[M!LK]変幻自在なグループの新境地、大切な人へ届けたい冬のバラード[インタビュー]

角屋昌也

角屋昌也

2022.12.09

 

佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人の5人組ダンスボーカルグループM!LK。新たな挑戦となるウインターラブソング「STARS」のリリースに、来春にはホールツアーも控えているなど、順調にステップアップしている2023年要注目のグループより、吉田仁人さんと曽野舜太さんがナゴヤドットに登場。

 

話題の新曲のこと、圧倒的彼氏感あふれると言われるライブのこと、そして熱烈なファン「み!るきーず」のこと、色々とお話を伺いました。

 

【曽野舜太-Shunta Sono-】
-ハッピーレッド-
2002年5月3日生まれ・20歳
三重県出身
 

最年少 全力ポジティブボーイ。M!LKの活動をしながら2020年は受験勉強に励み某有名大学へ進学。英語スキルとキャラクターを活かし「ZIP!」ベラベラENGLISH 星星 the Teacherレギュラー出演中。「有吉ゼミSP」では激辛メニューのナイスなリアクションも。

 

-まずは結成8周年、メジャーデビュー1周年おめでとうございます。色々な節目を迎えたタイミングで、今のお気持ちなどお願いいたします。

 

曽野:結成8周年にメジャーデビュー1周年、そしてYouTube 登録者数10万人突破と、嬉しいことがいっぱいで、ひとつだけでもありがたいのに、本当に愛されているんだと思います。

 

「み!るきーず」とM!LKのチームが僕らを支えてくれている結果で、前へ進もうという同じ気持ちでみんなが頑張って走ってきたからこそ。改めて感謝の気持ちを持って、頑張っていかないと、と思っています。

 

吉田:EBiDAN(恵比寿学園男子部)の中で、期間限定的なユニットとしてM!LKの前身が始まって、実は続けるという意識もそれほどない環境で始まりました。それが、この8年で、たくさんの人に愛されて色々な活動ができるようになり、メンバーということは抜きにして、はたから見てもすごいと思えるぐらい成長できたと思います。

 

それぞれ8年間で浮き沈みもあり、経験も重ねてきた中で、今がベストコンディションというか、メジャーデビューして1年間でより結束が高まり、9・10周年を迎えるときの自分たちもより明確に見えるようになりました。

 

道標が明確に立てられる感じがM!LKの中でも芽生えてきて、本当にこの8周年を迎えられたということは光栄だと思います。今はグループ活動できること自体が決して当たり前のものではなく、改めて、この5人と5人を支えてくれている全ての人を大切に思いながら、毎日毎日を過ごしていきたいと感じています。

 

-11月30日リリースのNEWシングル「STARS」について。アニバーサリー的なタイミングで発売されるということもあり、いつもと違う思いもあるかと思いますが。

 

吉田:「STARS」という曲が、そもそも今までのシングルとは雰囲気が全く違うバラード調で、元気なM!LKが好きだという人が多いと思いますが、そういった意味でも勝負を賭けるというか、いつも以上にワクワクしています。

 

曽野:「STARS」のひとつのテーマが“あなたの幸せを一途に願う”。人の幸せを願うということは何か大きな存在、自然に例えると海だったり、太陽だったり、宇宙だったり、それぐらい大きな存在に、皆さんを抱えられる存在にならないと、と自分を奮起させています。“頑張れ、俺”という感じです(笑)。

 

もちろんライブでも披露するから、そのときは皆さんが自然と温かい気持ちになって、自然と涙がぽろっと出てくるぐらい、包み込まれるような優しさを持って歌いたいと思っています。

 

-M!LKの新境地とも言うべき冬のラブソングです。レコーディングで特に大変だったこと、心がけたことはありますか?

 

吉田:音は壮大なんですけど、歌詞は隣にいる人へ話しかけているような、その対比が面白いから、穏やかな雰囲気を持たせながら、所々で自分の弱みを見せるようエモーショナルにしたり…。色々な面を出せるように、歌詞に合わせて考えて歌っています。

 

曽野:レコーディングスペースは密室で、ひとりの空間。その空間をプラネタリウムをイメージしながら宇宙に変えて、それぐらい自由な開放感で歌っています。

 

-非常に切ない歌詞の中で、願うのは君の幸せ、というあたりは「み!るきーず」にとっても、たまらないと思います。どんな思いを込めて歌っていますか?

 

吉田:大切な人のことを思ってほしいという歌詞でもあるし、僕も色々なことを感じた曲なんですが、本当に色々な顔がちらつきましたね。もちろん「み!るきーず」はそうですが、メンバーも、支えてくれているスタッフの皆さんも…。改めて歌詞をしっかりと落とし込んで、自分自身、大切な人を思いながら歌うことで、言葉をより熱く感じることができ、様々な感情がものすごく湧き上がってきました。

 

-おふたりが思い浮かべる君とは?

 

曽野:具体的な顔というものはないんですけど、やっぱり「み!るきーず」のことは考えました。歌う前に自分のライブの映像を見直して、「み!るきーず」のことを感じながら歌いましたね。先ほど宇宙と言ったんですけど、宇宙の中に「み!るきーず」のペンライトの光があるようなイメージです。

 

吉田:煌めいた言葉が出てくるし、その言葉は熱くて「み!るきーず」とかメンバーとか、フラッシュバックして、歌っていても色々な情景が思い浮かぶ、というのはすごく感じました。皆さんも「STARS」を聴いて、大切な人のことがぱっと浮かんでくれたら嬉しいですね。

 

-まだ気は早いかもしれませんが、ライブでも色々な楽しみ方ができそうです。ライブでは「STARS」に関して、どんな雰囲気をイメージしていますか?

 

吉田:やっぱり静かに聞いてくれるのかな??

 

曽野:聴いてくれる系だと思います。見せる系というよりも、感じてもらう系。バラ―ドだから、じんわりと聴いてくれるんじゃないかと思います。

 

吉田:そうですね、静かに心から感じてもらえたら嬉しいですね。あとJ-POP王道アイドルのウインターラブソングを思わせるミュージックビデオもぜひ!

 

-今回の曲も含めて、それぞれの役割はどんなところにあると思いますか?

 

曽野:最年少なので引っ張っていくという感じではなく、割と自由な立ち位置です。当初から自分のキャラクターを考えたことないぐらいメンバーの中に溶け込んでいて、いつでも“曽野舜太”自身でいられる、そんな気がします。

 

吉田:舜太はパフォーマンスのときも、バラエティのときも、ずっと爆発力というか元気というか、エネルギーが満ちあふれています。僕はリーダーとして色々なことをやらないと、という思いはあるんですけど、最近はリーダーとしてやることは正直あまりなくて、メンバーがそれぞれ自分たちでしっかりと考えて行動しているから、正すことも全然ないぐらい。

 

あとはスタッフの皆さんも、メンバーと同じだと思っているから、コミュニケーションは欠かさないように、全体の雰囲気作りを大事にしています。スタッフ含めてみんなが本当に楽しめているかどうか、グループ活動にとって重要なポイントですから。

 

曽野:音楽ですから。やっぱり“音を楽しむこと”が大切。

 

吉田:まとめだけ、とられました(笑)。

 

-カップリングについても教えてください。無限の魅力が詰まった曲調の「INFINITY TRY」では、またM!LKの多彩な一面を楽しませてくれます。

 

曽野:タイトルの通り“無限の挑戦”という曲なので、レコーディングのときも「もっといけるよ!」みたいに限界突破(笑)。音も少年マンガのアニメの音楽みたいで、自分を勝手に主人公にして、まさに擦り切れるまで歌いました(笑)。

 

-キャッチーなメロディと元気なボーカル、ユーモアのある歌詞と「テレパシー」は昔からのファンにも嬉しい一曲です。こちらのポイントは??

 

曽野:「み!るきーず」だけではなくて、色々な人に聞いてもらいたいです。今のM!LKと、昔のM!LKがいい感じで混ざり合っていますが、ちょっと昔のM!LKが強めだから、特に最近ファンになってくれた方には“こんな可愛い曲もできるんだ”と感じてもらえるかと。「STARS」と一緒に、推していきたい曲です。

 

吉田:皆さん経験したことのあるシチュエーションで、曲調はボカロ全盛期の雰囲気。ダンスも可愛くできそうだから、ライブのバリエーションが広がるという意味でもありがたいですね。

 

「INFINITY TRY」は盛り上げる系の雰囲気で、「テレパシー」はメジャーデビュー以前の印象もある可愛い系。変幻自在なM!LKの中でも、また新たなスタイルを届けられることはすごく嬉しい!カップリングの2曲も、楽しく可愛く育てていきたいと思います。

 

-2023年春にはホールツアーがあります。現時点でネタバレできそうなアイデアはありますか?

 

吉田:メンバーの(塩﨑)太智が演出担当で、打ち合わせを進めている段階だと思いますけど、M!LKの中でも、最大規模のキャパのツアーになるので、何ができるんだろう?太智がどんなことをやらせてくれるのか?ツアータイトルが「CHECKMATE」なので、そういった意味合いもきっと含まれているんじゃないかとか、色々と楽しみにしています。

 

-名古屋では、5月4日・5月5日に名古屋市公会堂大ホールでライブがあります。M!LK のライブは、また会いたくなると大好評ですが、M!LKが考える、M!LKにとってのライブとは?

 

吉田:やっぱり僕ら自身が楽しんでいるから。メンバーが一番キラキラしていると思います。MCもほぼほぼ決めなかったり、決めても相談しなかったりというワクワク感、ライブ感も、また会いたいと思ってくれる要因のひとつですね。

 

-着実にステップアップしているM!LKですが、2023年の目標は?

 

曽野:2022年の目標で“アリーナの見える年にしたい”というのがあったから、来年は“アリーナに立てる年にしたい”ですね。まだ全然決まっているわけじゃないし、いつになるかわからないですけど、来年中により大きいステージに立てたら…。

 

吉田:自己発信の時代で、SNSも全てやっていますが、そこで皆さんに支持してもらえたら、今度はテレビのバラエティや歌番組に出られるようになりたいですね。また違った層にも届けられるように、誰でもどんな世代でも見られるテレビというプラットフォームにもいけると嬉しいです。

 

基本的には、今やっていることの延長線で、より大きくなれたらと思います。これまでと変わらず個人で俳優活動も続けていきながら、5人でワチャワチャするところもあり、ライブでしっかりと見せるところもあり、変幻自在に。欲張っていきたいと思っています。

 

【吉田仁人-Jinto Yoshida-】
-きらめきイエロー-
1999年12月15日生まれ・22歳
鹿児島県出身

 

歌唱力・ダンススキルともにグループのパフォーマンスを支えるリーダー。YouTubeの「歌ってみた」も人気。音楽・料理・アメフト観戦など多彩な趣味を持ち、中でもラジオ鑑賞はマニアックなほど。幅広い役をこなすオールラウンダーとして、2022年より俳優としての活動も本格化。

 

-最後に愛知・岐阜・三重のサイトユーザーにメッセージをお願いいたします。

 

曽野:名古屋大好きで、グループ結成前は毎週のように名古屋へ来て、名古屋で育ったと言っても過言ではないぐらい。いつか名古屋に恩返しできれば、と頑張っていますので、5月4日、5月5日のライブもぜひ遊びに来てください。

 

吉田:好きなYouTuberは「東海オンエア」さん、「岐阜タンメン」がめちゃめちゃお気に入りで、いま一番行きたい場所が三重…ということで色々と東海エリアは気になっています。あとテレビは、オードリーさんの「オドぜひ」も。何かと好きなものが、この地域によっています(笑)。

 

ライブやキャンペーンで来る機会ももっと増やして、東海エリアのことをもっと知ることができたら嬉しいですね。優しくお手柔らかに(笑)、これからもM!LKのこと、楽しんでください!

 

リリース

-SINGLE 2022.11.30 Release-

 

●STARS【初回限定盤A】

3,300円 VIZL-2126
CD+Blu-ray

CD
1.STARS
2.INFINITY TRY

 

Blu-ray
1.M!LK学園

 


 

●STARS【初回限定盤B】

3,300円 VIZL-2127
CD+Blu-ray

 

CD
1.STARS
2.INFINITY TRY

 

Blu-ray
1.最愛 (from M!LK HALL TOUR 2022 満月の夜 君と逢う)
2.シアワシェイク (from M!LK HALL TOUR 2022 満月の夜 君と逢う)
3.密着M!LK (M!LK HALL TOUR 2022 満月の夜 君と逢う 2022.09.10)

 


 

●STARS【通常盤】

1,100円 VICL-37659
CD

 

1.STARS
2.テレパシー

 

LIVE情報

M!LK CONCERT TOUR2023
「CHECKMATE」

●2023年月5日4日(祝)
名古屋市公会堂 大ホール

 

●2023年月5日5日(祝)
名古屋市公会堂 大ホール

 

M!LK / ミルク プロフィール


2014年11月結成のダンスボーカルグループ。

 

メンバーは佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人の5人。色々なものに混ざりやすく、様々な形状に変化することのできる“変幻自在” のユニットとして活動。

 

2015年3月「コーヒーが飲めません」でCD デビュー。2018年11月発表のシングル「Over The Storm」では、オリコンウイークリーランキングで自身最高2位を獲得。

 

2021年11月に、ビクターエンタテインメントよりメジャーデビューシングル「Ribbon」をリリース。2022年8月シングル「奇跡が空に恋を響かせた」でオリコン週間シングルランキングで1位を獲得。

 

2022年11月に最新シングル「STARS」をリリース。来春にはホールツアーも開催。

 

オフィシャルサイト

https://sd-milk.com

 

【YouTube】
@MILK_2014

 

【Instagram】
milk_official_2014

 

【Twitter】
milk_info

 

【TikTok】
@milk_official

SHARE!!
角屋昌也

角屋昌也

2022.12.09

PAGE TOP