2023.04.28
名古屋市西区、古き良き雰囲気が残る「円頓寺商店街」の一角、四間道にある『喫茶ニューポピー』。古き良き昭和の純喫茶文化が根付く雰囲気と、新しいメニューの取り組みなど、新旧が融合する注目の喫茶店です。
この記事では、そんな『喫茶ニューポピー』のおすすめのメニューやお店の魅力をご紹介。何度でも訪れたくなる落ち着きのある蔵造りの空間で、自家焙煎のコーヒーや人気のトーストを味わってみては?
『喫茶ニューポピー』は名古屋駅から歩いて15分ほどの場所にある喫茶店です。お店があるのは、「円頓寺商店街」の近くの四間道というエリア。伝統的な建物が並ぶ古き良き雰囲気が残る場所にひっそりと佇んでいるので、小径にある石畳の階段を進んでお店に向かいます。
趣のある空間にゆったりとテーブルを配置。時間を忘れて過ごすことができます。
実は『喫茶ニューポピー』、昭和52年から30年以上名駅で営業を続けていた「喫茶ポピー」の2代目であるマスターが営んでいるお店。焙煎豆卸「BEANS BITOU」や「喫茶神戸館」の営業を経て、『喫茶ニューポピー』のオープンに至りました。
現在は、焙煎所も同じ場所に引っ越し、先代の息づく喫茶文化を継承した想いが詰まった場所になっています。
歴史ある四間道エリアに立地するも、喫茶の建物は新築。喫茶文化の雰囲気を守るため、また風情ある街並みに合わせるため、伝統の工法で作られた土蔵のある日本家屋のような雰囲気の建物です。
店内は、昔ながらの喫茶店のクラシカルな雰囲気と、現代でもストレスなく利用できるような独特なお店作りが光っています。店内の1階にはカウンター席が完備。テーブルの中には、コーヒー豆が敷き詰められているという、ユニークな構造にも注目です。
2階部分は、ゆったりとしたテーブル席が数多く完備されています。天井が広く、とても開放感のある雰囲気。なんと、中央にはロフトの空間があり、真っ赤なソファが置かれています。
喫茶店のような落ち着く雰囲気と、建築としての美しさ、時代に合ったゆっくりと時間を過ごせるような設計など、すべてが融合されて、この雰囲気が作られています。
『喫茶ニューポピー』でいただけるのは、こだわりの自家焙煎コーヒーととっておきのトーストメニュー。ここでは、訪れたらぜひいただきたいおすすめのメニューをご紹介します。
人気は深煎りの「ポピーブレンド」と浅煎りの「ニューポピーブレンド」各605円。
居心地の良い空間でゆっくりといただきたいのは、コクの深いコーヒー。なんと全ての種類が自家焙煎というこだわり!
深煎りの香ばしい味わいが特徴の「ポピーブレンド」をはじめ、果実感のある酸味が特徴の浅煎りのニューポピーブレンドや名古屋の王道を貫くイメージでブレンドされた那古野ブレンドなど、好みやシーンに合わせて選べるのは嬉しいですね。
エスプレッソと自家製小倉、ホイップクリームが混ぜられた雪見コーヒーも人気!東ティモールやエチオピアなどのシングルオリジンもあるので、こだわり派は要チェックです。
『喫茶ニューポピー』でぜひ注文したいのが、アツアツの鉄板で提供される「鉄板小倉トースト」。小倉ののった黒ゴマの厚切りトーストにアイス、さらにコーヒーシロップがトッピングされたオリジナリティあふれるメニューです。
黒ごまが練り込まれたパンはカリカリで香ばしく、自家製の小倉あんやアイスとの相性もばっちり。ジュージューという鉄板の音も美味しさを高めてくれますよ。
食事メニューのおすすめは、「ポピーのコーヒーカレーライス」。なんとごはんをコーヒーで炊いたコーヒーライスを使用しています!コーヒーの味わいが強いわけではないもの、コーヒーの芳醇さをふわっと口の中で味わえる、まさに喫茶店ならではのカレーライスです。
コーヒーで炊いたライスに合わせるのは、野菜とスパイスが溶け込んだルーがたっぷり。ぜひまろやかな味わいを楽しんでみてくださいね。
名古屋喫茶なら欠かせないモーニングサービスももちろんありますよ。8時から11時の間で、飲み物代のみでトーストとゆで卵とサラダがセットでついてきます。トーストはシンプルな山パンと黒ゴマパンの2種類から選べるのが嬉しいポイントです。
さらに、追加165円でローゼルジャムや自家製小倉あんをトッピングできたり、550円追加でポピーのコーヒーライスカレーもセットにできたりするので、ぜひ好みのモーニングメニューを選んでみて。
自家焙煎のコーヒーやオリジナリティあふれるトーストはもちろん、居心地の良さもとっておきの『喫茶ニューポピー』。忙しない日々の中で、コーヒーを味わいながらゆっくりと過ごす時間を作ってみてはいかがでしょうか?
※Cheek1月号パン特集からの抜粋です。最新情報はおでかけ前にご確認ください。
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喫茶ニューポピー
2023.04.28