2023.05.06
『四日市港ポートビル 展望展示室「うみてらす14」』は、三重県四日市市にある工場夜景を一望できる展望室。ビルの最上階からは、うっとりとするようなコンビナートの建築美や四日市市街の絶景を眺められます。
この記事では、そんな『四日市港ポートビル 展望展示室「うみてらす14」』の見どころをご紹介。名古屋から車で約30分、国内有数の工場夜景に酔いしれてみてはいかが?
『四日市港ポートビル』は三重県四日市市にあり、四日市港開港100周年となる1999年にオープンしたビル。高さ100m、三重県内で最も高いと言われているビル内には展示コーナーもあり、港の歴史や役割を学ぶことができます。
そんな『四日市港ポートビル』の最上階14階には、展望展示室「うみてらす14」があり、日本屈指の工場夜景を眺められるスポットとして人気です。『四日市港ポートビル』から見える景色は、2015年「日本夜景遺産(施設型夜景遺産)」に認定されました。
四日市といえば、昭和30年代から伊勢湾岸に形成され発展してきた大規模なコンビナートが有名。コンビナートは巨大かつ強大で、洗練された機能美をもつ景観は、多くのファンの心を魅了しています。
漆黒の空にさん然と輝く四日市の工場夜景は、まさに巨大建築と光の芸術作品です。
「うみてらす14」は、そんなコンビナートと美しさを地上90mの高さから見渡せるスポット。眼下のコンビナートや港はもちろん、遠くには鈴鹿山脈からセントレア、名古屋方面まで見渡すことができます。
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平日は17時までですが、土曜・日曜・祝日は21時まで入館できるので、真っ暗の世界に無数の電灯が輝く姿をゆっくりと眺められますよ。
「うみてらす14」から見られるのは、工場夜景だけではありません。夕暮れ時には、オレンジに色に染まる夕焼けをバックにそびえ立つコンビナートが眺められ、徐々に漆黒の闇に輝く電灯が見られるようになります。この移り変わる景色は、ダイナミックなコンビナートでありながら、幻想的で優しい気分にもさせてくれます。
白、黄、青、緑と色とりどりの美しい光が水面におぼろげに反射する様子や、もくもくと上がる煙、遠くに見える市街地の明かりなど、それぞれの景色が溶けあって神秘的な雰囲気を作り出しています。
地上90mの高さから、全国屈指の工場夜景を思う存分堪能してみてはいかがでしょうか?
※Cheek4月号特集からの抜粋です。
※2023年2月22日発売号の取材日時点の情報です。最新情報はおでかけ前にご確認ください。
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四日市港ポートビル 展望展示室「うみてらす14」
2023.05.06