2022.07.19
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常滑焼の生産地で有名な愛知県常滑市は、古い町並みやカフェ、うつわ屋さんなど見どころがたくさんあるノスタルジックな町。散策の楽しいエリアです。
今回は、そんなやきものの町・常滑市でぜひ訪れたい雑貨屋やうつわ屋を厳選してご紹介。風情ある町並みでショッピングを楽しみましょう。
若手・熟練問わず、実力ある常滑作家の作品を厳選し展示している『SPACE とこなべ』。常滑焼の歴史や進化が存分に感じられる、素朴でシンプルな作品がずらりと並びます。
なかでもおすすめなのが、日本一の生産量を誇る常滑焼の急須。使いやすくて日常使いができるものから、唯一無二の貴重な作品まで、幅広くそろっています。毎日のおいしいお茶を入れるためのものだからこそ、見た目や質、使い勝手にこだわったものばかりです。
また、昭和30年頃に建てられた旧町工場を使用した店内には、当時使われていた機械がそのまま残っています。常滑の歴史を感じながら、手作りのぬくもりあふれる器の世界に浸ってみてくださいね。
SPACE とこなべ
『TOKONAME STORE』は、常滑焼の窯元『山源陶苑』が手がけるショップ&体験工房。器を見て触れて購入できるストアや、陶芸体験のワークショップ、オリジナルの茶器「TOKONAME TEA FAMILY」のカップでオリジナルブレンドコーヒーを味わえるコーヒースタンドなど、さまざまな体験が楽しめます。
丸みを帯びたコロンとしたシルエットと、柔らかなパステルカラーが特長の「TOKONAME TEA FAMILY」。
常滑焼の魅力をさまざまな角度から満喫できる空間です。普段使いできるスタイリッシュでおしゃれな器がそろっているので、ぜひ自身の暮らしに寄り添う器探しを楽しんでみて。
TOKONAME STORE
『morrina』は、昔ながらの旧土管工場を利用した、常滑焼と暮らしを彩る道具のお店。伝統を感じる器から新感覚の器まで、まるで展覧会のような気分で作品を眺められます。
伝統の技法で作られたもの、釉薬を使った新しいもの。さまざまな技法で作られた作品がそろい、自身の好みに合う器選びを楽しめます。インテリアや料理を引き立ててくれる、シンプルで質感のいい、暮らしに溶け込む作品ばかり。
morrina
『antico』は、歴史ある木造建築の建物が印象的なセレクトショップ。店内には、アメリカの個性豊かなアンティーク雑貨や、文明に頼らず自然とともに自給自足で暮らす団体「アーミッシュ」の貴重な古着や小物など、眺めているだけでも楽しいアイテムが勢ぞろい!店主の“好き“がたくさん詰まったセレクトショップです。
フランスや国内より集めた生地で作られるオリジナルの洋服もあり、唯一無二のラインアップが魅力。一点物も多く、いつ何度来ても飽きることはありません。
宝探しをするような気分で、自分好みのアイテムを見つけてみてくださいね。
antico
『えんける道具店』は、「やきもの散歩道」にある古い長屋の一角にたたずむ、生活道具や器、雑貨が並ぶお店。現代の暮らしにもアクセントとなる昔ならがの古き良き道具が多く、職人さんの想いがこもった、こだわりの商品ばかりです。
多治見の職人さんが作る昔ながらの陶器製の甕(かめ)。現代の暮らしにマッチする色使いにも注目。加藤さんのつくる甕1,540円~
たとえば、常滑焼の急須やかめ、湯たんぽ、三河産の七輪など。実際に手に取ってみれば、作り手の想いが伝わってきそう!一つひとつをじっくりと眺めて、古き良き道具の魅力を感じてみて。
えんける道具店
瀬戸焼や越前焼などと並んで日本六古窯のひとつである「常滑焼」。そんな歴史ある常滑焼の魅力を体感できるのが名鉄常滑駅近くにある『やきもの散歩道』です。レンガ造りの煙突や窯、黒塀の工場、陶器の廃材を利用した坂道など、素晴らしい景観であふれています。
ほかにも、高さ3.8m、幅6.3mもの大きさを誇る常滑市のシンボル“とこにゃん”の像や、無数の焼酎瓶が敷き詰められた「デンデン坂」、焼き物の鮮やかなモニュメントなど、フォトスポットが満載!カフェやベーカリー、雑貨店も多く、散策の休憩がてら立ち寄るのにぴったりです。
出発点である『陶磁器会館』でパンフレットをゲットして、ノスタルジックな路地散策を楽しみましょう!
やきもの散歩道
2022.07.19