2022.11.28
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緑豊かな自然に囲まれた街のオアシス『ナゴヤ セントラルガーデン』。敷地内には日常を彩るこだわりのSHOPが集結し、季節の移ろいと共に、様々な感動体験と出会うことができます。
数々の有名店・人気店の中でも本場のイタリアンをカジュアルに食べられるお店として、幅広いお客様に愛され続けている『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ ナゴヤ』。
日本イタリア料理協会名誉会長の落合務氏がオーナーシェフで1997年創業の『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』の直営店。名古屋店も15周年を迎え、今もなお続く“ラ・ベットラ“の魅力について、落合務シェフにお話を伺いました。
落合務「『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』は26年目に入りましたが、お店のコンセプトは変わらず「美味しいイタリア料理をリーズナブルに食べていただく」ことです。イタリアでは“食べること”をすごく大切にしていて、レストランは「美味しい料理を食べて笑顔になれる」「明日から頑張れる力をもらえる」ところなんです。僕はそういった文化を、名古屋店でも楽しんでほしいと思っています。店名のラ・ベットラは食堂、もしくは居酒屋という意味。それくらい気軽に訪れてほしいです」
落合務「現地の味わいと共にパスタだけでなく、いろいろな料理の美味しさを知ってもらいたいという想いから、メニューはコースのみ。前菜からパスタ、メインまで食べないと帰しませんよっていう(笑)。その代わりにチョイスは自由です。それぞれ10種類ほどあるメニューからお好きな料理が選べるプリフィクススタイルで、名古屋店は4,180円。食べたいメニューを選ぶ楽しさと、イタリア料理の魅力を体感してもらえると嬉しいです」
落合務「メニューは季節の素材を取り入れながら、僕らの培った調理法で最上級の料理に仕上げています。お客様には“美味しかった”という記憶を毎回更新してもらいたい。よく、「ラ・ベットラは変わらないね」と言っていただくんですが、同じことをずっと続けていくということは、日々進歩を続けるということ。今でも「どうやったら昨日よりも美味しい料理が作れるか」を考えながら調理場に立っています。すべては僕らの向こう側にいる、お客様の笑顔のために。そういった志や姿勢は、名古屋店料理長の辻本達哉シェフも同じだと思います。彼は僕の中にあるイタリア料理を、常に横に立ち自分のものにしてきましたから。絶対的な信頼を持って名古屋店をまかせていますので、辻本料理長が工夫と個性を駆使し、名古屋のお客様に提供する料理を楽しんでほしいですね」
『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ ナゴヤ』の料理長を務める辻本達哉さん。
専門学校卒業後、落合務シェフが独立前に勤めていた赤坂のイタリア料理店『グラナータ』に入社。『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』銀座本店OPEN時から落合シェフと一緒に店を支え続け、副料理長に。その後イタリアで修業中に熱烈なオファーを受け、帰国後に名古屋店の料理長に就任されました。
辻本達哉「落合シェフと出会ったのは銀座本店OPENの前ですから、27年くらいのつきあいになります。本店にいたころは朝から晩まで一緒に仕事をして、休みの日はレシピ本などの撮影に同行、料理はもちろん人との付き合い方などいろいろなことを教えてもらいました。今も週に何度か電話とメールのやり取りをしていて、仕事の師匠というよりは親父のように相談をさせていただいています」
辻本達哉「落合シェフに一番言われてきたことは、“明るく元気よく料理を作ること”。その気持ちがホールにも伝わり、扉を開けた瞬間にお客様にも伝わるからと。調理に関しては一から基盤をしっかりと受け継いできましたが、料理にも時代性があります。“今どういうものが求められているか”に常にアンテナを張って、変化することも必要だと言われています」
辻本達哉「食材はその土地ならではのもの、その時の一番良いものを見極め、季節や気候・温度によって塩加減や焼き色加減などを変え、一番美味しくなる方法で調理しています。少しでも昨日より美味しい料理を作る、それをモットーに毎日努力を重ね技術を磨いています」
辻本達哉「15周年を迎え、「店を長く続けることはとても大切なことだぞ」と落合シェフに言ってもらいました。最初はデートで来ていたお客様が、ご夫婦になって親御さんを連れてきてくれたり、長く続けているからこそ見ることができる景色がありますからね。若い世代の方々は、まずはレストランの入門としてプリフィクスコースを。誕生日や食事会などではおまかせコースを。メッセージ入りデザートプレートなどもご用意しておりますので、様々なシーンでご来店ください。これからもお客様の人生に寄り添うようなお店として、ずっと続けていけたらと思います」
受け継がれた本場イタリア料理の真髄と心づくしのホスピタリティで、帰るときに誰もが「また来たい!」と笑顔に。価値のあるひとときを提供してくれる『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ ナゴヤ』。
大切なアニバーサリーなどで訪れて、“ラ・ベットラ”の魅力を心行くまで堪能してみてください。
ラ・ベットラ・ダ・オチアイ ナゴヤ
2022.11.28