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2023年も残すところあと1ヶ月を切りました。みなさん年末の準備は進んでいますか?
新年の幕開けとともに行いたいことと言ったら「初詣」ですよね。この記事では、みなさんの良き年の幕開けにふさわしい、おすすめの初詣スポットをご紹介します。全8スポットはすべて名古屋市内のもの。気軽に参拝して、開運を祈願しましょう!
名古屋市内にありながら、緑豊かな木々が生い茂り、神秘的で厳かな空気が漂う『熱田神宮』。1900年以上もの歴史があります。
『伊勢神宮』に祀られる「八咫鏡(やたのかがみ)」、皇居の「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」とともに三種の神器の一つに数えられる「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」を御神体とする天照大御神をご祭神とする、全国的にみても格式高い神社です。
約6万坪の境内外には本宮をはじめ別宮や摂社・末社が祀られ、すべてをあわせると45社が鎮座しています。神話や伝説が語り継がれる見どころが多数あるので、ボランティアガイドに案内してもらうのもオススメですよ!
熱田神宮の1月は、元日の午前5時に祝詞が奏上される「歳旦祭」からはじまり、1月3日午前7時には「元始祭」、1月7日午後2時には「世様神事(よだめししんじ)」と、祭事が満載。
特に1月5日 午前0時の「初えびす」では、商売繁盛・家内安全・漁業豊漁を祈願する参拝者が多く訪れ、境内に熱気が満ち溢れます!
熱田神宮
正式名称は「北野山真福寺寳生院」。大須を象徴することから「大須観音」と呼ばれ、古くから親しまれています。日本における三大観音霊場の一つで、寺内にある「真福寺文庫」では古事記の最古写本など貴重な書物が約15,000冊以上管理されています。
元旦午前0時より「除夜の鐘」と「元朝護摩」が執り行われます。鐘付き券は1枚1000円で販売しているので、ぜひ体験してみて。
三が日、随時執り行われる「新春開運初護摩祈祷会」では、護摩を焚き、家内安全・身体健康・厄除祈願などを行います。毎年50万人を超える人々が集うという、大須観音の初詣。その熱気を体験してみてはいかが。
大須観音(野山真福寺寳生院)
「若宮大通」の由来となった『若宮八幡社』。名古屋城築城の際、徳川家康の命により現社地に移され、以来名古屋の総鎮守として信仰されています。
ぜひ手に入れたいのが、恋愛成就をはじめ、仕事や子宝などあらゆるご縁を結んでくれるというお守り「幸せの糸巻き」。5色の糸が巻かれたカラフルなお守りで幸せを手繰り寄せよう。
2024年の干支は「辰」。境内にある『龍神社』をぜひ参拝してみて。また、チェーンソーアート世界チャンピオンの太田貴之氏による干支「辰」の展示や、元旦0時には「福餅」の配布、辰年の特別御朱印などの授与も用意されています!
元旦午前10時30分~16時、2日は9時30分~16時、毎時30分毎に「元旦御祈祷」がおこなわれます。拝殿左手の社務所で申し込みを。また5日10時~は「初えびす」で賑わいます。
若宮八幡社
笠寺観音の名で親しまれる、天平5年(733年)創建の寺院。尾張四観音のひとつとして数えられます。正式名を「笠覆寺」といい、笠寺の地名の由来にもなっているそう。縁結びはもちろん、厄除や開運、健康祈願、心願成就など様々なご利益があるとされています。
大晦日の深夜11時45分より「除夜の鐘」が鳴り響きます。1人1回300円で、愛知県指定文化財登録、尾張三名鐘の一つでもある鐘を突くこともできます。
1月1日から1月3日は新年の初参り。より良い一年を祈る人々でにぎわいます。厄よけなどのご祈祷も行われます。また、1月5日は「初えびす」の日。財福成就、商売繁昌を祈願して、二福神(えびす大黒)のお札を求める人々が集います。
笠寺観音(笠覆寺)
延喜11年創建の天王社が焼失、再建される際に『那古野神社』と改称されました。桜の名所としても知られていますが、注目したいのは「公孫樹」。空襲により焼失するも、数年で芽吹き、立派な樹に成長したことから、延命長寿のご利益があるといわれています。
那古野神社
中村区のシンボル、全長約24.5mもある大鳥居をくぐり、商店が立ち並ぶ参道を北へ10分ほど歩くとたどり着くのが、豊臣秀吉を祀る『豊國神社』。
こちらは明治18年(1885年)に、当時の愛知県知事や区内の有志により創建。中村区が秀吉の生誕地として知られることから、聖地として親しまれています。
農民から天下人へと昇りつめ、日本一の出世を果たしたことに由来して、出世・開運のご利益を求め全国から多くの参拝者が訪れます。
豊國神社
日本で唯一、どこの宗派にも属さない、全仏教徒のためのお寺『覚王山日泰寺』。1904年(明治37年)に建立された歴史あるお寺です。
毎月21日に開かれる弘法大使の縁日では、境内に多くの店が集結。買い物や食べ歩きをもとめる老若男女が訪れ、終日に渡って賑わいをみせます。参道にも素敵なお店が連なっているので、合わせて散策を楽しんで。
高野山真言宗の別格本山。江戸期の開山より、尾張徳川家の祈願所として人々と深い縁を結んできた『八事山 興正寺』。都会の中にありながらも、四季折々の表情を見せる庭園「善門園」をはじめ、境内は自然でいっぱい。国の重要文化財に指定される「五重塔」など見どころもたくさんあります。
毎月21日には境内に様々なお店が集う「興正寺マルシェ」が開催!大仏に見守られながら、食べ歩きや買い物を楽しめます。
八事山 興正寺