コロナ禍があり、大きな変化を求められながらも
何となく終わってしまった感のある昨年。
“2021年こそは充実した1年を過ごす!”と
目標を立てました。
一緒にいるだけで楽しい大親友のサエを誘い
計画した「飛騨路」1泊2日の旅。
近すぎても旅行感がないし、遠いと疲れちゃう。
名古屋から列車で約2時間30分、
飛騨はそんな絶妙な距離感。
列車で行けば、ゆっくりお喋りもできるし、
それに、名古屋駅からお酒も呑めちゃう(笑)
岐阜県飛騨地方といえば、
世界遺産としても有名な白川郷の「合掌造り」。
ここを訪れるのは小学生の時、
家族旅行で来て以来かな。
あの頃はよく分かってなかったけど、
街中に暮らすワタシには見る風景すべてが新鮮。
タイムスリップしたような民家や
白銀のコントラストが美しい雪景色はもちろん、
何気ないあぜ道の風景まで、
ついつい写真に収めちゃった。
まさに…冬こそ美しい白川郷だね。
それにしても、豪雪地帯に住む人たちの
知恵って凄い。
フォトジェニックな景色に魅了されて、
時間も忘れて結構歩いたので、
お腹も空いちゃいました。
国の重要文化財旧遠山住宅で、
お祝いごとなどに出された
白川村を代表する郷土料理「すったて汁」を
作ることができる体験イベントに参加。
茹でた大豆を石臼ですりつぶし、
味噌や醤油などを加えた汁ものです。
囲炉裏端でいただくすったて汁が
温かくて優しかった。
土地ならではの文化に触れることができる体験は、
その瞬間だけでなく旅の思い出として
記憶されました。
冬の旅と言えば、絶対に温泉は外せない。
「白川郷の湯」は、この地で唯一の天然温泉で、
露天風呂の湯ぶねからは、日本海まで流れる庄川、
白山連邦の真名古の頭(まなこのかしら)が
見れちゃう。
温泉に入ると心も裸になったように、
何でも正直に話せてしまう。
大親友のサエが一緒ならなおさら。
付き合っている彼氏のこと、仕事のこと、
そして将来のことまで、
大事な話からどうでもいい話まで、
たくさん話しちゃったな。
墨絵のような白一色の景色を見ながら、
心身共に温かくなりました。
動物の中で一番、クマが好き。
6歳までは寝る時はいつもテディベアと
一緒だったし、
元彼にもらった大きなクマのぬいぐるみは
今も部屋にいる(笑)
「奥飛騨クマ牧場」では、
クマにエサやり体験ができたり、
可愛らしい子グマと
記念撮影をすることもできました。
こんなにクマを間近に見たのは初めてかも。
クマって日本にいる野生動物の頂点にいて、
実際は怖いはずなのに、
コロンとしてて、手足が短くて胴長で、
毛もふさふさで可愛くて、そして大きくて力持ち。
ワタシの理想のタイプは、やっぱりクマみたいな人。
日本で唯一の2階建てロープウェイで、
標高2156mの雲上に行ける
「新穂高ロープウェイ」。
山頂の展望台からの360°見渡す限り広がる
雪化粧をした北アルプスの大パノラマは、
まさに息をのむ絶景。
頬を伝うマイナス10度の空気を感じながら、
「人間って自然の中じゃちっぽけな存在」
なんて、ちょっと哲学的なことも考えてみたり(笑)
大変な登山ではなく、
お手軽に山の景色を見たいという
ワガママを叶えてくれるのが嬉しいよね。
やっぱり、旅でしか得られない体験や感動がある。
何度でも女子ふたりでまた来たい「飛騨路」。