女子大小路など名古屋や岐阜を舞台に剛力彩芽と醍醐虎汰朗が名探偵に

中家梓

中家梓

2023.10.13

10月13日(金)より、ミッドランドスクエアシネマ他にて全国公開する映画『女子大小路の名探偵』

 

2021年9月に書籍化された『女子大小路の名探偵』(秦建日子著・河出書房新社刊)が、主演に剛力彩芽をむかえ、メ~テレ60周年映画として映像化!

 

全編通して名古屋・岐阜を舞台にした映画で、剛力彩芽が演じる連続犯罪事件に巻き込まれる姉・美桜と醍醐虎汰朗が演じるその弟・大夏が、地元愛溢れる仲間たちの助けを借りて真犯人に迫る、痛快ミステリーエンターテインメントです。

 

9/13(水)名古屋で舞台挨拶

 

秦建日子が手がけたミステリー小説の映画化『女子大小路の名探偵』の先行上映会が映画の舞台となる名古屋で行われ、上映前舞台挨拶には主人公・広中美桜役の剛力彩芽さん、その弟・大夏役の醍醐虎汰朗さん、そして原作・脚本を手掛けた秦建日子さんが登壇しました。

 

▶映画初お披露目の気持ち

剛力:もう素直に嬉しいです。しかも、まだ公開1ヶ月前なのに足を運んでくださるというのもすごく嬉しいです。

 

皆さんがどんな感想を持ってくださるのか、ちょっと緊張もあるんですが、公開の日にたくさんのお客様に見ていただけるように皆さんの率直な思いを広めていただけたら嬉しいなと思います。

 

 

▶なごやめしについて

醍醐:『千と千尋の神隠し』の舞台で名古屋に滞在していたとき、たくさんうなぎを食べました。行きつけのうなぎ屋さんもできて、名古屋に来たらできるだけ行きたいなって思っています。

 

剛力:名古屋駅に着いてからすぐ取材だったので、名古屋を満喫できてない…。

 

本当は満喫したいです!美味しいご飯も食べたい!手羽先が大好きで、名古屋に来たら必ずテイクアウトしています。

 

▶名古屋の撮影エピソード

 

醍醐:僕はスピードワゴンの小沢さんとよくご飯に行っていたのですが、色々な面白いお話聞けたり、お笑いについて勉強する時間があったりとかして…

 

剛力:えっ映画の話じゃなくて?

 

醍醐:お笑いの勉強をしていました(笑)。

 

剛力:どこ目指してるの?

 

醍醐:やっぱキザな男を目指していているので…(笑)。

 

剛力:(醍醐さん演じる)大夏っぽいな(笑)。

 

秦:(剛力さんと醍醐さんの様子を見ながら)さっきも控え室で一緒にいたんですけど、喧嘩してる雰囲気がすごくイメージできるんですよね。

 

仲良く喧嘩しそうだなって感じがとてもあって…すごく小説のイメージとぴったりで嬉しいです。

 

 

▶美桜と大夏のキャラクター

秦:僕がヘタレな弟と、カッコいいお姉さんの話を書きたいなっていうのがあったんで、すごくストレートにそれを書いたつもりですね。

 

あと家族の愛をストレートに出すのは、すごく恥ずかしいところもあるので、大人なので屈折してるけれど、よく見るとやっぱり愛はあるなっていう。けど、目の前にいると殴っちゃうみたいな姉弟をイメージして書きました。

 

▶醍醐さん演じる大夏について

剛力:ヘタレなんですけど、愛されキャラというか… 周りが放っておかないっていうのは本当に魅力のひとつ。

 

美桜も、実は大好きなんだろうなっていうのはすごく伝わってきます。ただ、それが弟に伝わっているかどうかはわからないんですけど…(笑)。

 

なんかそういう愛されるキャラクターは素敵で素晴らしいなって、醍醐さんの人柄が出ているなって思います。

 

▶剛力さん演じる美桜について

 

醍醐:普段こんなにお優しい方なのに、芝居で「用意スタート!」ってなったら怖い人に変わる…その瞬間が僕はすごく好きです。

 

強いキャラクターだったんですけど、やっぱり強さの説得力を持たせるのって本来難しいことだと思うんですけど、剛力さんの目力や佇まいがなんだか説得力があって…勉強になることばかりでした。

 

剛力:ありがとうございます。私も撮影していて楽しかったです。

 

醍醐さん演じる自然と引っ張り出してくれている感じで、思い切りやらせていただきました!

 

普段、私は妹姉の妹なんですけど、お姉ちゃんを役としていっぱいできて嬉しかったです。レアな経験をさせていただきました。

 

ーここでサプライズゲストー

 

事件の鍵を握るヤマモト役

堀夏喜さん(FANTASTICS)です

 

堀:実は僕、愛知県出身ということで「ホリナツのカンムリ」という番組もあり、そこで、ふたりにお話を聞いたところ、その流れで出ちゃいなよということだったんで…サプライズで(笑)。

 

▶地元が舞台の作品に出演する心境

堀:やっぱり愛知県民として、女子大小路っていう場所の名前が入っている作品で、本当に場所としてもすごくゆかりが深いというか、学生時代にそのあたりでダンスやってたりとかもしたので、すごく思い入れもあります。

 

自分にとって特別な作品になりました。

 

食べ物もそうですし、僕自身もそうですが、愛知県民だったら絶対に刺さるポイントが多い作品です。

 

▶剛力さんと醍醐さんとの交流

 

堀:それこそ交流はほとんどなかったですよね。

 

剛力:本当に挨拶程度ですよね。同じシーンはあったんですけど、すごく距離があるところでやり取りするシーンだったので、本当に会話がなくて…。

 

こんなに面白い方だと、後でわかりました(笑)。

 

堀:いえ、自分も隙があれば、ふたりとぜひ喋りたいと思っていたんですけど、中々そういう機会もなくて…今日やっといじってもらえて嬉しいなっていう感じです。

 

映画・女子大小路の名探偵

 

舞台は名古屋&岐阜!!

超凸凹姉弟が連続殺人事件を追う

痛快ミステリーエンターテインメント

 

女子大小路のバー「タペンス」でバーテンダーのバイトをしていた大夏(醍醐虎汰朗)は、ストーカー疑いをかけられたのをきっかけに児童相談所の職員・秋穂(北原里英)と知り合う。

 

だが、彼女が自宅にお詫びのケーキを取りに戻っている間に、彼は中区の矢場公園でコスプレの衣裳を着たまま心肺停止状態の中学生・佐野あすかを発見。

 

あすかは秋穂が担当していた少女だったが、同じ中学生の山浦瑠香の死体が中区で発見されてから3日後だったこともあり、大夏は連続殺人事件の容疑者として警察に連行される。

 

そんな彼の窮地を、柳ヶ瀬のクラブ「グレース」で働く姉の美桜(剛力彩芽)が救う。

 

会うといつもいがみ合ってばかりいる姉弟だったが、やがて事件の鍵を握る「タペンス」の客・ヤマモト(堀夏喜)と接触し、山浦瑠香を殺害した犯人に辿り着く。しかし……。

 

【原作・脚本】

秦建日子「女子大小路の名探偵」

(河出文庫)

 

【監督】

松岡達矢

 

【出演】

剛力彩芽、醍醐虎汰朗、北原里英、今野浩喜、堀夏喜(FANTASTICS)、小沢一敬(スピードワゴン)、水野 勝、寺坂頼我、柳ゆり菜、ゆきぽよ、遼河はるひ

 

【配給】

ラビットハウス

 

【公式サイト】

jyoshidaikoji-meitantei.com

 

© 映画「女子大小路の名探偵」製作委員会

 

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2023.10.13

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