『丸山千枚田』は、三重県熊野市にある丸山地区に広がる、日本屈指の棚田景観スポット。まさに日本の原風景のような、エモーショナルな景色が広がります。
この記事では、そんな『丸山千枚田』の魅力や見頃のシーズンなどについてご紹介。どこか懐かしいほっとする景色に出会うため、足を運んでみてはいかがでしょうか?
日本の棚田百選にも選ばれた日本の原風景が広がる『丸山千枚田』
『丸山千枚田』は、三重県熊野市紀和町丸山地区の斜面に幾重にも描かれた棚田で、日本の棚田百選にも選ばれている棚田です。標高736mの白倉山の南西斜面に、約1万㎡にわたって広がります。
400年ほど前には2,240枚の田があったといわれていますが、過疎・高齢化による耕作放棄地の増加によって、平成初期には530枚までに減少。その後、丸山地区住民全員による丸山千枚田保存会が結成され、現在は1,340枚まで復田されています。
「見下ろせる枚数日本一」「日本一の棚田景観」などとも評されている『丸山千枚田』は、まさに地元の人による日々の想いで保存が続けられているのです。
田植えシーズンが見頃。人と自然が紡ぐ絶景アート
『丸山千枚田』は、緑の夏、黄金の秋、雪の冬など、四季の移ろいによって様々な景観を見せてくれますが、中でも見頃となるベストシーズンのひとつが、春の時期。田植えのため一斉に棚田に水が張られると、ゆるぎない水面はまるで鏡のように、景色を映し出します。棚田に水が張られる時期だけのとっておきの景色です。
1日のハイライトは日没前後。真っ赤に燃える夕焼けが棚田の水面に映りこみ、神秘的な世界が広がります。まさに、人と自然が紡いだ絶景アート。どこか懐かしいような日本の原風景が広がり、エモーショナルな気分になっていくはずです。
ゆっくりと眺めていると、まるで時が止まったかのように心が安らいでくる。そんな感動を与えてくれるのが『丸山千枚田』の景色です。そんな経験は、きっと旅の記憶に深く刻まれるはず。ぜひ、人と自然が作り出した、豊かで穏やかな絶景をじっくりと体感してみてはいかがでしょうか?
※Cheek4月号特集ページからの抜粋です。最新情報はおでかけ前にご確認ください。
出典:Cheek4月号
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店舗名:丸山千枚田
住所:三重県熊野市紀和町丸山
電話番号:0597-97-0783(熊野市ふるさと振興公社)
営業時間:見学自由
定休日:なし
公式サイト:https://www.maruyamasenmaida.jp/