豪華キャストとともに一世を風靡したあの名作「西遊記」が11月3日(金)の大阪公演を皮切りに全国4ヶ所を回ります。
名古屋では御園座を舞台に、年末年始特別公演と題して、12月27日(水)~2024年1月2日(火)にスペシャルな内容でお届け。
『西遊記』は1978年に日本テレビ開局25年の記念番組として制作され、大ヒットを飛ばし、社会現象にもなった作品。45年の時を経て、令和版の「日本テレビ開局70年記念舞台」として企画。
ライブエンタメの可能性を徹底的に追求した、最先端、最新鋭の大型アクションスペクタクルで魅せる!
主演の孫悟空は片岡愛之助、猪八戒は戸次重幸、沙悟浄は加藤和樹、玉竜は村井良大が演じ、その一行をまとめる三蔵法師を小池徹平が演じます。
西遊記の代名詞の変幻自在、抱腹絶倒、危機一髪といった要素が、令和の今だからこそ見られるスペクタクルなエンターテインメントとして生まれ変わります!
三蔵法師役の小池徹平に直撃!
公演に先駆けて行われた取材会で、三蔵法師役を演じる小池徹平さんに見どころや注目ポイントなどを伺いました。
▶三蔵法師役を受けるにあたって
小池:プレッシャーに関して言うと、今のところ僕はないです。日本テレビ70周年記念で、令和に「西遊記」ができるという、どちらかというとワクワクの方が全然強いですね。
最初に聞いたときから、もう楽しみでしょうがないっていう感じですね(笑)。
三蔵法師をテレビなどで演じてこられた方って女性のイメージが強いと思うんですけれど、 この時代に舞台というナマモノで、実際は男性の設定の三蔵法師が演じられることに非常にやりがいを感じています。
これまでの三蔵法師のイメージが塗り替えられるんじゃないかなと思います。
▶孫悟空役の片岡愛之助さんについて
小池:孫悟空が片岡愛之助さんだと聞いたときの印象は、ずばりハマり役!
愛之助さんが生き生きと、如意棒を振りかざしたり、觔斗雲で飛び回ったり、お客さんにふわっとしたり、というのがすごくしっくりくるから、本当にぴったりだなって思っています。
三蔵法師と孫悟空は師弟関係なので、僕が愛之助さんを叱るシーンなどで、お客さんに笑ってもらえると嬉しいです。
愛之助さんとは歳も結構離れていますし、普段だったら叱ったりできる身分でも立場でもなんでもないので、お芝居上ではその立場が逆になっているアベコベ感というか、僕に叱られている愛之助さんがすごくチャーミングです。
皆さんが笑ってくださるような演出になると思います。そういう部分でも、楽しんで演じてきたいです。
▶三蔵法師のイメージ像
小池:え、なんだろう!?真面目な人(笑)。すごく律儀だし、ちゃんと信仰に熱い方といったイメージです。僕とは全くかけ離れた性格ですね。
ただ今回は演出が堤幸彦さんなので、いい意味で、遊び心満載の西遊記になると思います。今までの三蔵法師のイメージを、良い意味で崩していきたいです。堤さんの演出なら、無理のない範囲で楽しく自由にやらせてもらえそうだなって思っています。
▶西遊記の見どころ
小池:何と言ってもど派手なアクションだと思います。
西遊記はやはりバトルシーンが重要で、平面の舞台に上下や奥行き、映像、フライングなどを駆使して非常に見応えあります!
アクション担当が、結構派手な面白いアクションをつけられる諸鍛冶裕太 (もろかじゆうた)さんなので、かなり見応えのある大立ち回りになると思います。ぜひ期待していてください。
小池:僕自身はそこまでアクションがないと思うので、孫悟空をはじめ、みんなを応援する立場というか、そんな感じだと思います(笑)。
代わりに僕の登場シーンでは、三蔵法師がめっちゃ歌います!ミュージカルとまではいかないと思うんですけど、歌うシーンは結構あるので、そちらも注目です。
▶名古屋の印象や好きな食べ物
小池:結構お客さんが温かいイメージがありまして、舞台「魔界転生」という作品で来たときは刈谷で開幕を迎えて、不安を抱えた初日の公演で、非常に温かく迎えていただいたことを覚えています。
前回、名古屋へ来たときは、コロナ禍でほとんど行けなかったんですけど、コロナ前は、モーニング食べに行ったりしていましたね。
多国籍の料理屋さんが多いイメージがあります。タイ料理やインドネシア料理、トルコ料理など色々と食べに行きました。あとは定番のなごやめしも。
名古屋は、人も食べ物も全部好きです(笑)。
▶ナゴヤドットの読者にメッセージ
イベント名:日本テレビ開局七十年記念舞台「西遊記」
開催場所:御園座(名古屋市中区栄1-6-14)
電話番号:052-308-8282(平日11:00~17:00)
開催期間:12/27(水)~1/2(火)
料金:全席指定15,000円
公式サイト:https://cte.jp/wp_detail/saiyuki/