明治創業の伝統を受け継ぐ『中定商店』の豆味噌は、どんな料理にも合う万能調味料

知多半島のほぼ中央に位置する武豊町に位置する『中定商店』は、約150年にわたり受け継がれてきた豆みそ・たまり醸造一筋のお店です。本記事では、そんな伝統を重んじる『中定商店』のこだわりについて紹介します。

1916年（大正5）建築、食塩の倉庫として使っていた「大五蔵」という蔵を改装。

明治創業の『中定商店』は醸造一筋、変わらぬ伝統を受け継いでいる醸造所です。看板商品は大豆と塩だけで作られた、栄養素の高い豆味噌。昔ながらの木桶を使用しながら、天然醸造にこだわり製造しています。

1階には創業当時の看板や大福帳、桶の違いを表す模型など貴重な資料を展示。明治から続く醸造の歴史を垣間見ることができます。

天然熟成に欠かせない大きな木桶。明治時代から100年以上も使われています。

醸造に不可欠なのが菌。ゆっくりとした温度変化と自然に近い環境で、より良い働きを促すことが大切だそう。一つひとつの素材にこだわりできあがる豆味噌の旨み成分は、なんと米味噌の2倍以上にもなるのだとか！

あまみそ300g 454円

豆味噌の味わいの秘密は、長期熟成と原材料。長期熟成によりアミノ酸が増え、より深くコクのある味わいになっていきます。熟成には2〜3年という長い年月がかかるものの、その長い年月を乗り越えてこその味わいは格別。だからこそ、明治よりそのままの製法で受け継がれてきたのです。

大量生産・機械生産にはできない、いつまでも伝えていきたい豊かな味をぜひ体験してみて。

直売店の「本蔵」。こちらの直売店での購入以外にも、通販でリピート買いするファンも全国に多数。 

味噌に粗糖、本みりん、生姜、蜂蜜などを加えた、保存料無添加の味噌だれもおすすめ。上品な甘さで、田楽やとんかつ、和え物、生野菜など、さまざまな料理に合います。

直売店とオンライン通販で購入できるので、ぜひ味わってみて。