──私たちもまた、限られた時間の中で全力で咲き、世界にその美しさを刻む。
もうひとつは、GRADUATION=卒業という決意。
あらかじめ “終わり” が決まっているからこそ、今を全力で駆け抜ける。 3年間という限られた活動期間の中で、ひとりひとりが成長し、輝き、そして旅立っていく。
2024年にはデビューシングル「シゲキテキ VIVID!!」で鮮烈なデビュー。
2ndシングル「CANDY TOWER」ではオリコンデイリーランキング4位を記録。
ライブパフォーマンス、楽曲、そしてファンとの近い距離感──そのすべてが、“今” という時代に新しい風を吹き込んでいる。
アニメ、コスプレ、J-POP、そしてアイドル文化──日本が世界に誇るポップカルチャーの旗を掲げ、世界へ挑む。
この一瞬にすべてを懸けて、今日もステージに立つ。
その一歩一歩が、世界中に日本のカルチャーの魅力を届けていく── 覚悟を持ったアイドル。
9月19日(金)には両A面4thシングル「ちゅちゅる革命⭐/セイシュンノカケラ」をリリース。
「ちゅちゅる革命⭐」は栄に8月29日(金)オープンした『世界アイドル共和国』のテーマソングで、SAKURA GRADUATIONは同施設のメインアンバサダーも務める。
「セイシュンノカケラ」は名古屋モード学園との衣装コラボレーションでも話題の楽曲。

⇒HP
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