山寺や羽黒山などの歴史的な名所から、映画のワンシーンのようなレトロ温泉街、フォトジェニックな水族館まで、魅力あふれるスポットを多数有する山形県。
またこの時期、最上峡芭蕉ライン舟下りのこたつ舟や、蔵王ロープウェイで行く樹氷観賞など、冬ならではのお楽しみも満載です。
そんな、今すぐ行きたい山形県のスポットをギュッと詰め込んでお届けするのが、名古屋空港発着エリアの旅情報が満載のデジタルブック「名古屋航路」。
海の幸・山の幸をたっぷり使用したご当地グルメ、一度は食べたいブランド牛、行列必至の人気ラーメン情報なども盛り込んで、エリア別3コースで山形の見どころを紹介!
ぜひチェックして旅の計画を立ててみてくださいね。
【中央エリア】 山寺参拝も! レトロ街並み散策コース
山形県の中央エリアには、歴史ある建物や文化を継承し、趣深くも新たな魅力を発信する、散策が楽しい街並みが点在。往時に想いを馳せながら、各地をめぐってみて。
『山寺』の通称で知られる『宝珠山立石寺』。俳聖・松尾芭蕉の句の舞台としても知られる、東北を代表する霊山です。山全体が修行と信仰の場になっており、登山口から1015段の長い石段を登って奥之院を目指すのが王道の参拝ルートです。
開山30年後に建立された五大明王を祀る道場「五大堂」。断崖に突き出すようにお堂が建ち、冬季は水墨画のような絶景を望むことも!
かつて農業用水や生活用水に利用されてきた『山形五堰』(水路)の一つ『御殿堰』を整備し、堰の景観を利用した再開発商業施設『水の町屋 七日町御殿堰』。町屋を活かしたレトロモダンな建物には、老舗の茶屋や人気の蕎麦屋、レストランなど8店舗が集合しています。
400年前から流れるせせらぎを眺めながら、癒しのひとときを過ごして。
山形県の郷土料理をいろいろ楽しみたいのなら、『水の町屋 七日町御殿堰』から徒歩約20分の場所にある『山形長屋酒場』へ。
県内四大地方の芋煮鍋など、あらゆるエリアの郷土料理が大集合!
山形の地酒も豊富に揃うので、食事に合わせて飲み比べてみるのも◎。
山形花笠まつり・花笠音頭の実演が毎日開催されているので、こちらもお楽しみに!
名湯・秘湯などの温泉地も、旅の立ち寄りには欠かせないスポット。
数ある温泉地の中でもオススメは、ノスタルジックな雰囲気が魅力の『銀山温泉』。銀山川沿いに大正~昭和初期建立の旅館が並ぶ街並みは、まるで映画のワンシーンのよう!
源泉を使用した足湯もあり、散策途中にくつろぐこともできます。
【北エリア】 絶景地をめぐる フォトジェニックスポットコース
山形県北部は西側は日本海に面し、山と海に囲まれた広大な平野が広がる地域。四季折々の景色が楽しめる名勝地の宝庫です。
非日常感たっぷりの世界に浸りたいなら、山形県のフォトジェニックスポット『鶴岡市立加茂水族館』がオススメ! 世界最大級の80種類以上のクラゲの展示を誇る、県内唯一の水族館です。
色とりどりのクラゲが漂う水槽は、幻想的な写真が撮れる場所として人気。他にも、アシカやアザラシ、庄内エリアの生きものたちがお出迎えします。
全国有数の修験の山として知られている出羽三山。その中の一つである羽黒山の山頂には、三山の神を合祭した出羽三山神社の社殿「三神合祭殿」があります。
杉並木が立ち並ぶ2446段の石段をのぼって山頂へ。参道には国宝「羽黒山 五重塔」があり、神聖な雰囲気を漂わせています。
※2025年春頃まで、「羽黒山 五重塔」の杮葺き(こけらぶき)屋根改修工事のため全景を見ることができません。生まれ変わった五重塔を観賞できる日をお楽しみに。
弘法大師が命名したとされる『玉簾(たますだれ)の滝』は、高さ63m、幅5mの迫力満点の直瀑。駐車場から遊歩道も整備されており、徒歩約10分ほどで到着します。
1月中旬~2月上旬には氷瀑が見られることも! 駐車場までの除雪は土・日・祝日のみ行われています。
ランチは、酒田港にOPENした『SAKATANTO』で北エリアのローカルグルメをぜひ!
東ふ頭にある築50年以上の倉庫をリノベーションした館内には、船凍(せんとう)いかやまぐろなどの新鮮魚介から庄内産米のおにぎりまで、地元の食材を使ったグルメ店が大集合。酒田エリアの食と観光の情報を発信する交流拠点です。
「小松まぐろ」専門店の3代目が営む「鮮活 喰で!!」では、独自のルートで仕入れた庄内浜の魚介類を中心に、旬の鮮魚がいただけます。
【南エリア】 名物に舌鼓 美食&美酒を満喫コース
旅の醍醐味といえばご当地の味をいただくこと。肉、名物ラーメン、地酒など、美味しいものが点在する南エリアで美食&美酒を満喫しよう!
山形県ご当地ラーメンの中でも全国から客が訪れる、「からみそラーメン」発祥の店『赤湯ラーメン 龍上海 本店』。
製麵から一貫して自家製にこだわる「赤湯からみそラーメン」は、地元の唐辛子を使った「からみそ」を濃厚味噌スープに溶かしていただく、こく深い味わいがたまりません!
山形といえば、ワインの日本4大産地の一つ。
東北最大規模を誇る『高畠ワイナリー』は、地元のぶどうを使用してこだわりの製法で醸造、国内外のコンクールで高評価を獲得するワイナリーです。
上質なワインを気軽に楽しんでほしいと、数種類の無料試飲ができるショップも併設。お気に入りの一本を探してみよう。
名峰から流れ出る豊かな水、大自然が育む良質な米など、酒造りに好適な風土を持ち、酒処としての歴史を作ってきた山形県。
銘酒「東光」の醸造元『小嶋総本店』の酒造資料館では、昔ながらの酒造りの現場を見学することができ、試飲や買い物を楽しむことも。
写真の、柔らかく繊細な質感・熟れかけ果実を思わせる優しい香りが魅力の「東光 純米吟醸 出羽燦々」など、お土産などにオススメです。
上杉家14代目茂憲伯爵の本宅として建てられた『上杉伯爵邸』。情緒あふれる建物は一般公開されており、現在は郷土料理を提供する食事処として利用されています。
ぜひオーダーしてほしいのが、米沢牛のステーキやすき焼き。肉の美味しさの魅力である、旨味と脂肪の甘さのバランスの良さをダイレクトに味わうことができます。
米沢三名園と称される美しい庭園も見どころ。着物や甲冑などのレンタルも行っており、庭や市内の観光スポットで記念撮影ができるので、こちらも体験してみよう。
見た目もキュートなフルーツスイーツ情報もお届け
サクランボやぶどう、洋なしなどが栽培され、フルーツ王国としても知られる山形。
果実を使用したスイーツ土産もたくさんあります。
山形産サクランボを蜜煮し、ゼリーでコーティングした『フルーツデザート工房SAEGUSAFACTORY』の「プチジェリチェリー」。箱を開けた途端にテンションアップ!のキュートな見た目もポイントです。
フルーツそのままの粒がゴロゴロと入った『清川屋』の「山形フルーツジャム さくらんぼ」。自然な甘みと果実感に限りなくこだわった一品は、お土産に喜ばれること間違いなし!
ここまで紹介した観光情報が1冊になったデジタルブック「名古屋航路」が、県営名古屋空港観光WEBサイトにて絶賛公開中!!
県営名古屋空港を拠点とした様々な旅情報を発信しているので、お出かけを予定されている方はぜひ参考にしてみてください!