映画『お終活』水野勝×松下由樹インタビュー「姉と弟のような空気感は、同郷だからこそ表現できた」

 

映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』で共演!名古屋出身の水野勝さん、松下由樹さん。雑誌「Cheek」に登場いただいたインタビューをアザ―カットとともにお届けします。

 

―姉と弟のような空気感は、同郷だからこそ表現できた

 

ボイメンとしての活動のみならず、俳優としての階段も着実に歩を進めいている水野勝さん。5月21日に公開される主演作『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』で共演している松下由樹さんとともに登場してくれました。水野さん演じるのは葬儀社の新入社員 菅野涼太、そして松下さんが演じるのは菅野の上司 桃井梓です。

 

水野)「テレビで見ていた憧れの松下さんが僕の上司になってくれてすごく嬉しかったですし、同じ名古屋出身ということで、一緒にうなぎを食べにいったり名古屋の話をしたり、ほかのキャストさんとの共演ももちろん嬉しかったんですけど、同郷という部分でシンパシーを感じていました。」

 

松下)「私も、勝手に親しみを持っていました。監督からは、姉と弟のような関係の上司と部下を作りたい、というお話をいただいていたのですが、同郷の身近な空気感が役にも反映できていたと思います。名古屋の『一柳葬具總本店』さんで撮影をさせていただいたのですが、名古屋の空気を吸いながら名古屋出身の主役の方とご一緒するというなかなかない経験で、良いのか悪いのか緊張がほぐれた状態で演じることができましたね。また水野さんからは名古屋弁が随所に出てくるので(笑)、それもすごい心地よかったです。」

 

 

物語は、熟年離婚寸前の夫婦が、葬儀社で勤務する菅野から紹介された終活フェアをきっかけに繰り広げる騒動をコミカルに描いたヒューマンコメディ。お2人の他にも、橋爪功、高畑淳子、剛力彩芽、西村まさ彦、石橋蓮司などそうそうたる名優たちが集結している。

 

水野)「芸能活動を始めて11年目。当時スカウトされ出向いた先が大須のパチンコ屋さんの駐車場で、これ絶対詐欺だなって思ったのが今の事務所との出会いでした(笑)。そんな下積み時代からスタートしたことを思うと、これだけ多くの豪華な方々と映画をやらせていただけるということが感慨深いですね。だからこそ絶対、僕にとってターニングポイントになるような作品にしたいという強い気持ちを持って撮影に挑みました。」

 

 

映画でも「熟年の青春=熟春(じゅくしゅん)」といった人生を楽しむ術について描かれていますが、2人のこの夏の理想の楽しみ方について語ってもらった。

 

松下)「夏に限らずですが、今このような状況で、映画の打ち上げをやって皆で労をねぎらうみたいな機会もなくなってしまっているので。できたら、キャストやスタッフが集まって、名古屋めしでも食べながら作品について語り合うことができたらなって思います。けど、今はほんとに我慢我慢ですね。」

 

水野)「そうですね〜、取材や試写の時しか皆さんとお会いしていないので、名古屋の美味しいお店とか連れていきたい! あと僕は、最近取材で行って知ったんですけど、今人気のグランピングをやってみたい!普段の休みの日はずっと家で寝ていたいっていうタイプなんですけど、好きなものを持って行ったりキャンプファイヤーをしたり、学生時代の野外学習のあの感じを、大人になってできるってすごい贅沢だなって思って。気になっています!」

 

 

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映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』

 

大原真一(橋爪功)と千賀子(高畑淳子)は、来年には結婚50年を迎える熟年夫婦。事あるごとにすれ違い、喧嘩ばかりの日々を送っている。そんな折、娘の亜矢(剛力彩芽)が葬儀社に転職したばかりの菅野(水野勝)と出会い、大原夫婦の“お終活“が始まる・・・。5月21日より、全国にて公開。

【公式サイト】https://oshu-katsu.com/

【公式Twitter】@oshukatsu_eiga

 

▼水野勝(みずのまさる)プロフィール

1990年、愛知県生まれ。BOYS AND MEN(通称ボイメン)のリーダー。テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』主題歌「ニューチャレンジャー」が7月28日にリリース。俳優としても活躍し、2021年には今作のほか『新デコトラのシュウ鷲』に出演。

 

▼松下由樹(まつしたゆき)プロフィール

1983年『アイコ十六歳』で映画デビュー。主な映画出演作は『波の数だけ抱きしめて』(’91)、『ナースのお仕事ザ・ムービー』(’02)、『大奥』(‘06)、『鏡の中の笑顔たち』(’14)など。その他多くの連続ドラマ、2時間ドラマなどで活躍している。

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