『冴えない彼女の育てかた』のTVシリーズのスタッフ、キャストが集結! 劇場版で恋のフラグのラプソディー最終楽章が始まる。
10/26(土)より絶賛公開中、〈冴えない彼女の育てかた Fine〉の舞台挨拶が名古屋の劇場「109シネマズ名古屋」で行われました。
松岡 禎丞(安芸倫也役)、矢作 紗友里(氷堂美智留役)、 赤﨑 千夏(波島出海役)、の豪華声優陣が登壇。大人気のTVシリーズを経てついに劇場版となった今作。5年に渡るシリーズの最終章への想いや作品の見所について語っていただきました。
―〈冴えない彼女の育てかた Fine〉のタイトルについて初めの印象は?
赤﨑)
私最初これを見たときにフィーネじゃなくてファインだとおもってすごく元気な劇場版なのかと思いました!フィーネが“終わり”っていう意味なのを知らなくて、劇場版だイエーイ!っていうテンションでした(笑)。
―Fineで終止符が打たれますが、5年に渡り演じてきた役への思い入れや、お芝居を振り返りいかがですか?
松岡)
自分とはやっぱ違う人間なので…今考えてみれば大変でしたね。冴えカノって尺が短くて。ちゃんと意味合いを捉えた上で、倫也の内から自然に出てきている言葉として考えて演技をするので、いくら短くても棒読みのような早口言葉にはならないように細かく調整していました。
矢作)
私は早口なところがそんなにないなー。美智留は冴えカノの中でもひとりめちゃくちゃ尺を使う女だからね!大変そうだなーとは思っていて、みんなに分けてあげたいぐらいでした(笑)。
―5年間で、それぞれの役の印象に変化はありましたか?
松岡)
倫也って人にケツを叩かれて前に進んできた感があるんですけど、自分なりに物事を考えて行動するようになったなって思います。優先順位は今までの倫也と変わりはしないけど、人間性は成長したなって。ちゃんとした男になってきたって感じさせてくれた5年間でした。
矢作)
美智留は、5年とはいえTVシリーズではそんなに出番が多くはないんです(笑)。だからか、基本な所は全然変わらないかなって思う。最初はオタクなんて!みたいな所があってフィギアとか勝手に捨てちゃうなんてこともあったけど、仲間になってからは、わりと天才肌だからすぐに曲が降りてきて「こんなのできたの!聞いてー」って。大きくスタンスが変わったなということはなかったけど、オタクを受け入れる感じにはなりましたね!
どうですか?みちるみたいな女は?
松岡)
大雑把なところがいいと思いますよ!あれだけ大雑把だと私生活も楽しそうだなって感じしません?
矢作)
そうだね、悩みとか困ったこととか、1個のことでグジグジしなさそうだよね!そういう女子は好き?
松岡)
…。(無言)
矢作)
そうでもないみたいだね。(笑)
松岡)
難しいところですね。友達としてはいいと思います!
矢作)
じゃあ女としては?
松岡)
全然良いと思います!あれだけ物事をストレートにいったり、おもしろがっても相手を傷つけないところとか。(まぁ、倫也は傷ついていましたけど…) 美智留ってパワーがあるから、おれは元気がもらえるなって思います。へこんでても美智留がいれば元気になれますよね。
赤﨑)
出海は、最初本当に後輩系ヒロインキター!!って感じでおっぱい揺らしながら出てきて、出来る限り可愛くあざとくやってくださいっていう指示のもと一生懸命やったんですけどね、だんだん出番が減ってきたなーって(笑)。
ライバルとして英梨々の葛藤に出海が一枚噛んでいるような部分があって、もう少し本筋に絡んでいきたかったなーって思いもあるんですけど、第2期の最後で新生blessing softwareになりましたから!劇場版ではどうなっているかを見ていただきたいです。出海も活躍しますよ!
―恵の劇場版の可愛いポイントをネタバレしないように教えてください!
松岡)
手!!
赤﨑)
手はいいですよねー!手が口ほどにものをいうというか。
松岡)
本当!!本当にそう!!
矢作)
でも倫也のアノ場面の手もよかったですよね。
松岡)
ありがとうございます。
矢作)
あと私は目線が可愛いと思う。
松岡)
目は口ほどにものをいうっていいますよね!
矢作)
全部じゃん!(笑)目・手・太もも・おしり・植物、冴えカノは何だって喋りますからね!それぐらい細かい所の表現が凄くて、ここに喋らすかっていう所がいっぱいあるので、ぜひその辺も期待して見ていただきたいなと思います。
―これから本編を見る方達のためにネタバレギリギリのキーワードを教えてください。
矢作)
冴えカノといえばヤツの足が!もうそれはそれは踊り狂います!(笑)
松岡)
髪の毛!
赤﨑)&矢作)
髪の毛・・・?
赤﨑)
このわからない感じのキーワードを、これから見て紐解いてもらえばいいですね。私たちももう一度見て精査したいと思います(笑)。
―最後に名古屋の皆さんに一言をお願いします!
赤﨑)
色々なキーワードをご紹介させていただいたので、この劇場版を見てそーゆうことか!ってなっていただきたいです。色々な感情に巻き込まれていくと思うので、ぜひ劇場版楽しんでください!
矢作)
とにかく両方(倫也と恵)の目線で見て欲しいです。あと糖度も高いよ!みんなが「はい、ありがとうございます」って納得できるようなラストになりましたので、しかと目をかっぴろげてご覧ください!
松岡)
冴えカノは今回で本当のエンディングということになります。自分たちも精一杯演技させていただいて、画の方もスタッフの皆さんが仕上げてくださって、この冴えカノのラストFineが皆さんの心にいつまでも残るような作品になっていったらいいなと思います。つまり何が言いたいのかというと、、、冴えカノは不滅です(笑)
◆ストーリー◆
ある春の日、安芸倫也は桜舞う坂道で運命的に出会った少女・加藤恵をメインヒロインにした同人ゲームを制作することを思いつく。同人イラストレーターの澤村・スペンサー・英梨々と、ライトノベル作家 霞ヶ丘詩羽を誘い、blessing softwareを結成。やっとのことで一作目を発表したー。英梨々と詩羽は大作ゲームを開発するために、人気クリエイターの紅坂朱音のもとへ。倫也はサークル活動を継続し、副代表の恵とともに新作の開発を開始した。イラストレーターに後輩・波島出海を起用、プロデューサーを出海の兄・伊織へ依頼し、氷堂美智留と彼女のバンドicy tailとともに新作の開発を進めるが……。blessing softwareの新作の行方は?冴えないヒロインをめぐる青春グラフィティ、グランドフィナーレ。
冴えない彼女の育てかた Fine
【原作】
丸戸 史明
【監督】
亀井 幹太
【声優】
松岡禎丞、安野希世乃、大西沙織、茅野愛衣、矢作紗友里、赤﨑千夏、柿原徹也 ほか
©2019 丸戸史明・深崎暮人・KADOKAWA ファンタジア文庫刊/映画も冴えない製作委員会
公式サイト:https://saenai-movie.com/