日本を代表する“六古窯”に数えられる焼き物のまち、常滑市。
焼き物やタイルについて学べる文化施設〈INAX ライブミュージアム〉が10月5日(土)、リニューアルオープンしました!
施設の中でももっとも古い、1986年に開館した「窯のある広場・資料館」。
建物と煙突、展示されている窯ともに老朽化が進んでおり、この先もずっと残していけるようにと修繕工事が行われました。
工事のあいだ、約3年間は一時閉館となっていたので、満を持してのリニューアルオープンです!
当時の姿を残しながら最新型の展示「窯プロジェクション」が登場!
それでは早速、再公開となった「窯のある広場・資料館」の中へ!どんなところが変わったのか?ちょこっとだけご紹介したいと思います♪
まずは、入り口を入るとすぐに出迎えてくれる、今回新たに誕生した「窯プロジェクション」!
その名の通り、「窯」で「プロジェクションマッピング」…一体どんな展示なのでしょうか?
こちらが「窯プロジェクション」の内部。この窯に、プロジェクションマッピングが映し出されるんです!
上映は「土管を焼く」と「土管と生きる」(ともに上映3分)の2本立てで、臨場感あふれる映像と音を体感しながら学べます。
とにかく映像がリアルでカッコいい!!窯の中で燃え盛る炎(の映像)に、圧倒されます!わずか6分間でわかりやすく学べるというのも嬉しいですよね。
そして他にも、さまざまな展示を間近で見ることができます。
写真展示には、昭和38-39年当時の常滑のまち並みが。こんなにも窯や煙突が立ち並んでいたのか…と思わず見入ってしまいました。
シンボル・煙突も、当時の姿を忠実に再現。
なんと、このレンガひとつひとつにナンバリングし(番号を割り当て)て、解体後、まったく同じように積み直したのだとか!
ついつい写真を撮りたくなる、人気の「世界のタイル博物館」も外せない!
カラフルで芸術的なタイルなど世界中のユニークな焼き物が集まった、SNSでも人気の「世界のタイル博物館」にも立ち寄ってみました。
床や壁、柱、階段にいたるまで、タイルタイル…タイルだらけ!
まるで1枚の絵画のように美しいタイルの展示や、思わず写真を撮りたくなるフォトジェニックな壁もそこかしこにありますよ♪
リニューアル記念・企画展にも要注目!普段は見ることができない名コレクションたちが大集結!
今回のリニューアルオープンを記念して、2020年3月末日まで企画展「大『名品』展ータイル・テラコッタ・古便器・土管のコレクション」も開催されています。
普段、常設展などでは展示されていない展示物が一挙に大集結し、とってもユニークな展示になっています。
またまた可愛らしいタイルを発見!
他にも、動物のかたちをした焼き物、アートのように美しい古便器など…興味深い展示がたくさん。
貴重な名品の数々にお目にかかれるこの期間に、ぜひ足を運んでみてくださいね。
【会期】2019年10月5日(土)〜2020年3月31日(火)
【会場】「土・どろんこ館」「世界のタイル博物館」企画展示室を中心に館敷地内
【観覧料】共通入館券にて観覧可(一般700円/高・大学生500円/小・中学生250円)
見応えたっぷり!全館公開となった〈INAX ライブミュージアム〉で芸術の秋を楽しもう
今回ご紹介しきれてはいませんが、「光るどろだんご作り」をはじめとした、子どもも大人も楽しめる創作体験も大人気。
まだ行ったことがないという人も、リニューアルオープン前に行ったことがあるという人も…
ついに全館オープンとなり、見応えたっぷりにパワーアップした〈INAX ライブミュージアム〉で、芸術の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。
店舗名:INAX ライブミュージアム
住所:愛知県常滑市奥栄町1-130
電話番号:0569-34-8282
営業時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)
定休日:水曜(祝日の場合は営業)、年末年始(2019年12月25日〜2020年1月3日)
公式サイト:https://www.livingculture.lixil/ilm/
- 住 所
- 愛知県常滑市奥栄町1-130
- 電話番号
- 0569-34-8282
- 営業時間
- 10:00〜17:00(最終入館16:30)
- 定休日
- 水曜(祝日の場合は営業)、年末年始(2019年12月25日〜2020年1月3日)