2023.10.27
Cheek10月号おでかけ東美濃とのコラボ企画。
今回、紹介するのは中央自動車道多治見ICから車で15分ほど、2023年4月に陶磁器問屋が建ち並び、商業の中心地として栄えた本町オリベストリートの中央部に誕生した、美濃の土を表現するスタジオビレッジ『THE GROUND MINO(ザグラウンドミノ)』。
江戸時代の蔵と離れの古民家を改築した約1,000坪の敷地内は、ショップやギャラリー、レストラン、体験工房、キッチンスタジオなどの複数のエリアで構成されています。
美濃焼の原料となる土が誕生したのはおよそ500年前。美濃地域を含む東海地区は巨大な東海湖の湖底にあり、そこに堆積していった土が永い歳月をかけて良質な原料となっていきました。採取される土は性質が異なる5種類があり、職人による配合や焼成方法などによってできあがるうつわの特色が変ってくるため、既成概念のない自由な発想で創ることができるのも美濃焼の特徴のひとつ、今もなお新しい感性で新しい作品が誕生し続けています。
そんな美濃の土の価値を伝え、美濃焼の可能性と新たな食文化を創造する場として、様々な側面から情報を発信する『THEGROUND MINO』。遥か遠い昔の土の歴史にも思いを馳せながら、美濃焼の多彩な魅力を体感してみて。
東京・青山に第一号店がある、うつわを中心とした作品を扱うギャラリーショップ。
大きな窓から陽が差し込む広々とした店内には、季節に合わせ、テーマに基づきセレクトしたうつわも紹介しています。 美濃の陶作家50 人の手仕事による実用性とデザイン性を共に兼ね備えたうつわは、まさに日常のアート。
色合いも素材感も様々な美濃焼は、お気に入りを探すのもオススメ!
蔵をそのままリノベーションした、アートギャラリー。
美濃の土や歴史にまつわる展示と、美濃地区で活躍するアーティスト作品の展示などを行っています。さらに、他では見ることのできない、美濃焼になる前の土や木の展示も!
近くで眺めたり、実際に触ったりすることができるのも魅力です。
通常のキッチン設備に加え、プロユースの厨房設備が備えられたシェアキッチン。
カウンター席やテーブル席もあり、料理教室や1Day レストランなどのイベント利用にも。美濃焼の器のレンタルができるのも魅力。
土から生まれるモノ・コトを様々な角度から発信するスペース。
土の性質、配合、焼成によってできあがる、様々な色や風合いを表現・展示。絶妙なニュアンスカラーはアート作品のよう。全国有数の良質な土の産地だからこそ表現できる、焼きものの可能性を体感してみて。
オリジナルの器が作陶できる工房。
吸水性をおさえて機能性を高めた、新開発の「ミノメイクレイ」という土を使用。2 色を掛け合わせた自分だけの紋様が創れるのもここならでは。
WEBサイトから予約OKなので、気になる方はHPをチェックしてみて。
このエリアの陶作家・窯元による植栽のうつわと花器の専門SHOP。
植物は、多治見のフラワー&グリーンショップ『4equatriéme』と、多治見のお隣・春日井市の『後藤サボテン』のもの。カラフルな植栽のうつわは水を吸収しにくいものを使用。
プランツと美濃焼の美しいコラボを生活に取り入れてみては。
多治見の人気レストラン『hoshizumi』のパスタとスイーツの店。
旬、季節、素材を大切に、食と器とのグッドバランスを表現したメニューが楽しめます。憧れのレストランで至福のひとときを過ごしてみて。
【営業時間】
11:00 〜17:00(LO 16:00)
【定休日】
水曜・木曜※不定休あり
カウンター越しに、料理とうつわについて語りあえる食の空間。
五感でその美味しさを感じてほしいと、うつわはもちろん店内装も隅々までこだわり抜いています。現在出店者募集中で、イベントスペースとしての使用も可能です。
美濃で活躍する陶作家を応援するオープンアトリエ。
訪れる人々が作陶の現場を眺められるようにと、道沿いにアトリエを設置。額縁に彩られた東金聖さんの作陶風景と、ファッションアイテムのようにスタイリッシュな作品は、思わず見惚れてしまうほどの美しさです。
※アーティストの活動スケジュールにより不在の場合もあります。
Cheek10月号特集からの抜粋。2023年8月23日発売号の取材日時点の情報です。最新情報はおでかけ前にご確認ください。
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THE GROUND MINO
2023.10.27