[あかね噺編]Mireiはあの日、この言葉に救われた![vol.8]

Mireiはあの日、
この言葉に救われた!
-第8話-

 

あかね噺編

 

「言葉は人に拠る 話を聞いて欲しいなら聞こうと思わせられる人でなきゃいけねぇ」

 

——あかね噺 第172席

 

週刊少年ジャンプ最新刊2025年40号、三明亭からしのモノローグ。

 

何を言うかじゃなく、誰が言うか。どんな人の言葉なのか。

 

日常を過ごしていてもよく感じることだ。

 

たとえば同じことを話しても、リーダーとして話すときと、ただの一人の女の子として話すときとでは、相手の受け取り方は変わる。

 

“リーダー”や“アイドル”のような肩書きが力を持つこともあるし、逆にそれが枷になって「本当の気持ちが届かない」と感じることもある。

 

文脈やこれまでの行動が積み重なって言葉に矛盾が生まれることもあれば、重みが増して説得力を持つこともある。

 

私がどれだけ「話したい」「伝えたい」と思っていても、目の前の相手が耳を傾けてくれるかどうかはその人の心次第だ。

 

だからこそ、「この人の話なら聞いてみよう」「信じてみよう」と思ってもらえるような存在でありたい。

 

ライブのMCや特典会もそうで、例えば「ありがとう」という感謝の言葉は、何度も伝えるからこそ記号になりやすい。

 

でも、目の前の景色や積み重ねてきた日々を抱きしめて言葉にするから、そこに厚みが生まれるんだと思う。

 

その瞬間を一緒に過ごしてくれている人、これまでの私やサクラグを見てくれている人には、毎回ちゃんと特別な意味として届いていてほしいし、やっぱり言葉は、想いと行動を伴って、人をちゃんと知ってもらってこそ、初めて活きるのだと思う。

 

まず先に、人があってこその言葉。

 

大切なのはきっと信頼と積み重ねで、『あかね噺』の前座修行中のからしのように、人としての芯を鍛えて、人を磨いた先に「この人の話を聞きたい」と思わせられるようになる。

 

 

伝えたいことが、まだまだたくさんある。

 

ステージで歌に込める想いも、日々のSNSに載せる言葉も、こうして綴る文章も全部、同じ気持ちから始まっている。

 

私たちを通じて、少しでも心に残る瞬間を届けたい。今これを読んでくれている君が幸せを感じられる、生きててよかったと思える瞬間を作りたい。

 

だからもっと人を磨いていきたい。「聞きたい」と思ってもらえる言葉を紡げるように、そしてその言葉がちゃんと生きるように。

 

今この文章を読んでいる君に、まずは感謝を届けられますように。

 

出会ってくれてありがとう。

 

 

\次回は9月21日(日)21時アップ/

隔週の日曜21時更新です、お楽しみに!

 

●過去の記事もCHECK

vol7.ワールドトリガー編

vol.6ブレス編

vol.5吾峠呼世晴短編集

vol.4ダブル

vol.3キングダム

vol.2ブルーピリオド

vol.1NARUTO

 

 

プロフィール

 

みれい Mirei

・2000年8月20日生まれ
・福岡出身/名古屋在住のAB型

 

6人組ガールズグループ「SAKURA GRADUATION」のリーダー。

 

頼れるアート系女子で少年漫画と美容、ファッションやカメラ、デザインなどが趣味。

 

特に本、文章、活字が大好き、書くことも大好き!

 

学生時代には作文で賞を獲ったり学校代表に選ばれたり、公募の詩集雑誌での掲載経験なども。

 

好きな作家は太宰治、西加奈子、最果タヒなど。現在はnoteで文章を書いて発信。

 

また情報発信も大好きで、インスタのストーリーで美容や本の感想なども。

 

note

Instagram

X

TikTok

 

●WHAT’S SAKURA GRADUATION?

 

それは「アイドルをやめる」決意から生まれた、覚悟の6人。

 

2023年。前代未聞のオーディション「私、今日でアイドルやめます」から誕生した、6人組ダンスボーカルガールズグループ。

 

“選ばれる” のではなく、“自ら残る” ことを選んだ彼女たちは、自分の言葉で、未来を切り開くことを決意した。

 

グループ名には、ふたつの想いが込められている。

 

ひとつは、SAKURA= 桜。

 

日本を象徴する、美しくも儚い花。咲き誇り、そして散ってゆくその短い命が、 見る者の心を打つように──私たちもまた、限られた時間の中で全力で咲き、世界にその美しさを刻む。

 

もうひとつは、GRADUATION=卒業という決意。

 

あらかじめ “終わり” が決まっているからこそ、今を全力で駆け抜ける。 3年間という限られた活動期間の中で、ひとりひとりが成長し、輝き、そして旅立っていく。

 

2024年にはデビューシングル「シゲキテキ VIVID!!」で鮮烈なデビュー。

 

2ndシングル「CANDY TOWER」ではオリコンデイリーランキング4位を記録。

 

ライブパフォーマンス、楽曲、そしてファンとの近い距離感──そのすべてが、“今” という時代に新しい風を吹き込んでいる。

 

アニメ、コスプレ、J-POP、そしてアイドル文化──日本が世界に誇るポップカルチャーの旗を掲げ、世界へ挑む。

 

この一瞬にすべてを懸けて、今日もステージに立つ。

 

その一歩一歩が、世界中に日本のカルチャーの魅力を届けていく── 覚悟を持ったアイドル。

 

9月19日(金)には両A面4thシングル「ちゅちゅる革命⭐/セイシュンノカケラ」をリリース。

 

「ちゅちゅる革命⭐」は栄に8月29日(金)オープンした『世界アイドル共和国』のテーマソングで、SAKURA GRADUATIONは同施設のメインアンバサダーも務める。

 

世界アイドル共和国HP

 

「セイシュンノカケラ」は名古屋モード学園との衣装コラボレーションでも話題の楽曲。

 

 

HP

X

Instagram
TikTok
YouTube

角屋昌也
NAGOYA.ライター
角屋昌也
クロスバイク通勤で心身を鍛える昭和49年生まれ。歴代3台目となる1眼レフで、自ら撮影を行うカメラオタクな面も。休日はフリーライターの妻とマルシェへ行ったり、カフェでのんびり過ごしたり。

PAGE TOP