2023.04.23
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静岡県浜松市は、徳川家康公ゆかりの地といわれています。青年期に17年間を過ごした浜松城は後に出世城としてのちに有名になりました。
この記事では、そんな家康公ゆかりの地に、足を伸ばして歴史巡りを。おすすめのスポットを紹介します。名古屋からも車や電車で簡単にアクセスできるので、ぜひ休日のおでかけ候補の参考にしてみてくださいね。
浜松城は、家康公が29歳から45歳まで過ごしたとされる城。岡崎城を長男・信康に譲った家康公は、遠州一帯を見渡せる三方ヶ原の丘に着目し、浜松城を築城しました。15年ほどを浜松城で過ごした家康公ですが、その後の城主になった多くの武将が幕府の重要ポストに就いたことから「出世城」とも呼ばれています。
城内には、家康公や城下町・浜松にまつわる歴史的資料や武具などが展示されていて、歴史をじっくりと見ることができます。天守閣の展望台からは浜松市街を一望!北に三方ヶ原古戦場、南に遠州灘、西に浜名湖、晴れた日には、東に富士山もくっきり見渡せますよ。
浜松城の本丸には、若き日の家康公の銅像が建っています。
一帯は公園として整備されていて、豊かな緑に囲まれているのも魅力のひとつ。桜や紅葉など、四季折々の自然を楽しめます。浜松城天守閣の売店では、浜松城オリジナルの商品も販売されているので、ぜひチェックしてみて。
浜松城
2023年放送の大河ドラマ「どうする家康」。舞台となっている浜松に、2024年1月14日までの期間限定で「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」がオープンしました。
徳川家康公の乱世を終わらせた奇跡と希望の物語が描かれている「どうする家康」ですが、ドラマ館では大河ドラマの基本情報のほか、大河ドラマの年表や歴代作品のシアター映像などで、歴代の大河ドラマが描いた家康公を中心に展示がされています。
ドラマの小道具や衣装、ストーリー、キャスト紹介のパネル展示などで、大河ドラマの世界を身近に感じることができ、家康や大河ドラマの魅力を存分に堪能できますよ。期間限定のオープンなので、ぜひ早めに訪れてみて。
どうする家康 浜松 大河ドラマ館
「駿府城公園」は、静岡市にある家康公が大御所として過ごした城跡です。城跡を緑豊かな公園に整備し、「東御門・巽櫓」「坤櫓」を復元。
「東御門・巽櫓」「坤櫓」では、駿府城のルーツから今にいたるまで、駿府城に関する見ごたえある展示がされています。「東御門」は、江戸時代の伝統工法で復元されていて、美しい建築美を感じられます。
駿府城公園中央の本丸跡に建つ大御所時代の家康公像。
また、天守台発掘調査現場を常時見学することができ、併設された「発掘情報館きゃっしる」では、最新の調査成果の展示が行われています。歴史好きは必見です!
駿府城公園
静岡市内にも期間限定でオープンした「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」。静岡浅間神社境内で2024年1月28日までオープンします。撮影で使用された衣装や小道具の展示から家康公と駿府のつながりを紹介する4Kシアターまで、さまざまな楽しみ方で歴史を深めることができます。
2階へのスロープを上がれば、巨大な家康公像がお出迎え!家康公の一生を伝える静岡市歴史博物館との両館入館特典キャンペーンが行われているので、ぜひこの機会に家康公の歴史を探ってみては?
どうする家康 静岡 大河ドラマ館
※おでかけドライブ2023-2024からの抜粋です。
※2023年3月31日発売号の取材日時点の情報です。最新情報はおでかけ前にご確認ください。
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2023.04.23