【現地レポ】日本最大級の商業リゾート「VISON」第2期開業!薬草湯と森に触れる体験

稲垣朱乃

稲垣朱乃

2021.06.15

(2021年6月10日更新)

 

三重県・菰野町の新しい商業リゾート施設として注目が集まる『VISON[ヴィソン]』が、2021年4月29日(木)ついに開業! 6月5日(土)には「本草エリア」「木育エリア」の2つのエリアがオープンする、第二期開業を迎えました。その詳細をしっかり取材してきましたので、ぜひチェックしてくださいね。

 

※緊急事態宣言期間中は周辺地域の方中心に営業をされています

 

4月29日(木)を皮切りに、3段階に分けて順次オープン!

第3期オープン予定の宿泊エリアが建設真っ最中の模様。

 

敷地面積はなんと東京ドーム24個分(約119ha)。四季を感じるホテルを中心に、日本最大級の産直市場、多気町にゆかりのある薬草にちなんだ薬草湯、飲食店舗、木と森の体験型施設、オーガニック農園など、全68店舗が出店します。

 

3段階に分けて順次オープンをする中、現在第2期まで開業を迎えました。残すところ7月のグランドオープン。注目スポットが満載なのでとても楽しみですね。

 

▼第1期(4月29日)オープン施設

・1つ星シェフ手島竜司氏監修 産直市場

・パティシエ辻口博啓氏監修 スウィーツ ヴィレッジ

・猿田彦珈琲のカフェ

※辻口さんの「辻」の字は1点しんにょう

 

▼第2期(6月5日)オープン施設

・温浴施設など「本草エリア」

・木と森の体験施設など「木育エリア」

 

▼第3期(7月20日)オープン施設

・宿泊施設

・レストランが集う食のエリア

・オーガニック農園

・アトリエ ヴィソン

 

第2期オープンエリアの現地レポートをチェック!

オープン直前に開催されたメディア向けの内覧会にお邪魔しました。第2期オープンエリアの詳細をお届けします。

 

【本草エリア】

●本草湯

まず訪れたのは、三重大学とロート製薬の共同研究により実現したという「本草エリア」。そのメインの建物となるのが温浴施設「本草湯」です。「本草七十二候」(四季折々の気候を表す“七十二候”を、多気エリアの行事や食べ物をもとにオリジナルで再構築したもの)に基づき、72種類の季節の薬草湯のレシピを開発。5日ごとに湯の種類が変わっていき、1年で72種類の薬草湯を楽しむことができるといいます。

 

実際に浴場に足を踏み入れると、薬草のとてもいい香りが。〈定番の湯〉〈季節の湯〉〈ミネラルの湯〉の3種の湯船があります。『VISON』のほぼ頂上に位置する建物なので、露天風呂のロケーションも抜群です。男湯・女湯は日により入れ替わるそうです。

 

72本の竹があしらわれた休憩所も素敵な空間です。

 

そもそも「本草学」というのは中国の伝統的な学問で、江戸時代、多気出身の医師・本草学者である野呂元丈が発展に寄与したと言われ、多気エリアにとてもゆかりのある学問だそうです。

 

バスグッズからお菓子などお土産もたくさん並んでいました。

 

植物をはじめ自然物の力を使って心身を癒し、健康を保つための手段として活用され、現在では生薬とも言われています。そんな教えを、現代の人々に寄り添うよう再考し、新しい健康の形として提案しているのがこのエリア。「薬草湯」はその研究の第一弾に過ぎず、三重大学とロート製薬は、今後も医薬品やスキンケア化粧品など、季節の薬草の様々な活用法を提案していくそうです。

 


 

●Wellness Salon by TEUZUSIKI

「本草湯」と同建物内にある、スペイン マヨルカ島発 ビューティアーティスト・鈴木サリーさんプロデュースのサロン「Wellness Salon by TEUZUSIKI」。

 

“Wellness”というのは、心身ともに輝くように生き生きしている状態のこと。花・葉・根など植物のすべてを使用し、身体はもちろん、感情の浄化までサポートしてくれるメニューが展開しているそう。

 

気軽なフットマッサージから、奥には全身の施術を受けることができる個室を完備。とてもいい香りが広がっていて、まさにリラクゼーションの空間でした。温浴の後に立ち寄れば心身ともにリフレッシュできること間違いなしです。

 


 

●ミネラルミスト浴 「Le Furo TŌJI VISON」

 

東京 西麻布、鎌倉で話題のミネラルミスト浴「Le Furo(ルフロ)」。クラフト温泉®を用いた「Le Furo TŌJI VISON」をオープンしました。

 

クラフト温泉®とは、「Le Furo」開発、各地の天然温泉を原料に職人の手により誕生した〝掘らない温泉″です。クラフト温泉®を使用したミネラルミスト浴は『VISON』が国内初展開となります!

 

楽しみ方はいたって簡単。専用の館内着に着替えて、雲化した高濃度クラフト温泉®が充満した室内に入ります。岩盤浴のように薬石に10分ほど横たわり、それをクールダウンを挟みながら3~4セット繰り返します。

 

室内は自律神経が最もリラックスする温度と言われる40度に保たれ、薬石による遠赤外線やラジウムの力で身体を芯から温め、想像を超えた発汗効果を体感できるそう!

 

このミネラルミスト浴、同社の特許技術により実現していて、通常の液体温泉に比べ、温泉成分の吸収率が約40%も高いのだそう!代謝アップ、疲労回復、免疫力アップ、ダイエット、美肌効果と、いいこと尽くし!

 

館内着を着たまま利用できるので、家族やカップルで利用するのも良さそうですね。国内初のクラフト温泉®を使用したミネラルミスト浴をぜひ体験してみて。

 

【予約】

0598-39-3900(要予約)

【料金】

TŌJI SPA (2時間)4,400円

※タオル・館内着・ミネラル入りウォーター付

【営業時間】

9:00~21:00

 


 

●笠庵 賛否両論

「賛否両論のすだち蕎麦」

 

同建物内には、アクアイグニスの温浴施設と同様、日本一予約が取れない日本料理店のオーナー・笠原将弘氏が手掛ける「笠庵 賛否両論」がオープンしました。日本料理の導入門的立ち位置で、気軽に足を踏み入れることができて、本格的な料理をいただけるのが嬉しい。

 

「伊勢真鯛の鯛茶漬け」

アクアイグニスでも1日700食を売り上げたこともあるという大人気メニュー「伊勢真鯛の鯛茶漬け」1,600円はじめ、「賛否両論のすだち蕎麦」1,400円など手軽な食事メニューから。

 

コース料理の一例

料理6品、食事、デザート好きなだけ付く「おまかせコース」6,900円や、料理7品、食事、デザート好きなだけ付く「特選コース」9,500円など、ディナーにはしっかり食事が楽しめるコース料理も展開。

 

特におすすめなのがランチで提供される、季節の八寸盛り、魚と肉から選べるメイン、食事、デザートが付く「笠庵おまかせ御膳」3,500円。6月末までの期間限定、オープンを記念して通常1種類のデザートが、最大3種類いただけるサービスを実施しているそう!この機会にぜひ訪れたいですね!

 

刺身に添えられる“かわり醤油”や、焼き物と合わせていただく“かわりおろし”など、笠原さんの想いを引き継ぐ細部まで遊び心を忘れない料理は、ここでしか味わえないものばかりです。今後は素晴らしい景観も合わせて楽しめるよう、テラス席も活用していく予定とのこと。

 

【営業時間】

11:30~15:00 17:30~22:00

(7月20日(火)第三期オープン後は7:00~21:30)

【予約】

電話にて受付(0598-67-4755)

 


 

●本草研究所RINNE

【本草エリア】最後に紹介するのは、「本草湯」から少し道を下った場所にある「本草研究所RINNE」です。国産のオーガニックハーブを使用した和草茶を展開し、併設カフェでその味わいをいただいたり、ショッピング、ワークショップも開催予定とのこと。

 

こちらを営むのは、愛知県津島市を拠点に、無添加食品・有機農畜産物・天然生活雑貨の開発・販売をしている「りんねしゃ」さん。店内には和草茶のほかにも、生活雑貨や石鹸、コスメ、食品など、健康的な暮らしにまつわる「りんねしゃ」お馴染みの様々なアイテムも並んでいます。

 

ハーバリストや農業経験者、食に精通したスタッフが揃っているので、悩みやニーズに合わせて様々な商品を提案してくれるはず。

 

【木育エリア】

●体験・体感型施設「kiond」

続いて訪れたのは、第2期オープンのもう一つのエリア【木育エリア】です。メインの建物となるのが、木や森をテーマとした体験・体感型施設「kiond(キオンド)」です。

 

プレミアムワークショップ「どうぶつ木彫りブローチ作り」(講師:はしもとみお)

 

こちらが目指しているのは、本物の木や森を五感で感じることで、自然について楽しく学ぶきっかけを創出すること。木工家や林業家、アーティストなど様々なスペシャリストを招き、日常ではなかなか触れる機会のない様々な体験プログラムを開催しているのが魅力です。

 

▼ワークショップメニュー

(レギュラーワークショップ一例)

・木のトイカメラをつくろう

・ウッドターニング こだわりの万年筆作り

・森の色えんぴつ

(プレミアムワークショップ一例)

・木のスプーン作り

・杉でつくるスツール

・どうぶつ木彫りブローチづくり

・チェーンソーでフクロウ彫刻

・焚火&プランクBBQ

※プレミアムワークショップは不定期開催となります

※料金や所要時間は内容により異なります

 

レギュラーワークショップ「木のトイカメラをつくろう」などちょっとした休憩で立ち寄って気軽に体験することも可能。

 

チェーンソーを使った彫刻や、木板に載せて焼くBBQなど普段できない体験も。

 

組み立てやペイントなど初心者や子どもでも参加できる簡単な工作から、上級者向けの内容まで様々。木工機械で豪快に木を削って食器を作ったり、本格的なインテリアを作ったり、好みの体験に挑戦してみよう。

 

ワークショップのほかにも、建物に入ってすぐ目の前に広がるのが〈ライブラリーカフェ〉。壁一面の本棚は、SPBS(⁼SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS)プロデュースし、木や森、アウトドアなど自然にまつわる専門書 約1,500冊が選書されています。

 

『VISON』にある「猿田彦珈琲」の豆を使った、kiondオリジナルブレンドコーヒーをはじめ、お好みのドリンク片手に読書を楽しめます。

 

また、小さな子ども連れのファミリーに最適、自然をテーマとした絵本が並んでいる部屋〈多目的ルーム〉もありました。

 

 

建物と一体となった迫力満点のジャングルジム「モッキンガム」が目を引くプレイグラウンド〈キノパーク〉は遊びたい盛りの子どもが大喜び!国産杉や尾鷲ヒノキなど木材をふんだんに使用した、木の温かみを感じる遊び場です。

 

周りには木で作られた珍しいおもちゃもたくさんあり、大人でも興味がそそられました。

 

【予約】

0598ー67ー6084(予約専用)

【営業時間】

10:00~20:00

※6月20日までは~18:00

【キノパーク料金】

子ども 最初の30分 600円

(10分延長につき100円、フリーパス1,100円)

保護者 1名 600円

※150㎝以下の小学生以下のお子さま限定

※18歳以上の保護者同伴が必要

※0歳のお子さまはご兄妹がいる場合無料で入場可

公式サイトはこちら

 

まさに大人から子供、赤ちゃんまで、どの世代も木や森と触れ合えることができる体験施設。筆者もプライベートで訪れて、ワークショップを体験したいと思います!

 

第一期オープンエリアの現地レポートをチェック!

4月27日に開催されたメディア向けの内覧会にお邪魔しました。その模様を一挙お届けいたします。

 

●産直市場「マルシェ•ヴィソン」

こちらミシュランガイドパリで一つ星を獲得されたシェフ・手島竜司さん監修。地域の生産者が出店する「軽トラマルシェ」や、松阪牛生産者によるまるでブティックかのような精肉店、伊勢志摩の旬の魚介や、鳥羽市相差の海女さんによる現代版海女小屋といった、地元らしさ全開、これまでにない大型の産直市場です。

 

三重県の林業を支えるためにと、木材をふんだんに使用した、立派な屋根が迫力ある建築デザインが特徴です。式年遷宮をモデルに20年に一度のサイクルで木を張り替えながら、この空間を保っていくそう。

 

足を踏み入れると、伊賀米にこだわる「てこね寿司」などのお弁当から、ジュースや乳製品。まるで本場フランスのマルシェのような雰囲気で新鮮なお野菜が並んでいたり。三重県内を中心とした周辺地域で作られた、高品質で美味しい農産物や加工品のお買い物が楽しめます。

 

三重県内の農水畜産物を取り扱う様々な事業者が毎日入れ替わるイベント会場「軽トラマルシェ」エリア。生産者との交流を楽しみながら、この地ならではの産品と出会えます。

 

魅力的な出店店舗もたくさんありました!いくつかピックアップしてご紹介!

 

まずは東海エリア、いまや全国的にも有名な『覚王山フルーツ大福 弁才天』を発見!こちらの店舗では「松」「竹」「梅」という、季節に合わせた3種のセット販売をされるのだそう。ほぼフルーツ!と言ってもいいほど、甘さ控えめの白餡と求肥がフルーツの美味しさを引き立てます。

 

伊勢志摩発祥のたい焼き専門店『WARASHIBE たいやきわらしべ』。可愛い丸い形が特徴で、絵柄は4種類あるのだとか。三重県産小麦「あやひかり」100%の生地は、外はパリっと中はもっちり。素朴でおやつにぴったりです。ドリンクとのセット販売もあります。

 

バーベキューが楽しめるお店『rue de Terrasse』。機材の貸出は1500円!産直市場内で販売されている野菜や魚介、お肉を使うので、手ぶらで簡単に楽しめるのが魅力!開放的なロケーションで気軽にアウトドアを体験できるので、ファミリーなどにとても人気が出そう!!

 

続いて足を運んだのは活魚エリアです。店内の活魚水槽で泳ぐ活きのいい魚介を購入できたり、オリジナルの料理が楽しめる『鈴木水産』、その隣には現役の海女さんがおもてなしをしてくれる『海女小屋 なか川』があります。

 

『鈴木水産』さんで手島シェフ監修メニューをいただきました。水槽で泳ぐあじを注文が入ってから調理する「南伊勢 贅沢あじフライ」680円と「南伊勢 ひおうぎ貝レモンバターソース」2個600円です。シェフ監修のソースが海の幸をオシャレに彩り、上品な料理となっていました!

 

さらに奥へ足を進めると、三重県で唯一、底引き網漁を行う「甚昇丸」が営む『第十八甚昇丸』。ここでは約130m~450mに住むキンメダイやノドグロなど深海魚を中心に、産地でしかお目にかかれないさまざまな鮮魚を販売しています。海沿いの市場さながらの雰囲気!

 

その隣には、ナゴヤドットでは南紀ロケでもお世話になりました、和歌山・那智勝浦町の明治30年創業鮪仲卸の「ヤマサ𦚰口水産」が営む『𦚰口の鮪』が。直送直売だから叶うお値打ちなまぐろの販売から、解体ショーなど体験も兼ね備えた新しいまぐろ専門店です。

 

こちらでも手島シェフとのコラボメニュー「元祖那智そば」が。フレンチシェフが、勝浦漁港のまぐろで作る一品をぜひ味わってみて。


 

●スウィーツ ヴィレッジ

スイーツを監修するのは『アクアイグニス』と同様、世界的にも活躍されているパティシエ辻口博啓さん。完熟そのままを最良の状態でお届けできるようにと、カカオ園と苺ハウスも併設予定。今回はベーカリー『Mariage de Farine』を中心にご紹介!

 

三重県産小麦「ニシノカオリ」や、『コケコッコー共和国』の平飼い鶏の有精卵、『角谷文治郎商店』の「本格仕込み三州三河みりん」、大正13年創業『伊勢製餡所』のあんこ、大正8年創業『山村乳業』の牛乳など。

 

清潔感に溢れた真っ白な空間には、この店舗のために新たに厳選されたこだわりの食材のうま味を引き出したパンがずらりと並びます。特に「三州三河みりん」を使った商品がオススメだそう。

 

小麦を引くところから店内で行う作り立ての味わいを、お持ち帰りやイートインで楽しめます。

 

「三河みりん入り ももスムージー」500円~、「三河みりん入り ミルクソフト」350円~にも注目!言われると確かにみりんの風味を感じるのですが、それが味わいに深み、奥行きをプラスしていて、とても美味しかったです。ぜひ体感してみて。

 

隣のパティスリー『Confiture H』でも、お買い物とイートインができます。一面ガラス張りの窓から光が差し込む明るい空間で、辻口パティシエが織りなす美しいケーキや焼き菓子を味わって。


 

●猿田彦珈琲 伊勢国 多気店

最後に紹介するのが、スペシャルティコーヒー専門店『猿田彦珈琲 伊勢国 多気店』です。三重県伊勢市の『猿田彦神社』に祀られるみちひらきの神様・猿田彦大神から名付けられたという、三重県とも縁の深いこちらのお店は東京・恵比寿創業。独立店舗としては東海エリア初出店で、全国的に見ても最大規模の店舗となります。

 

国産ヒノキ材をふんだんに使用した素敵な店舗のデザインは、陶芸家・造形作家である内田鋼一さんによるもの。とても広くて、テラス席を含めると全130席。ゆっくりカフェタイムを楽しめます。

 

いただいたのは、「ミクソロジーラテ(ほうじ茶+コーヒー)」tall 640円のホットと、「赤ぶどう風味の生キャラメルラテ」tall 600円のアイス。エスプレッソやドリップコーヒーをはじめ、ここならではのアレンジドリンクが豊富で、どのメニューにしようか迷ってしまう!

 

パッケージがとても可愛いのも嬉しい!店内では豆やドリップパック、オリジナルのマグカップなども販売していて、お土産にも喜ばれること間違いなしです。

 

オリジナルブレンドコーヒー「伊勢国ブレンド」や、イートインメニュー「三重県産 旬のみかんとハーブのフレンチトースト」といった、伊勢国 多気店限定メニューもあります!自家製ジェラートや焼き菓子も人気!

 

今後は、コーヒー教室やイベントも随時開催予定。体験型要素を含んだ店舗となるそうなので、今後の動きにもぜひご注目を。

 

詳細は公式SNSをチェック

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『VISON』とは

『VISON』は、2013年よりスタートした「三重故郷創生プロジェクト」による商業リゾート施設です。大型商業の開発・運営は「イオンタウン」、本薬学を活用した健康施設は「ロート製薬」、食・リゾート分野は「アクアイグニス」、金融スキームは「ファーストブラザーズ」といった4社の強みと、三重県・多気町・地元大学の産学官連携で事業に取り組んでいます。

 

テーマは「すべては、いのちを喜ばせるために。」。地方が抱える“地域経済の活性化”という課題を解決しながら、「SDGs」や「スーパーシティ特区の提案」※などの取り組みも積極的に行っているのが特徴です。

 

具体的には、自動運転バス周遊サービスや、自動ごみ収集ロボットの導入、キャッシュレスサービスなどに加え、林業を支えるための木造建築物の建設や、Uターンや移住増加の促進、食品ロスゼロ、バイオガス発電所を計画し自立型電力を目指す等、書ききれないほどの取り組みが!!

 

最先端のテクノロジーを体験できながら、新業態や日本初上陸、東海地方初出店の店舗を含む全68もの店舗が出店する、これまでにない日本最大級の商業リゾート施設に注目が集まっています!

 

※スーパーシティ特区とは

内閣府が進めている国家戦略特区施策で、地域の「困った」を最先端のJ-Tech(=日本が世界に誇る技術力)を活用して、地域・事業者・国が一体となって解決する取り組み。『VISON』は開発可能な土地にスマートシティを創る新規開発型(グリーンフィールド)の構想となります。

 


 

これまでにない大型商業リゾート施設『VISON』は、名古屋からわずか約1時間半。紀勢自動車道「勢和多気IC」より1分というアクセスの良さです。

 

場所は三重県・多気町。名古屋の方からしたら馴染みのないエリアと思われるかもしれませんが、松阪市と伊勢市の間、三重県のほぼ真ん中に位置し、周辺の観光と合わせても楽しむのがオススメ。

 

第三期以降の現地レポートも掲載予定ですのでぜひお楽しみに。

 

※緊急事態宣言期間中は周辺地域の方中心に営業をされています

VISON

住所
三重県多気郡多気町ヴィソン672ー1
公式サイト
https://vison.jp/
営業時間
9:00〜20:00(店舗により異なる)
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稲垣朱乃

稲垣朱乃

2021.06.15

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