上前津駅9番出口から歩いて6分、赤門通り沿いのビル「O’s Core」2階にお店を構える本格パティスリー『patisserie KH cafe(パティスリー KH カフェ)』。
世界的にも有名な『パティスリー・サダハル・アオキ・パリ』で15年修業を重ねたパティシエによる本格スイーツが大須で味わえると、話題を集めています。
ちなみに店名『patisserie KH cafe』のKとHは、パティシエの謙二(けんじ)さんとオーナーの英貴(ひでたか)さんの頭文字から取ったそうです。
-CHECK POINT-
①シェフはパリのサダハル・アオキ出身
②全国的にもここだけのルートコーヒー
③手土産にも喜ばれること間違いなし!
狭い階段を上って隠れ家的な魅力もある店内へ。白を基調に、大須とは思えない洗練されたオシャレな空間が広がります。
木製のテーブルやショーケースなどのインテリアに使用されている木材は、オーナーの祖父母が営んでいた洋装店の裁断室のフローリングなど80年前の建材を生かして、温かみのある落ち着いた雰囲気を演出しています。
座席はカウンター4席とテーブル4卓で、合わせて16席を用意。ケーキとコーヒーを嗜みながら、ゆったりと流れる時間を。
大須商店街の喧騒を離れて、癒しのひとときを過ごしてみて。
▼本国のサダハル・アオキで15年の経験
店内に足を踏み入れると、真っ先に目に飛び込んでくるショーケースには、世界的なパティスリー「サダハル・アオキ・パリ」の本店で15年間に渡り経験を重ねたパティシエの土屋さんが、青木定治さんから受け継いだスイーツが並びます。
彩り鮮やかなムース11種類とパティシエ自慢のスフレ生地を使用したロールケーキ、柚子やアプリコットなどのマカロン。全てのケーキを土屋さんがひとりで担当。毎日ひとつひとつ丁寧に仕上げています。
一般的な洋菓子店ではあまり見かけない抹茶あずきやきな粉、玄米あずきといった和テイストのケーキも発見!
こちらは、パティシエの土屋さんが『パティスリー・サダハル・アオキ・パリ』の抹茶やきな粉を使ったスイーツがお気に入りだったということで、当時の経験と技を生かして提供しているそうです。
▼パティシエ推しスイーツ
▷ムースショコラ650円
カカオ分68%のチョコレートムースとフランボワーズのゼリー、クレームブリュレ、チョコのスポンジを組み合わせたケーキ。
チョコレートムースが非常に濃厚で口の中に入れるとすっとなくなるのが特徴的。
さらにフランボワーズの酸味、クレームブリュレの甘さがビターなカカオと相性バツグン。
▷フレーズブランシュ650円
ホワイトチョコレートのムースとイチゴのゼリー、ピスタチオクリーム、タルト生地を組み合わせたケーキ。
見た目にも可愛らしいこちらのケーキはほど良い甘さで、さっぱりとした美味しさが魅力です。
また、ムースのしっとり感とタルトのザクザク感を一緒に楽しめるところもポイント!
▼ここだけしか味わえないコーヒー
ケーキと一緒に楽しみたいのは、全国でも取り扱う店舗がほかにない『root coffee(ルートコーヒー)』。
オーナーの奥田さんが「ルートコーヒー」の数々のコーヒーメーカーの開発にも携わる凄腕バリスタと友達だったことがきっかけ。
スペシャリティコーヒーを中心に取り扱い、豆の選定から焙煎、ハンドドリップ、エスプレッソ抽出にこだわっています。
常時6種類の豆を取り揃えていますが、コーヒーの味わいなど、どれを選んだら良いか迷ったときは奥田さんに気軽に相談してみて。ベストな豆を選んでくれます。
また和テイストのケーキに合わせて日本茶も用意。他にも紅茶やジュースなども揃っているから、コーヒーが苦手な人もご安心を。
▼手土産に最適な焼き菓子も充実
さらにクッキーやパウンドケーキ、マドレーヌ、フィナンシェ、ガレットブルトンヌ、フロランタンなど個包装された焼き菓子も魅力的なラインナップ。
専用の箱に詰めてもらうこともできるので、手土産にも◎です。
店舗名:patisserie KH cafe
住所:名古屋市中区大須3-18-7 O’s Core2F
電話番号:052-262-2402
営業時間:10:00〜19:00
定休日:火曜、第1・3水曜
公式サイト:https://www.instagram.com/patisseriekhcafe_rootcoffee/
スイーツの本場パリの名店で15年も経験を積んだ実力派パティシエと、大須育ちの気さくなオーナーが織りなす一流の味わいを、大須スタイルで楽しんでみませんか?
NAGOYA.ライター。