愛知県西尾市、知多半島の先端に位置する〈一色港〉から高速船に乗って約20分。小さな離島・佐久島は、その80%以上を里山が占め、豊かな自然と昔懐かしい集落のあるノスタルジックな風景が広がります。
島のいたるところで「おひるねハウス」や「カモメの駐車場」などフォトジェニックなアート作品に出合えることから、“アートの島”としても知られていますよね。
そんな佐久島で毎年、春と秋に開催されているイベント『39(saku)の市』をご存知ですか?
島の漁師たちが獲った新鮮魚介のグルメや、島内の人気カフェによる出店、作家作品の販売、子どもたちも楽しめる各種体験などが一度に楽しめる、島のマルシェです。
10月27日(日)に行われたイベントレポートから、気になる次回2020年春開催の情報まで、詳しくお伝えします!
『39の市』コンセプトは、「人と自然の仲良し文化祭」。
決して大きなマルシェではないけれど、地元の人たちや佐久島を気に入って移り住んだ人たち、島を愛する島外の人たちが一団となって作り上げています。
まずは何といっても、“島グルメ”。
三河湾の中央に浮かぶ佐久島ならではの新鮮な魚介、採れたての島野菜を使ったメニューが楽しめます。
早速、何やら気になるものを見つけましたよ…!
三河湾の特産、大アサリです!ガーリックバター蒸しなんて…美味しいに決まっています!
1つ1つが幅5cm前後と、本当に大きく、プリップリの弾力で食べ応え抜群。大アサリのダシ×ガーリックバターの旨味たっぷりなスープまで、飲み干してしまいました!
続いて、常に行列ができていていたこちら。
昔から島でたくさん作られていた、さつまいも。潮風を浴びることで甘く育つと言われているのだとか。
島の新たな特産として開発中の佐久島産さつまいも「サクのいも」を薄くスライスして揚げた「サクサクいもチップス」は、『39の市』を訪れたら絶対に食べたい名物メニューです。
島内で人気のカフェによる出店もありますよ!
島の中部にある人気の一軒家カフェ〈オレガレ(OLEGALE)〉は、しらす梅おにぎりと、手作りシフォンケーキを携えて出店!
どら焼きが人気の島の西部にあるカフェ〈もんぺまるけ〉も出店していました。
瓶詰めの「しその実ふりかけ」を買って帰りました!ふりかけとしてごはんや冷奴にかけても良し、チャーハンに加えて炒めるのも良し!素材の新鮮さと手作りの味がそのまま瓶に封じ込められ、自宅でもその風味を存分に味わうことができました。
近郊エリアでカフェ営業やイベント販売を行う、島外のお店も多数出店。バラエティ豊富です!
会場内のベンチでお祭り気分を味わいながらいただくのはもちろん、海岸沿いで海を眺めながらいただくのも◎。
マルシェといえばやっぱりお買い物。気になったお店をいくつか紹介していきます!
どのお店も手作りの温もりあふれる、可愛らしい品々が揃っていました。
『39の市』ではさまざまなワークショップも展開。
この日も子どもたちが夢中になって体験していました!
次回日程は、2020年3月15日(日)。
10:00〜15:00、入場無料で開催されます。
会場は佐久島西港広場。2019年秋開催とは会場が異なるのでご注意ください。
詳しい情報は今後も発信されていく予定なので、下記公式サイトからチェックしてみて下さいね!
【アクセス】
(電車の場合)
名鉄西尾駅からバスで「佐久島行き船乗り場」まで約30分→定期船で西港まで約20分
(車の場合)
「一色さかな広場」に無料駐車場完備→定期船で西港まで約20分
島内には自転車レンタルもあります。
『39の市』と島内散策を一緒に楽しんでみては。
イベント情報
39の市