三部作の第二章「AUGURIES」で奏でるThe Songbards の音色
今月4枚目のミニアルバム「AUGURIES」をリリースしたThe Songbards(ザ・ソングバーズ)。三部作の第二弾にあたる今作に込められた思いについて伺いました。
また、インタビューを記念して、抽選でサイン入りプレゼントも用意!!インタビューを読んで、豪華プレゼントをゲットしよう。プレゼント応募の詳細はページ下部をチェックして。
―2017年3月、上野皓平(Vo/Gt)、松原有志(Gt/Vo)、柴田淳史(Ba/Cho)、岩田栄秀(Dr/Cho)の4人で結成されたバンド The Songbards(ザ・ソングバーズ)。わずか2年でメジャーデビューを果たし、順調にステップを駆け上がる彼ら。2021年6月には、前作「SOLITUDE」に続く三部作の第二弾、ミニアルバム「AUGURIES」をリリースした。
上野 今回のミニアルバム「AUGURIES」は、イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの詩「Auguries of Innocence(無垢の予兆)」から頂戴しタイトルを付けました。前作の「SOLITUDE」(孤独)では幼少期や学生時代に考えていたこと、それに対して「AUGURIES」(予兆)は社会に出てからのこと。自分たちの人生の歩みとも重ねながら制作をしました。
――人が生きるとは何か、なぜ生きているのかということを探求する。それを音楽という手段で表現し世界が豊かになることに貢献する―、そんな思いを胸に掲げ活動をしている彼ら。その具体的な形として今回の三部作がある。
松原 集団や社会など少し視野が広くなっても、誰かと何かを分かち合ったり、助け合いの心だったり、すごいシンプルなことだとは思うんですけど、大切にすべきことは変わらずにあると思っていて。そんなことが誰にでもどんな状況でも当てはまるメッセージが込められている作品となっています。
―リード楽曲「夕景」には神戸の思い出と、制作のこだわりが詰まっている
松原 神戸に住んでいた時、海沿いを走る山陽電車っていう路線をよく使ってたんですけど、その車内から見える夕景がすごく綺麗だったんですよね。時間が止まったかのような雰囲気があって。そんな何ものにも代えがたい夕焼けの景色と、たまたま観た「インターステラー」っていう映画で描かれていた親子の愛情が、なぜかノスタルジックに浸れる感情というので僕の中でリンクして、デモを作りました。それから何年か経って今作のミニアルバムを制作する上で、この楽曲が合うんじゃないかなとなり、バンドでアレンジすることになりました。
上野 全曲レコーディングをした後、今作の中で唯一レコーディングし直した楽曲でもあり、思い出深いですね。どんな風にリアレンジをしたら、よりこの曲の持つメッセージを伝えることができるのか、僕の部屋に(松原)有志が来て2人で話し合いました。冒頭の電車の音からのコーラスパートは特に長い時間をかけていて、「これやな、来たな!」って言っては「やっぱこっちやな~」って、あーだこーだを何回も繰り返していた印象があります。
―リズム隊の柴田さん、岩田さんは、デモ音源を初めて聞いた時の印象を語ります。
岩田 3曲目の「Monkey Mind Game」は、今の仕上がりよりだいぶサルの声が多くて、すごい印象的でしたね。今作は全体的に2人の遊び心が多く入っていて、いい意味で第一印象は衝撃というかサプライズな感じがありました。
上野 SE(サウンドエフェクト)を多く取り入れたのは、今までと一番大きく異なる部分ですね。前々からやってみたいなと思っていて、今回のコンセプトや表現したい世界観に合うものだったので挑戦した点です。
柴田 僕が一番印象的だったのは4曲目の「ブルー・ドット」ですね。純粋にサビのメロディがいいなと思って。あと 1回聞いたときに、100%ではないんですけど、こういうことが言いたいのかなって伝わってきた楽曲でした。
松原 「ブルー・ドット」の歌詞は基本(上野)晧平が書いていて、それを後から一緒に話し合いながらまとめていく作業は楽しかったですね。「Monkey Mind Game」だと、あえてお互いの感性を外したり無視しながら作っていったんですけど、「ブルー・ドット」では2人で1つのゴールを目指すみたいな感じ。
―そんな制作期間を経て完成した楽曲たち。それぞれのお気に入りのポイントは?
上野 「Monkey Mind Game」のアウトロで1回終わったかと見せかけて、もう一度始まる部分のベースラインがすごい好きです。
松原 「ブルー・ドット」のサビ前、晧平が「アー」と声を伸ばすんですけど、その声がちょっとひずむのが好きです。その声で、よりインパクトを持ってサビを歌い出せる。
柴田 僕は王道で、さっきこだわったといっていた、「夕景」の電車の音からコーラス部分。僕も実際に神戸にいたので、情景が思い浮かびます。
岩田 「Engineered Karma」のアウトロで、急にパンクロックのパートが入るんですけど、そこはLIVEでやるのが今から楽しみです。
―デザイン担当でもある岩田さんは、ジャケットデザインのこだわりについても教えてくれた。
岩田 土田陽介さんにアートディレクションをしていただいて、構想から一緒に作っていきました。今回は、撮影した写真を印刷してカットして、それをまたライティング組んで撮るという、そんなチャレンジをしました。ぜひ手に取って広げて見ていただきたいのですが、 ジャケットから歌詞カードまで全部が1枚の写真で繋がっているんです。
―プライベートでもパソコンでデザイン作業をしている岩田さんや、古民家DIYのYoutubeを見るのにハマっている松原さん、料理の腕を上げている柴田さん、車の運転免許取得のための勉強に励んでいる上野さん。そんな4人が奏でる音楽を生で聞けるのが待ち遠しい!最後に名古屋の皆さんへメッセージをいただきました。
上野 名古屋は美味しいご飯がたくさんあることもそうですが、ライブ会場に行くと、楽しみに待ってくださってたんやなっていうのがお客さんからすごい伝わってきて、毎回テンションが上がってすごいエネルギーをもらいます。名古屋に行くことをとても楽しみにしてるので、ぜひライブに来たことがないという方も遊びに来てほしいなと思います。
The Songbardsプロフィール
2017年3月神戸で結成された4ピースロックバンド。UKロックに影響を受けたツインギター&ヴォーカルと、息の合ったコーラスワークが特徴。バンド名は、敬愛するThe Beatlesからインスパイアを受け命名。イージーリスニングで聴けば、鳥が鳴いているような心地よいサウンド、歌詞に注目するとしっかりと詩的表現が含まれている、という意味を込めた「Songbird=さえずる鳥」×「bard=吟遊詩人」のダブルミーニング。
【オフィシャルサイト】
【Twitter】
【Instagram】
https://www.instagram.com/thesongbards/
【Youtubeチャンネル】
https://www.youtube.com/c/TheSongbardsChannel
【抽選】読者限定プレゼントキャンペーン
記事を読んでくださった皆さんに豪華プレゼントを用意いたしました!The Songbardsさんのサイン入りポスターを抽選で3名様にプレゼントいたします!応募方法は下記をご覧ください。
【応募期間】
2021年7月10日23:59まで
【応募方法】
①ナゴヤドット公式Twitterをフォロー
②応募ツイートをリツイート
当選者には応募締め切り後、ナゴヤドット公式Twitterよりダイレクトメッセージにて、プレゼント送付情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。
※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます
キャンペーン規約
・発送は日本国内に限らせていただきます
・抽選状況へのお問い合わせについてはご対応致しかねますのであらかじめご了承ください
・第三者への転売、オークションへの出品は固くお断りいたします
・商品の不具合、破損に関する責任は一切負いかねます
個人情報取扱について
・読者の皆さまからお預かりする個人情報は、当企画のプレゼントの発送にのみ利用いたします。同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。
NEWS
■RELEASE
4th Mini Album「AUGURIES」
- ビー・ヒア・ナウ
- Engineered Karma
- Monkey Mind Game
- ブルー・ドット
- 夕景
- 完全限定生産盤【CD+DVD】 [VIZL-1897 / 2,530円]
- 通常盤【CD】 [VICL-65502 / 1,650円]
■LIVE
The Songbards pre. 『ミックステープ ツアー編』「AUGURIES」リリース記念
【Vol.4】
8 月 5 日(木) 渋谷 CLUB QUATTRO
17:45開場 / 18:30開演 w/ 夜の本気ダンス
【Vol.5】
8 月 26 日(木) 梅田 CLUB QUATTRO
17:45開場 / 18:30開演 w/ mol-74
【Vol.6】
8 月 27 日(金) 名古屋 CLUB QUATTRO
17:45開場 / 18:30開演 w/ the shes gone
>>チケット詳細はこちら<<