2022.12.31
ジミー大西氏のこれまでの画家人生を振り返る大規模な展覧会。銀座三越を皮切りに全国10ヶ所で開催を予定しているジミー大西画業30年記念作品展「POP OUT」。
本開催は7ヶ所目で、ジミー大西氏自ら開催オファーの連絡をしたという、本人たっての希望で実現しました。
「“やってるやってる”で、お笑いとしてピークだった頃には名古屋でレギュラー番組もあって、当時の彼女が住んでいたり(笑)思い出深い場所。夏の内海をはじめ、四季を通して色々と楽しませてもらいました。今回の作品展で、名古屋をもっと盛り上げることができたら、嬉しいです(ジミー大西氏)」。
テレビ番組の企画をきっかけに絵を描き始めたジミー大西氏。著名芸術家や専門家からも高い評価を得て、1993年には初の個展を開き、画家として本格的な活動をスタート。
憧れの芸術家ピカソの生まれたスペインへの移住から2015年の休筆、そして人生の師と仰ぐ明石家さんま氏の言葉による2020年の創作活動の再開に至るまで、唯一無二の表現者・ジミー大西氏の世界を堪能できます。
今回の作品展では、2022年に画業30年を迎えたジミー大西氏のデビュー初期から海外移住期、未発表の新作シリーズまで100点以上の絵画やオブジェを、5つの制作年代に分けて展示しています。
会場には、作品を描く様子を間近で見られる「ジミーの部屋」も登場します。
年明け初日の1月2日より、ジミー大西氏が実際に来店して、時々絵を描いているそうです!実施時間は未定。
ただ普段の作業と同様のスタイルということで、ワイヤレスヘッドフォンで音楽を聴きながら描いているから、お話しすることはできません。しゃべりかけないようにご注意を。撮影はOKです。
ちなみにジミー大西氏の愛聴曲は「58歳の人生で積み重ねてきたお気に入りの懐メロに、ミスチルのHANABI、洋楽でマドンナなど(ジミー大西氏)」だそうです。
併設のショップでは複製画やスタッキングマグ、タンブラー、マスクケースなど展覧会限定グッズ約30種類を販売します。デザインは変更となる場合があります。
●スタッキングマグ 各2,001円
●タンブラー各1,301円
●マスクケース各501円
●月の船
2022年/アクリル・金粉・キャンバス
今回の開催のために、名古屋をテーマに描き下ろした『ジェイアール名古屋タカシマヤ』の特別作品です。
「三日月の船がしゃちほことして名古屋全体をイメージ、その中に名古屋城、中日ドラゴンズ、東山動植物園のレッサーパンダ、以前は名駅前のロータリーにあり、現在は移設中というモニュメント「飛翔」などを描いています(ジミー大西氏)」。
●ワニくん
2001年/アクリル・鉄・石粉粘土
「マンションの噴水にもなった、代表的な作品のひとつです(ジミー大西氏)」
●野原
2008年/油彩・アクリル・糸・キャンバス
「ゆったりとした牧場、そこで暮らすおおらかな馬を頭の中でイメージして制作した作品です(ジミー大西氏)」
「いろはかるたを作ろうとチャレンジしたんですが、全47文字分が浮かばなかったため、残念ながら途中であきらめてしまった作品(笑)」。
「岡本太郎先生のキャンパスからはみ出すというアドバイスを実践することで、より立体的に、色を重ねてはみ出して。直球の色使いが魅力で、名古屋の作品では今までにない新しい色を発見・追求しているから、そのあたりを皆さんにぜひ見てほしいと思います。
コロナ禍が続く世の中でも、しゃべることのない展覧会っていいなって。今回の開催で、皆さんに明るい気分になってもらえたら嬉しいです(ジミー大西氏)」。
天然キャラクターから繰り出される衝撃的な笑いが魅力。日本中で愛されているお笑い芸人で、様々な人気番組で活躍。天然エピソードも有名で、誰もが知っている一発ギャグも多数。
読売テレビの企画「ジミー大西画壇にデビュー」で絵画を発表。芸術家や専門家からも高い評価を得る。1993年に初の個展を開き、画家としての活動も本格的にスタート。
【主催】
ジミー大西「POP OUT」名古屋展実行委員会
【共催】
中日新聞社
【企画制作】
吉本興業株式会社
イベント情報
ジミー大西画業30年記念作品展「POP OUT」
2022.12.31