愛知が舞台の実話!大泉洋主演の感動作『ディア・ファミリー』先行試写に主人公のモデル登壇

稲垣朱乃

稲垣朱乃

2024.04.10

 

2024年6月14日(金)全国公開される大泉洋さん主演の映画『ディア・ファミリー』のプレミア先行試写会が名古屋で開催されました。

 

今作は、心臓に先天的な疾患を抱え、幼い頃に「余命10年」を宣告されてしまった娘の佳美の命を救うため、1970年代当時、日本国内で開発が至っていなかった人工心臓の開発に乗り出した、父・宣政とその家族の実話を基にした物語。

 

医療の知識もない小さな町工場を経営する宣政とその家族は、娘の命を救いたいという一心で、人工心臓の開発に取り組み、やがて世界で17万人を救うこととなる医療機器・IABPバルーンカテーテルを誕生させることとなりました。

 

 

試写会には、今作のモデルとなった、ここ愛知県・春日井市に本社を置く企業「東海メディカルプロダクツ」の筒井宣政会長と大村秀章愛知県知事が登壇。挨拶を行いました。

 

4月4日、愛知限定プレミア試写会実施!物語のモデル「東海メディカルプロダクツ」筒井会長登壇

 

2024年4月4日(木)に名古屋市で開催された、愛知プレミア試写会。登壇された「東海メディカルプロダクツ」の筒井宣政会長は、

 

「長い付き合いである、ノンフィクション作家・清武英利さんの紹介で、映画化のお話をいただいたのは今から5年前。私としては次女・佳美の物語でもあり、ただ自分の人生を懸命に生きてきただけのつもりですが、このような素晴らしい映画にしていただき、とても光栄です。」と語り、映画関係者や企業関係者各位へ御礼を述べました。

 

また、この映画をどのような方々に見ていただきたいですか?と聞かれると

「私はただ自分の人生をただ懸命に生きてきただけでございますが、今振り返りますと、娘の命を救いたいという一心で奔走してきた時も、医療機器・IABPバルーンカテーテルを開発した時も、その根底にあったのは、”どんな逆境においても、絶対にあきらめない”という想いでした。

僭越ではありますが、これから不確実な令和の時代に多くの苦難に立ち向かうであろう若い方々や、新しいビジネスに取り組む企業の方々など、できるだけ多くの皆さんに見ていただき、少しでも生きる勇気が伝わればと思っております。

また、愛知県が推進するモノづくりプロジェクトに参加する皆様にも映画をご覧になっていただくことで、地域経済や産業の発展に少しでも貢献できたら幸いです。」と語りました。

 

また映画公開のお祝いを述べに、大村秀章愛知県知事も登壇。

「この『ディア・ファミリー』という映画は、家族愛とモノづくりへの情熱が描かれた映画だとお伺いしております。

愛知県では、オンリーワンやトップシェアを誇り活躍する企業さんを「愛知ブランド企業」として認定させていただいており、筒井会長が率いる「東海メディカルプロダクツ」さんも、およそ20年前に認定させていただいております。愛知のモノづくり企業におけるスタートアップの先駆けとして活躍いただき、心から感謝をしております。

この映画が多くの皆様に広がることで、「東海メディカルプロダクツ」さんのように、社会に多大な価値を提供し、難しい技術開発においてもとにかく挑戦をする。そんな志を持った企業が愛知県より生まれ、筒井会長の後に続いていただくことを願っております。」と語りました。

 

 

愛知県内のロケ地多数!映画内で探してみて!

また今作では、愛知県内のロケ地も多数あります。名古屋市の「リニア鉄道館」や、豊橋市の「芦原小学校」、津島市の「津島駅」、豊川市の「豊川稲荷駐車場前交差点」などなど。劇中でぜひ探してみてくださいね。

 

感動の実話。大泉洋さん主演映画『ディア・ファミリー』

 

 

ただ、娘の命を救いたかった―。

絶対にあきらめない家族が不可能に挑んだ<23年間の愛の実話>。

世界で17万人の命を救ってきた[命のカテーテル]。その誕生には、季節の実話、絶対にあきらめない家族の<愛の物語>がありました。

 

1970年代、心臓疾患は日本人にとって致命的な病。そんな状況下において、娘の佳美が、心臓に先天的な疾患を抱え、「余命10年」を宣告されてしまう。絶望の最中、小さな町工場を経営する父・宣政は立ち上がる。医療には全くの門外漢。ズブの素人による人工心臓という医療機器開発は限りなく不可能に近く前途多難な道程だが、「ただ娘の命を救いたい」という一心で、父と母は勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金を用意して何年もその開発に時間を費やすのだった。

 

しかし医療器具として承認されるためには様々な障壁が立ちはだかり、やがて研究は行き詰まりを見せる。そして佳美の命のリミットは刻一刻と迫っていた・・・。

 


 

この実話をもとにした感動の映画『ディア・ファミリー』の主人公・坪井宣政を演じるのは、いま多くの人々に愛される俳優・大泉洋。その夫を支え、頼もしくお尻を叩く妻・陽子役には菅野美穂が抜擢されています。

 

心臓疾患を抱える次女・佳美役には、日本アカデミー賞新人俳優賞にも選ばれた福本莉子、三女・寿美役には若手実力派の新井美羽、そして3姉妹を支える長女役を川栄李奈が演じます。

 

監督には『君の膵臓をたべたい』『君は月夜に光り輝く』『そして、生きる』など、生死観にまつわる感涙作を生み出してきた月川翔監督。ノンフィクション作家・清武英利による20年以上に渡り家族と向き合い紡いだ取材ソースを原作に、家族の物語に挑みました。

 

医療の世界とは全く無縁だった平凡な町工場の男が、後に医療界を揺るがすこととなった、あまりにも大きな奇跡。絶対にあきらめない家族が起こした実話に基づく物語をぜひ劇場でご覧ください。

 

編集部も観てきました!

ほんとうにほんとうに感動しました。娘のために奔走する父と、それを見守る家族が紡ぐ絆に、最初から最後まで涙腺が崩壊。この物語が実話で、しかも愛知県という身近な場所で起きた物語であることにも心震えます。お子さんがいる方は特に感情移入をしてしまうと思います。「あきらめない」ことの大切さや、生きる希望を強く感じることができますので、ぜひ見ていただきたいです。

 

▼予告編はこちら

 

2024年6月14日(金)全国東宝系ロードショー

ディア・ファミリー

【原作】

清武英利「アトムの心臓『ディア・ファミリー』23年間の記録」(文春文庫)

【監督】

月川翔

【脚本】

林民夫

【出演】

大泉洋 管野美穂 福本莉子 新井美羽 上杉柊平 徳永えり・満島真之介 戸田菜穂 川栄李奈 / 有村架純・松村北斗 光石研

【制作プロダクション】

TOHOスタジオ

【配給】

東宝

©2024「ディア・ファミリー」製作委員会

公式サイトはこちら

公式X:@dear_family_

公式Instagram:@dear_family_movie

公式TikTok:@dear_family_

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2024.04.10

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