Mireiはあの日、
この言葉に救われた!
-第10話-
チェンソーマン編
チェンソーマンのレゼ編の映画が公開され、話題を呼んでいる。
私も大好きな作品で、レゼはコスプレしたこともあるくらい大好きなキャラクターだ。
「デンジくんはさ 田舎のネズミと都会のネズミ どっちがいい?」
私物
チェンソーマン5巻165ページ、レゼの問いかけ。
イソップ寓話のひとつで、田舎のネズミは安全に暮らせるが美味しい食事はできない。都会のネズミは美味しい食事ができるが常に命の危険が伴う。
登場人物たちもそれぞれの立場から「どちらがいいか」を語るが、私は迷わず都会のネズミを選ぶ。
私は高校卒業まで福岡県で育った。
暖かくて優しい地元の人たちや九州にいる家族や友達のことを思い出すと、田舎のネズミの安心感はとても理解できる。
大切な人たちと穏やかに過ごせる時間はかけがえのないものだと思う。
でも私は大学進学のタイミングで上京した。務めていた会社を辞め、名古屋でアイドルという世界に飛び込んだ。
リスクがあっても、その世界でしか得られない景色や幸せがあると信じているからだ。
安定や安心より、夢を叶えることの方が生きてる実感が湧くからだ。
「安全に暮らすか、危険を背負って夢を見るか」――この問いは、ただの寓話じゃなく、私自身の生き方そのものでもある。
もし地元に残っていれば安心できたかもしれない。東京で会社員として暮らしている方が、楽に幸せになれたかもしれない。
でも、名古屋に来て今こうして活動をすることで、たくさんの人と出会い、SNSやライブを通して、いろんな方に応援していただけるようになった。
これは田舎のネズミのままでは、きっと見られなかった景色だ。
怖さより「もっと大きなステージに立ちたい」という気持ちが勝つ。だから私はこれからも都会のネズミとして走り続けたい。
レゼが投げかけた問いかけは、私の生き方にも重なっている。
夢を追いかけて危険を選んでしまう私は、やっぱり都会のネズミだと思う。
\次回は10月19日(日)21時アップ/
隔週の日曜21時更新です、お楽しみに!
●過去の記事もCHECK
プロフィール
みれい Mirei
・2000年8月20日生まれ
・福岡出身/名古屋在住のAB型
6人組ガールズグループ「SAKURA GRADUATION」のリーダー。
頼れるアート系女子で少年漫画と美容、ファッションやカメラ、デザインなどが趣味。
特に本、文章、活字が大好き、書くことも大好き!
学生時代には作文で賞を獲ったり学校代表に選ばれたり、公募の詩集雑誌での掲載経験なども。
好きな作家は太宰治、西加奈子、最果タヒなど。現在はnoteで文章を書いて発信。
また情報発信も大好きで、インスタのストーリーで美容や本の感想なども。
⇒note
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●WHAT’S SAKURA GRADUATION?
それは「アイドルをやめる」決意から生まれた、覚悟の6人。
2023年。前代未聞のオーディション「私、今日でアイドルやめます」から誕生した、6人組ダンスボーカルガールズグループ。
“選ばれる” のではなく、“自ら残る” ことを選んだ彼女たちは、自分の言葉で、未来を切り開くことを決意した。
グループ名には、ふたつの想いが込められている。
ひとつは、SAKURA= 桜。
日本を象徴する、美しくも儚い花。咲き誇り、そして散ってゆくその短い命が、 見る者の心を打つように──私たちもまた、限られた時間の中で全力で咲き、世界にその美しさを刻む。
もうひとつは、GRADUATION=卒業という決意。
あらかじめ “終わり” が決まっているからこそ、今を全力で駆け抜ける。 3年間という限られた活動期間の中で、ひとりひとりが成長し、輝き、そして旅立っていく。
2024年にはデビューシングル「シゲキテキ VIVID!!」で鮮烈なデビュー。
2ndシングル「CANDY TOWER」ではオリコンデイリーランキング4位を記録。
ライブパフォーマンス、楽曲、そしてファンとの近い距離感──そのすべてが、“今” という時代に新しい風を吹き込んでいる。
アニメ、コスプレ、J-POP、そしてアイドル文化──日本が世界に誇るポップカルチャーの旗を掲げ、世界へ挑む。
この一瞬にすべてを懸けて、今日もステージに立つ。
その一歩一歩が、世界中に日本のカルチャーの魅力を届けていく── 覚悟を持ったアイドル。
9月19日(金)には両A面4thシングル「ちゅちゅる革命⭐/セイシュンノカケラ」をリリース。
「ちゅちゅる革命⭐」は栄に8月29日(金)オープンした『世界アイドル共和国』のテーマソングで、SAKURA GRADUATIONは同施設のメインアンバサダーも務める。
「セイシュンノカケラ」は名古屋モード学園との衣装コラボレーションでも話題の楽曲。
⇒HP
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