2023.09.01
名古屋から車で約1時間-岐阜県関市は、週末にぴったりのおでかけスポット。
古くから刃物のまちとして知られ、ミュージアム巡りが楽しめるほか、「モネの池」との呼び名もある『名もなき池』をはじめ、自然豊かなスポットが数多くあります。
今回は、関市を訪れたら絶対に食べたい名物グルメをご紹介します。
鎌倉時代から続く、関の刃物文化。名刀をつくり続けてきた刀鍛冶たちのパワーの源として重宝されていたのが「うなぎ」だといいます。
現在、市内で“関うな丼”がいただける店舗は30以上。いくつもある人気店の中から3店舗をピックアップ!
幕末(1860年頃)より続く『うなぎの名代 辻屋』。
コクのある秘伝のタレを使い、外はパリパリ、中はふわりと仕上げたうなぎは、細部にまでこだわりが光ります。
有名グルメサイトのうなぎ百名店や「ミシュランガイド岐阜」にも名を連ねる『辻屋』。創業当時の面影を残す情緒あふれる店内で、名店の味を堪能してみて。
名代うなぎの 辻屋
有名グルメサイトのうなぎ百名店、「ミシュランガイド岐阜」にも選定される人気店『しげ吉』。
うなぎを丸1匹~1匹半使うメニューもあり、満足感大。しっかりスタミナをつけたい時には打ってつけのお店です。
行列必至のため、早めに訪れて名前を記帳して順番待ちを。
うなぎ しげ吉
関市内一の伝統を誇る老舗店『角丸(かくまる)』。
秘伝のタレと炭火焼きの伝統を受け継ぎ、外はパリっと、中ふんわりの食感が絶妙です。リーズナブルな価格設定を守り続けているのも魅力。
角丸
清清流長良川が横断する関市では、国の重要無形民俗文化財にも指定される「小瀬鵜飼」や、鮎の生態を活かした「ヤナ漁」も有名で、シーズン中はそれを目当てに訪れる人も。
この時期に訪れるなら、鮎料理は必食!!
小瀬鵜飼乗船場からすぐのところにあり、代々にわたって鵜匠を務め、鮎を知り尽くす岩佐家による食事処です。
厳選された良質な天然鮎を熟練の職人が調理。特に、素材の旨みが活きた塩焼きは絶品です。
鵜匠の家 岩佐
板取川河畔、ヤナ漁で獲れた新鮮な鮎をその場でいただけるのが魅力の『板取川洞戸観光ヤナ』。
オススメは、塩焼き・煮つけ・フライ・刺身などさまざまな味わいが楽しめるコースメニュー。夏季にはヤナ場にあがることができ、水遊びや釣り堀スポットとしてもにぎわいます。
板取川洞戸観光ヤナ
自分へのおみやげに、大切な人への贈り物に、関ならではのスイーツはいかが。
編集部おすすめの2品をご紹介します。
昭和9年創業の『和菓子処 関市虎屋』で、小瀬鵜飼開催時期のみ販売される「小瀬の若鮎」は、かわいらしい見た目もあって、おみやげに最適。
はちみつをたっぷり使った生地で求肥をくるんだ、控えめな甘さが体にうれしいお菓子です。
小瀬鵜飼のシーズンオフには、北海道産小豆の風味がたまらない「円空さん」をおみやげに。
和菓子処 関市虎屋
「美濃地方からイノベーティブな洋菓子を」という意味が込められた店名のとおり、洋菓子に和の要素を取り入れたお菓子を提供する『MINOV(ミノーヴ』。
低温殺菌の関牛乳と地元の有精卵を使用した「関ぷりん」は、上層は昔ながらのしっとり触感、下層はとろ~りとした食感で、1瓶で2層の魅力が楽しめます。
MINOV
一般社団法人 関市観光協会 認定 観光ガイドブック「関ぐるり旅」配布中!
関市内の産業と観光の発展を目的とした観光案内所『せきてらす』。
包丁・ハサミ・ナイフ・爪切り・キッチン用品など2000点以上を展示販売する『岐阜関刃物会館』などが集積した複合施設です。
せきてらす
2023.09.01