2023.04.25
滋賀県米原市にある『醒井宿・地蔵川』は、よどみなく流れる清らかな川で、川面に咲く梅花藻の花と情緒ある風景が魅力のスポットです。
この記事では、そんな『醒井宿・地蔵川』を観光する際の見どころやポイントをご紹介します。清らかな景色に、心癒されてみてはいかが?
滋賀県米原市醒井に流れる地蔵川。源流の「居醒の清水(いさめのしみず)」は環境省による「平成の名水百選」にも選ばれ、美しく清涼な水環境が整っています。『古事記』や『日本書紀』にも記載があるほど、歴史あるエリアなんです!
また、水温が年間を通じて14度と安定しているため、全国でも珍しい梅花藻(ばいかも)が5月中旬から9月下旬頃に咲くことでも有名です。清らかな川面に白く可愛い花を咲かせる姿は必見ですよ。
梅花藻は、地蔵川の流域500mに渡って春から夏まで花を咲かせます。見頃のピークは7月下旬から8月下旬にかけて。それぞれに美しい澄み切った清流の癒しの景色を楽しめます。
ほかにも、貴重な淡水魚である「ハリヨ」が生息していることでも有名。川沿いには桜並木が続き、3月下旬から淡いピンクの桜景色も満喫できます。
地蔵川のある醒井エリアは、旧街道の宿場町「醒井宿」があることでも有名です。
古くから宿場町として栄え、町並みが残っていることから日本遺産にも指定されているエリア。昔懐かしい風情のある景色を楽しめます。
江戸時代や大正時代に建てられた建築物が資料館となっているなど町並み散策も人気。
さらに、全国でも珍しく宿場をきりもりした施設「問屋場」が昔のままの姿で残っているのも特徴です。地蔵川の梅花藻を鑑賞しながら、町歩きもぜひ!
醒井宿・地蔵川から車で10分ほどの上丹生には、全国でも最大規模となる養鱒場「醒井養鱒場」があります。ビワマスやニジマスが有名で、近隣では焼き魚やフライ、刺し身などのマス料理が味わえますよ。場内ではマス釣りを体験することも!
名古屋から車で約1時間10分で行ける癒しの場所。澄んだ清流を満喫したら、町歩きやマスグルメを堪能して、心も体も癒されてみては?
※Cheek4月号特集からの抜粋です。
※2023年2月22日発売号の取材日時点の情報です。最新情報はおでかけ前にご確認ください。
書店・コンビニ・amazon等で発売中の「Cheek4月号絶景と春旅」では今回紹介したスポット以外にも、素敵なおでかけ情報がたくさん載っています!
おでかけの参考に、こちらもぜひチェックしてくださいね。
醒井宿・地蔵川
2023.04.25