Mireiはあの日、
この言葉に救われた!
-第12話-
ブレずに自分を信じるのは難しい。
私たちアイドルで言えば、オーディション結果、フォロワー数、動員数、ライブハウスやイベント場所のキャパ、特典会列の長さ、視聴率……。
人気や知名度など、価値基準が目に見えて分かると、「今どう見られているんだろう」「これでいいのかな」と、他人の目が気になることがたくさんある。

努力の成果を測る基準が数字だととても分かりやすいけれど、伸び悩んでいる瞬間に心が折れそうになることもあると思う。
どれだけ頑張っても、結果が伴わないと意味がないんじゃないか。
評価されなければ、存在する価値がないんじゃないか。
需要や評価が先に来ると、最初は楽しい!という気持ちだけでやれていたことが、結果を求めて焦ったりして、上手くいかなくなってしまう。
「大人の決めた価値を受け入れた瞬間、お前の純粋な才能は失われていく。自分の価値は自分で決めろ。いいな。お前はここからだ」
——アオアシ38巻115ページ。

私物
冴島北斗が指導者として、選手サレルにかけた言葉。
この作品にはたくさんの名言があるけど、私はこの言葉が一番好きだ。
価値がない、需要がない、と判断されることがあっても、私は私を信じたい。自分を諦めたくない。
数字や結果が全てに見える世界でも、それだけでは測れない気持ちや思い出はちゃんとある。
誰に何を言われても、最初の頃の純粋でまっすぐな気持ちを、そういう原点の大切な思いを、信じ続けたい。


まだやれる。私なら大丈夫。
私の価値は私が決める。
この文章を読んでいる君もそうであってほしい。それぞれの場所で戦っているすべての人が、自分の価値を信じていけますように。
\次回は11月16日(日)21時アップ/
隔週の日曜21時更新です、お楽しみに!
●過去の記事もCHECK
⇒vol.11アオのハコ編

みれい Mirei
・2000年8月20日生まれ
・福岡出身/名古屋在住のAB型
6人組ガールズグループ「SAKURA GRADUATION」のリーダー。
頼れるアート系女子で少年漫画と美容、ファッションやカメラ、デザインなどが趣味。
特に本、文章、活字が大好き、書くことも大好き!
学生時代には作文で賞を獲ったり学校代表に選ばれたり、公募の詩集雑誌での掲載経験なども。
好きな作家は太宰治、西加奈子、最果タヒなど。現在はnoteで文章を書いて発信。
また情報発信も大好きで、インスタのストーリーで美容や本の感想なども。
⇒note
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●INFORMATION
11月23日(日)・24日(月/祝)に栄エリア一帯で開催される「なごやエンタメ祭り」に両日出演します!
●WHAT’S SAKURA GRADUATION?
それは「アイドルをやめる」決意から生まれた、覚悟の6人。
2023年。前代未聞のオーディション「私、今日でアイドルやめます」から誕生した、6人組ダンスボーカルガールズグループ。
“選ばれる” のではなく、“自ら残る” ことを選んだ彼女たちは、自分の言葉で、未来を切り開くことを決意した。
グループ名には、ふたつの想いが込められている。
ひとつは、SAKURA= 桜。
日本を象徴する、美しくも儚い花。咲き誇り、そして散ってゆくその短い命が、 見る者の心を打つように──私たちもまた、限られた時間の中で全力で咲き、世界にその美しさを刻む。
もうひとつは、GRADUATION=卒業という決意。
あらかじめ “終わり” が決まっているからこそ、今を全力で駆け抜ける。 3年間という限られた活動期間の中で、ひとりひとりが成長し、輝き、そして旅立っていく。
2024年にはデビューシングル「シゲキテキ VIVID!!」で鮮烈なデビュー。
2ndシングル「CANDY TOWER」ではオリコンデイリーランキング4位を記録。
ライブパフォーマンス、楽曲、そしてファンとの近い距離感──そのすべてが、“今” という時代に新しい風を吹き込んでいる。
アニメ、コスプレ、J-POP、そしてアイドル文化──日本が世界に誇るポップカルチャーの旗を掲げ、世界へ挑む。
この一瞬にすべてを懸けて、今日もステージに立つ。
その一歩一歩が、世界中に日本のカルチャーの魅力を届けていく── 覚悟を持ったアイドル。
9月19日(金)には両A面4thシングル「ちゅちゅる革命⭐/セイシュンノカケラ」をリリース。
「ちゅちゅる革命⭐」は栄に8月29日(金)オープンした『世界アイドル共和国』のテーマソングで、SAKURA GRADUATIONは同施設のメインアンバサダーも務める。
「セイシュンノカケラ」は名古屋モード学園との衣装コラボレーションでも話題の楽曲。

⇒HP
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