ジャパンサイフォニストチャンピオンによる、盆栽とサイフォンの新嗜好体験カフェ『彩盆の間(さいほんのま)』が6月1日(木)オープン!
-CHCK POINT-
☑サイフォンチャンピオンによる新カフェ
☑余韻の長い華やかな香りのコーヒーを
☑盆栽も一緒に小さな庭園のように提供
●どんなお店?
世界屈指のサイフォン抽出技術を誇るサイフォンのスペシャリスト・中山吉伸氏(ジャパンサイフォニストチャンピオン史上最多優勝・世界2位)。
自身初となるサイフォン専門店が6月1日(木)にオープンしたのが『彩盆の間』。
国内はもちろん世界中のサイフォン愛好家やプロからも一目置かれるこちらのお店は、開店プロジェクトのクラウドファンディングでもわずか1週間で目標額50%を達成するなど、多くの注目を集めています。
ビル1階の入り口には和モダンな提灯と暖簾が目を引きます。そして暖簾をくぐると、そこはまるで小さな森のよう!
サイフォン抽出を眺めながらゆったりとくつろげる特別カウンター席に、3種の樹の一枚板テーブル席と、ピエール・ジャンヌレのイス。
・特別カウンター6席(席料100円/人)
・一枚板テーブル12席(席料無料)
●メニューについて
コーヒーの抽出器具として知られているサイフォン式。まるで理科の実験器具を思わせるサイフォン式は、お湯が上昇し抽出されたコーヒーがフラスコに戻ってくるなど、見た目にも楽しいユニークな抽出方法です。
高温・短時間で淹れるサイフォンのコーヒーは華やかな香りとすっきりとした味わい。
余韻の長い香りがサイフォン最大の特徴で、そんなサイフォンの多様性を広げて、世界を牽引するサイフォニスト集団として、サイフォンの活躍の場をお茶の世界へと広げていきます。
ただサイフォン式を使うという単純なものではなく、プロならではの技術を生かして、お湯を沸かしながら抽出するサイフォン式ではできないとされていた低温抽出メソッドを確立!
コーヒーより低温で淹れるお茶にフォーカスした技術により、新たなサイフォンの香りを楽しむことができます。
注目ポイントは、一杯のコーヒーやお茶とともに、それぞれの希望に合わせて小さな盆栽がお盆の上に添えられるところです。
コーヒーの持つ様々な香りや個性を、情報ではなく視覚的なイメージを感じながら、誰にでも楽しく味わってほしいという想いから、盆栽とサイフォンという異色の組み合わせが誕生。
まるでお手元のお盆の上に広がる庭園のような香りの景色は、新たな癒しの体験を味わうことができます。
またメニューは、サイフォンで淹れたコーヒーだけでなく、日本茶や中国茶、和製ハーブも楽しめます。
●今後の展開は?
「盆を彩る 香しき間」をコンセプトに、陶芸家や木工職人とコラボした、暮らしを彩る作品も販売予定。
日本の伝統や技術とともにサイフォンを世界に発信していくため、サイフォン式抽出で欠かせない撹拌用のヘラをプロ向けに開発。
職人の手により漆で仕上げ作られた伝統工芸品級のヘラは45万円以上と高値にも関わらず、海外ユーザーから既に多くの問い合わせが届いているそう。
店舗名:彩盆の間(さいほんのま)
住所:名古屋市中村区名駅5-5-23 18ビル2F
営業時間:10:00~12:00、13:00~19:00(12:00~13:00中休み) ※金曜12:00~21:00
定休日:日曜、火曜
公式サイト:https://www.the-syphonist.com/store
人と手が作り出す温かみと唯一無二の風合い、便利さよりもかけがえのないもの・ことを届けてくれるサイフォン。今後は、コース制のメニューの導入、サイフォンコーヒーやミニ盆栽のワークショップ、様々な分野の職人とコラボした企画やイベントを展開していくそうなので、こうご期待!
NAGOYA.ライター