待望の第3作!映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』が1/14公開&出演者が魅力を語る

ナゴヤドット調査隊

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2022.01.14

2018年テレビドラマからはじまり、これまで2作の映画も大好評で幕を閉じた『コンフィデンスマン』。待望の映画第3作が2022年1月14日(金)からついに公開開始!

 

今作の舞台は、マルタの首都・ヴァレッタ。街全体が世界遺産に登録されている美しい街で騙し合いバトルが勃発!ドキドキするような展開に今作も最後まで目が離せません。キャストには引き続き、主演・長澤まさみさん、東出昌大さん、小日向文世さんなどの豪華出演者が勢揃い。迫力痛快のエンターテインメントコメディを繰り広げます。

 

今回はそんな『コンフィデンスマンJP 英雄編』に出演の小手伸也さんが語る今作の魅力や撮影秘話をご紹介。そして、小手伸也さん、企画・プロデュースを行った成河広明さん、そして脚本を手がけた古沢良太さん(リモート参加)の3名で行われたトークセッション&ドラマ上映会の様子もお伝えします。

 

「シリーズ最高傑作」五十嵐の活躍ぶりを劇場でチェックして

独自のキャラクター五十嵐役を演じる小手伸也さんに今作の見どころを語っていただきました。

 

まずは腕利き?コンフィデンスマンとも言われる強烈なキャラクターが魅力の五十嵐役を演じる小手伸也さんに、本作の魅力や撮影風景を語っていただきました。

 

ーシリーズ史上最高傑作といっても過言ではない

本作の脚本を読んだ際の感想は?

 

小手伸也(五十嵐役)「ロマンス編はロマンス、プリンセス編は家族という主軸にダー子、ボクちゃん、リチャードの3人がどう関わっていくかが描かれてきました。一方で、今作は誰が一番優秀なコンフィデンスマンかを競い合うお話です。そして、今作は一つの事象を3人の目線でそれぞれ描いています。だから、映像にすると複雑で難しくなってしまうのではと思ったのですが・・・。完成したものを観るとそこまで複雑さは感じられず、むしろストーリーが追いやすくなっています。一見不可能なことをさらっとやってのけている本作は、シリーズ史上最高傑作と言っても過言ではないかと思います。」

 

 

ーダー子ちゃんの右腕として活躍する五十嵐をチェックして

今回の五十嵐はどんな活躍をみせてくれるのでしょうか?

 

小手「今回はダー子ちゃんの右腕として活躍しています。五十嵐の行動で物語が左右されるので、どんな結果になるかは映画館で確認して欲しいですね。ようやくちゃんと仕事をしている五十嵐をクローズアップしてもらえたので、全国の五十嵐ファンの方々は喜んでくれるのではないでしょうか。(笑) 」

 

本シリーズは作中のキャラクターが、さらに別の人物になりきった演技をしていますが、役作りはどのようにされているのですか?

 

小手「順当に考えると小手伸也が五十嵐を演じ、その五十嵐が誰かを騙すために演技をして・・・とすごくややこしくなりますよね。だから僕は五十嵐が誰かを演じているシーンでは五十嵐を経由しないようにしています。そうすることで、観ている人たちを誤誘導できるような演技になるんです。 」

 

映画だからこそ、演技で意識している点はあるのでしょうか?

 

小手「フレームに収まるお芝居をするように気を付けています。舞台では、お客さんは遠くから俯瞰でみているので、舞台の全体像を常に見据えながら演じますが、映画ではそれがどう撮られているのかを考えなければいけない。ある意味舞台より高度な俯瞰の仕方が必要だなと感じますね。」

ー個性豊かなキャラクターにも注目を

五十嵐をはじめとするおなじみのキャラクターはもちろん、個性豊かな新キャラクターも登場します。小手さんの注目するキャラクターは誰ですか?

 

小手「皆さんが持ち寄ってくださった演技がかなり面白いので、全員に注目して欲しいですが、あえて挙げるならば瀬戸(康史)くんが演じているマルセル真梨邑ですね。瀬戸くんが今まで演じてきた中でもあまり観たことがないタイプのキャラクターです。」

 

前々作の香港、前作のマレーシアに続き、今作では地中海のマルタ島が作品の舞台となっていますが、いかがでしたか?

 

小手「香港、マレーシアとは気候も風土もまるで違うヨーロッパの風景で、コンフィデンスマンがまたワールドワイドになりました。なかなか海外旅行ができないこのご時世なので、近所の映画館で地中海の風を感じてもらえるかと思います。 」

 

撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

 

小手「コロナ禍での撮影ということでなかなか一緒に遊んだりすることはできませんでしたが、その分演技に集中していました。コンフィデンスマンシリーズの現場って、僕の扱いが雑なんですよ。生田(絵梨花)さんとは、はじめましてのはずなのに、周りの雰囲気を見てなのか、そういう性格なのかはわかりませんが、ダー子ちゃんからよりも麗奈からのアタリが強かったです。(笑)ですが、初心に帰ることができるこのシリーズの現場はなくなってほしくないですね。」

 

名古屋トークも!?脚本を手掛けた古沢良太さんが名古屋にだけリモートで参加!

映画公式サイト「ダー子の子猫クラブ」から応募・当選したファンの姿も。

 

同時に生副音声つきドラマ上映会も開催!成河広明プロデューサーと小手伸也さんによる生副音声つき上映会をはじめ、映画公式サイト「ダー子の子猫クラブ」から応募・当選したファンが見守る中、テンポの良いトークセッションが繰り広げられました。

 

さらに、本イベントでは『コンフィデンスマンJP』の脚本を手がけた古沢良太さんもリモートで参加。現在古沢さんは2023年の大河ドラマ「どうする家康」を執筆中とのことで、家康の故郷・名古屋にだけサプライズでリモート参加!

 

元名古屋市民の小手さん、お父様が三河出身の成河さんとともに繰り広げる名古屋トークにも注目です!

 

五十嵐の活躍っぷりにも注目して欲しい

脚本を手がけた古沢さんもリモートで参加!

 

小手「「どうする家康」、どうなりました?(笑) 」

 

古沢「いま絶賛執筆中、室内は歴史のメモがびっしりです! 勉強のために、今年は名古屋に何度も行きました。味仙や、あつた蓬莱軒によく行きましたよ。」

 

せっかくなので英雄編のお話もお願いします。

 

小手「古沢さん、今回は、3人の過去と、本当かウソか分からないような3人の関係が描かれていますね! 」

 

古沢「最近、3人が仲良くなりすぎている気がして。ちゃんと3人の独立性を描こうとすると、3人の原点には触れずにいられなかったので。 ちなみに、マルタが舞台なのは、成河さんのアイディアです。 」

 

成河「香港、ランカウイ島ときたので。次は景色がかわるといいな、と! 」

 

 

古沢「僕はご時勢柄マルタにいけなかったので、画像検索で乗り切りました(笑) そして、前作は、五十嵐が邪魔だと思ってました。役割無いなと思いつつ、でも出さないわけにはいかないので・・・もともと五十嵐はできるコンフィデンスマンなのに、小手さんのせいで、イメージが変わっちゃって!(笑)神出鬼没でセクシーで謎なキャラクターだったので、今回はそれを少し描ければ、と。」

 

シリーズならでは!ドラマとの繋がりも楽しんで

今作の見どころを聞かせて下さい。 

 

古沢「新しい構図になっているので、そこを楽しんでもらえれば!ドラマの美術商編と薄くつながっているので、(ドラマシリーズの)3話を観ていただくと、より楽しめるかもしれません。まさかのあいつが再登場だったり!?そういう面では、スーパードクター編(5話)との関連もあるかも・・・!」

 

 

小手「五十嵐の活躍が見どころ!新たな側面を見せられるかも! 今作での五十嵐に点数をつけるとしたら何点ですか? 」

 

古沢「五十嵐の点数は、つける気もないんですけど、物語の邪魔をしていないので100点かと。 お尻ぺんぺんのところは、実際に叩かれているのですか?」

 

小手「あれ、長澤さん実際に叩いています、結構叩いています(笑)古沢さんが書かれた脚本の一行一行を大切にしているのですが、現場が広げすぎる(笑)」

 

古沢さん最後に一言お願いします。

 

古沢「今作は集大成でも原点回帰でもある。特にいままでシリーズを見ていた方は絶対楽しめます。今年は愛知もたくさん行きましたので、とても詳しくなっています!今後戦国編もあったり…!?」

 

『コンフィデンスマンJP 英雄編』を劇場でチェック!

 

『コンフィデンスマンJP 英雄編』
2022年1月14日(金)ロードショー

 

“英雄”と謳われた詐欺師〈三代目ツチノコ〉が死んだ。その元で腕を磨いた過去を持つダー子、ボクちゃん、リチャード。当代随一の腕を持つコンフィデンスマンによって密かに受け継がれる〈ツチノコ〉の称号をかけ、3人の真剣勝負がはじまる。

 

舞台は世界中のセレブが集まる世界遺産の都市〈マルタ島・ヴァレッタ〉。狙うは、莫大な財を成し引退したスペイン人の元マフィアが所有する、幻の古代ギリシャ彫刻〈踊るビーナス〉。それぞれの方法でオサカナに近づく3人だったが、そこに警察さらにはインターポールの捜査の手が迫っていた・・・。果たして最後に笑うのは誰なのか!?まったく先の読めない史上最大の騙し合いが始まる!!そして、本当の〈英雄〉、最後の〈真実〉とは—!?

 

【監督】田中亮
【脚本】古沢良太
【出演】長澤まさみ 東出昌大 小手伸也
小日向文世 松重 豊 瀬戸康史 城田 優 生田絵梨花
広末涼子 織田梨沙 関水 渚 赤ペン瀧川
石黒 賢 梶原 善 徳永えり 髙嶋政宏 生瀬勝久
真木よう子 角野卓造 江口洋介
【制作プロダクション】FILM
【配給】東宝
【製作】フジテレビ・東宝・FNS27社
©2022「コンフィデンスマンJP」製作委員会

【公式サイト】
http://confidenceman-movie.com
【公式Instagram(映画・ドラマ共通)】
https://www.instagram.com/confidenceman_jp/
【公式Twitter (映画・ドラマ共通)】
https://twitter.com/confidencemanJP

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