名店『みそかつ かつみや』の味を引継ぐ兄弟が〈あま市〉〈名古屋市鶴舞〉に新店舗をオープン
昭和48年創業、あま市七宝町で地元の人のみならず遠方にもファンを抱え、長年愛されてきた名古屋名物・みそかつが自慢の『かつみや』。
その初代大将が惜しまれつつも現役を引退。父の味を守りたいと、長男・次男の兄弟がそれぞれ新しい店舗を構えたと聞き、編集部が取材に行ってきました!
兄・雄一郎さんは、先代と同じ定食メニューが味わえる『二代目かつみや』を4月11日(木)にオープン。
あま市七宝町、シャッターが下りた旧店舗が目の前で見守る、県道115号線を挟んだ斜め向かいに店を構えます。
弟・裕さんは、名古屋市・地下鉄鶴舞駅から徒歩3分のところに『みそかつ かつみや 鶴舞分店』を10月1日(火)にオープン。「父の美味しいみそかつを名古屋に広めたい」という子供の頃からの想いがあったそうで、昼は定食、夜はお酒と肴を楽しめる居酒屋スタイルのお店です。
スタイルは異なるけれど、どちらの店舗も先代大将直伝の味噌ダレと厳選素材にこだわった自慢の味が楽しめるので、ぜひ両店も訪れて欲しいところ。
それぞれの魅力をご紹介していきます!
初めて食べる人でも、どこか懐かしい。『二代目かつみや』でまずは「みそかつ定食」を
『二代目かつみや』でいただけるのは、先代と同じ定食スタイルのメニュー。
早速、定番の「みそかつ定食」を頂いてみました!
さっぱりとした脂身が程よい、愛知県岡崎市産の新鮮な三河もち豚を使用。さらりとした甘めの味噌ダレは継ぎ足し継ぎ足し使用しているそうで、まさに“秘伝のタレ”。粗めにまぶしたパン粉が味噌ダレを十分に含み、その美味しさを堪能できます。
お肉がとっても柔らかな食感で誰もが食べやすく、老若男女に愛されてきた理由がわかります!
また、付け合わせのマカロニもこちらの名物。ほんのりカレー風味に仕上げたどこか懐かしい味です。プラス50円でマカロニ増量もできるとのことで、この日も常連さんがお隣の席で注文していましたよ!
味噌汁も、豆味噌の甘味が引き立つこちらならではの味わい。お椀の底に豆が入っているのも特長です。
主役の味噌かつだけでなく、細部までこだわりたっぷりの定食はお腹も心も満たしてくれること間違いなし!
ほかに、「とんかつデミ定食」や「上みそ定食」、ヒレ、エビフライの定食もあります。
持ち帰りもでき、取りに行く時間をあらかじめ電話で伝えておくと、揚げたてを用意してくれるそうですよ!
<SHOP DATA>
物件名 : 二代目かつみや
住所 : 愛知県あま市七宝町鷹居1-114
電話 : 052-442-5520
営業時間 : 11:30~14:00、17:00~21:30(LO20:45)
定休日 : 水曜・第1木曜定休
地下鉄鶴舞駅すぐ!『かつみや 鶴舞分店』の「とんかつ屋の 本気の串カツ」で手軽に名店の味を
次にご紹介するのは、地下鉄鶴舞駅より徒歩3分ほどのところにある『かつみや 鶴舞分店』。
日本料理など幅広い分野で修行してきたという弟・裕さんは、先代の味を引き継ぎながら新しいことに挑戦したいと居酒屋スタイルのお店をオープン。
看板メニューの「とんかつ屋の 本気の串カツ」がこちら。
三河もち豚、特製の味噌ダレ、手仕込みは本店そのままに、手軽に食べられる串カツとして提供します。
タレはほかに、地元の味「“七宝”宝ソース 5本」税込630円(追加1本120円)、「出汁醤油+わさび 5本」税込680円(追加1本130円)も用意。ぜひ食べ比べてみては。
秘伝の味噌ダレをベースに甘辛く仕上げた「牛すじモツ煮込み」もおすすめの一品。
鶏胸肉のタタキは新鮮な鹿児島産黒薩摩鶏をお刺身としていただけます。生姜醤油とともにどうぞ。
丁寧に手作りしたローストビーフのご馳走サラダ。低温調理を得意とし、鶏レバーの刺身風などのメニューも登場予定です。
そして10月下旬より、要望の多かったお昼の定食メニューもスタート。「みそかつ定食」や「チキンかつ定食」がいただけます。
今後は串かつのテイクアウトも始めるそうなので、用途に合わせて利用してみてくださいね!
<SHOP DATA>
物件名 : みそかつ かつみや 鶴舞分店
住所 : 名古屋市中区千代田3-8-1
電話 : 052-212-8832
営業時間 : 11:30~14:30(LO14:00)/17:00~23:00(LO22:30)
定休日 : 日曜定休