2021.07.26
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愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)に2022年秋開園予定の『ジブリパーク』のプレイベント、『ジブリの大博覧会〜ジブリパーク、開園まであと1年。〜』が2021年7月17日(土)、愛知県美術館で開幕しました。
こちらのイベントは、2015年に愛・地球博記念公園で第1回を開催して以降、5年間で国内全11ヶ所を巡回。各エリアを彩ってきた展示物が勢揃いし、“ふるさと“愛知に相応しい完結を迎えます。
未公開とされてきた原画や豊富な資料、愛知県初登場となる展示も多数!今回は読者モデルの長江里穂子さん(@rihoko_nagae)と共にマスコミ向けの内覧会にお邪魔してきました!他では見られない本大博覧会の内側をぜひお楽しみください!
大博覧会の入り口手前には『となりのトトロ』でおなじみの「ネコバス」がお出迎えしてくれます。一般の方が撮影できるのはここのみとなっているので、必ず押さえておきたいスポット!思い思いの写真で、思い出を写真におさめて。
会場に入ってすぐに登場するのが、大きなトトロ!スタジオジブリ内にある、打ち合わせ兼休憩スペースが再現されているそうです!バーカウンターの横の階段を覗くと・・・ある仕掛けが隠されているので必見です。
6年前、愛・地球博記念公園で開催された第1回の博覧会より展示面積を約5倍に拡大した今回の大博覧会。数多くの展示の中から、特に要注目となる見どころスポットを厳選して紹介していきます。
2018年開催の富山会場限定で公開されたガラス作品「ジブリの幻燈楼(げんとうろう)」が愛知会場で初登場!ジブリ作品をモチーフにしたガラスのオブジェが、光によって周囲に映し出されて幻想的な空間が広がります!くるくると様々な場面が登場するので、ずーっと見ていられそう、、、!
スタジオジブリが世に送り出してきた映画のポスターが一堂に展示されている「ポスタールーム」。キャッチコピー考案のメモ書きなど、完成までのストーリーにも触れることができる貴重な資料ばかりです。
「このポスター覚えてる!!」「この作品見れてないから見なきゃ!」「こんな新聞広告あったんだ、かわいい!」「1枚1枚見ていると当時の思い出がよみがえってくる!」と長江さんもテンションMAX!
歴代作品の公開当時に作られた貴重なグッズがずらり!スタッフに配られた非売品や、書籍なども所狭しと並べられ圧巻の空間です。
2016年の東京会場で登場し大きな話題となった展示が愛知に初上陸!『天空の城ラピュタ』のオープニングシーンに登場する「空とぶ巨大な船」が動く大型模型で表現されています。プロペラが回り浮遊する姿は、とても精密でリアル。細部まで趣向が凝らされているのが分かります。
他にも『紅の豚』や『風立ちぬ』など、ジブリ作品に数多く登場する「空飛ぶ機械」が紹介されています。構造まで細かく考えられていて、さすがの一言。
続いては、『風の谷のナウシカ』に登場する王蟲(オーム)などが住む“腐海の世界”が立体化して表現された迫力ある展示!2019年の福岡会場で公開された展示が、リニューアルして愛知会場で初登場しています。
薄暗い部屋には、様々な蟲(むし)や植物が表現され、まるで『風の谷のナウシカ』の世界に迷い込んでしまったかのよう。青色から赤色へと変化させる王蟲の目や、植物や蟲の質感までとってもリアルです。
映画『となりのトトロ』に登場する「ネコバス」をモチーフにした、新展示企画が本博覧会で初登場!動物の〝ねこ゛と乗り物の〝バス″を合体させて生まれた「ネコバス」など、全く関係ない2つのものを合体させるというアイデアに着目した展示が広がっています。
すでに世の中にある合体の実例や、古今東西から集めた美術品・工芸品などを、愛知県美術館収蔵作品を中心に展示しています。
2022年秋に「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」が先行オープン、その約1年後に「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」がオープン予定となっている『ジブリパーク』。
本博覧会では、「魔女の谷エリア」に誕生予定の「ハウルの城」建築模型を初公開!!宮崎吾朗監督が二次元のアニメーションから三次元の建造物を作り上げていくまでの過程を体感して、一足先に『ジブリパーク』の雰囲気を感じることができます!
展示を堪能した後、忘れてはいけないのがお土産ですよね。会場に併設されているショップには、『ジブリの大博覧会』オリジナルグッズをはじめ、本大博覧会で初登場となる新商品、『三鷹の森ジブリ美術館』(東京都)の商品など、たくさんの商品が並んでいます。気になった商品をご紹介!!
愛知会場限定デザイン、小トトロと金のシャチホコが組み合わさった、愛知ならではのピンズです。来場の記念やお土産としてもオススメです!
愛知会場のメインビジュアルデザインのグッズ(パズル、クリアファイル、ポストカード)も展開しています。それぞれ額に入れて飾ったり、日常で使ったり、記念に手元に置いておきたい商品です。
世界で唯一、ジブリのキャラクターを使った洋菓子を製造するスタジオジブリ公認のお店『白髭のシュークリーム工房』(東京都)による「トトロのクッキーBOX」は、大博覧会で”初登場”!
何度も試行錯誤を繰り返し完成した自信作だそう!風味豊かな9種類のクッキーです。数量限定で、会場内特設ショップでのみ販売される貴重な商品となるので要チェック!!
他にもカワイイポシェット型の「がまぐちポーチ」や、小銭入れ、キーホルダー、マスコット、ぬいぐるみなど『ジブリの大博覧会』オリジナルのグッズもたくさんありました!
※来場者のみ利用できる便利なオンラインショップも開設!身軽な状態で帰宅したい方にはとっても嬉しいサービスです
さらに今なら、平日の来場者に先着で、小トトロと金シャチ柄の本大博覧会限定デザインのミニクリアファイル(A5サイズ、非売品)をプレゼント!配布予定数に達し次第、配布終了となるので、お早めに訪れるのがオススメです。
※対象は入場券をお持ちの方のみ
※展示室入口で入場券を確認後、引換えにもらえます
※土曜・日曜・祝日は配布されないのでご注意ください
2021年7月16日(金)、開幕を記念して行われた開会式には、愛知県の大村秀章知事、中日新聞社 大島宇一郎代表取締役社長 、本展の企画制作協力をしたスタジオジブリ 鈴木敏夫プロデューサーらが登壇。あいさつやテープカットを行った様子を公開します。
「会場を見させていただいた印象は、想像以上に”大博覧会”になったなということ。見ても見ても終わらず、これだけお見せすれば、皆さん十分に楽しんでもらえると思いました。また、僕自身が携わった宣材物も多く展示されていたのですが、探しても見当たらないなと思っていたら、「なんだここに置いてあったのか」って(笑)。それだけほんとにたくさんのものが展示されていて、当時を思い出させてくれる展示だと思います。コロナ禍ではありますが、この博覧会を楽しんでいただきたいです。」
「昨年は延期をし、鈴木プロデューサーにお願いして、「ジブリの”大じゃない”博覧会」を実施しましたが、今年はフロアを全て使って本当に見応えのあるものとなりました。新型コロナウイルス感染防止対策をしながら実施をしますので、多くの方にジブリの世界を楽しんでほしいと思います。全国11ヵ所を巡回したのち、ここ愛知で完結を迎える、まさに集大成となっています。『ジブリパーク』に登場予定の「ハウルの城」の模型などもありますので、ぜひ堪能してください。」
「1年の延期を経ていよいよ開幕を迎えることができ、楽しみに待たれていた皆さんには、じっくりとジブリの世界に浸っていただける機会になればと思います。「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」など、愛知会場初となる新たな展示物も加わっております。事前にチケットを買っていただくなど、感染防止対策にご協力いただき、安心安全にご覧いただける博覧会になればと思います。」
また、開会式後には鈴木プロデューサーの囲み取材も実施され、『ジブリパーク』について、「僕は名古屋市東区の生まれ育ちで、近所の徳川園では当時いろんなことをして過ごしていました。ディズニーのようなテーマパークよりも、子どものころ楽しく遊んだ徳川園の拡大版が『ジブリパーク』になれば」と語りました。
『ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開幕まであと1年。~』の開催概要やチケットの購入方法などは下記の記事をご確認ください!
愛知で完結「ジブリの大博覧会」開幕記念プレゼントや愛知初展示の追加情報が到着!
『ジブリパーク』の開幕が待ち遠しい今日この頃。大博覧会の展示を見てジブリの世界感を堪能してくださいね。
※撮影時のみ特別にマスクを外して撮影をしています
イベント情報
ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~
2021.07.26