渋谷パルコ『PARCO MUSEUM TOKYO』からの巡回展、浅野忠信さんの最新展覧会「TADANOBU ASANO EXHIBITION ”FREAK”」が名古屋パルコにやってきました!
ハリウッドムービーへの出演など、幅広い世代にその活躍が周知されているのは俳優としての浅野さんだと思いますが、実はファンクパンクバンド「SODA!」のボーカルを務めていたり、日頃から絵を描き1999年に初の個展「error」を開催以降、数々の展覧会や芸術祭に作品を出品しているなど、歌手・画家としても高く評価されファンを魅了しています。
今回の「TADANOBU ASANO EXHIBITION ”FREAK”」は、そんな浅野さんの画家としての一面を、その描かれる絵の世界観を楽しむことができる展覧会。画家デビュー期の作品である巨大なキャンパス画から、渋谷パルコの会場で制作された真新しい作品、立体オブジェなど、過去から現在までの浅野さんの創作活動を総ざらいできるかのような大満足の内容で展示されています。
渋谷パルコで制作された、できたてほやほやの作品が展示されているほか、名古屋会場から新たに登場した限定グッズも多数あるので、名古屋の方はほんとにラッキー!ぜひ何度でも訪れてその世界観に触れてみてください。
【現地レポ】実際に展覧会を体感!
通常壁紙を張る下地が露出した無骨な空間の中、所せましと作品が展示されている館内。東京会場ではアトリエブースが設置され、毎日のように浅野さんが来館。その場で創作活動にあたられていたとか。完成した作品は、浅野さんの感性のもと、自ら展示していたそうで、日に日に会場の展示が変化を見せていたといいます。
この名古屋会場では、そんな浅野さんが手を加えた東京会場を再現。床に置かれた作品や、額縁の間におもむろに展示された作品を見ると、「浅野さんは何を思ってここに展示したのかな」と想像力が膨らむ!
東京会場のアトリエが再現されています。浅野さんの絵は、同じ人が書いているとは思えないほど、その作風や筆のタッチは作品により様々。机の上にも絵具やクレヨンなど様々な画材がおかれています。名古屋にも来てほしい、、そう思わずにはいられない!
会場内は自由に写真撮影が可能!フォトブースを意識して展示されたコーナーもありました。椅子に座って写真を撮ってほしい、とのことでしたが、椅子にも絵が描かれ一つの作品と化しているのでなかなか座るのには勇気がいる、、、。小さな椅子もあるので親子で撮影したら、素敵なフォトになりそう!
限定グッズも大注目!東京会場にはなかったアイテムが満載
名古屋会場では、東京会場にはなかったオリジナルグッズが新たに追加されパワーアップ!日常使いできるTシャツやトートバッグから、部屋にディスプレイしたいネオシルク版画など、多種多様なアイテムが揃います。
浅野忠信さんの作品の中から厳選された全13種の作品を、専用の技法を用いてネオシルク版画として展示販売!会場には原画も展示されているので、見比べる楽しみもあります!部屋にディスプレイすれば、センスあふれる空間に!
こちらは名古屋会場で新たに登場したデザインのTシャツです。表はシンプル、バッグに浅野さんのイラストが大きくプリントされています。こちらの2種類はブラック色もあります。各5,280円
ハンバーガのイラストが可愛いトートバッグも、名古屋会場で初めて登場したデザインです。ホワイト/ブラック 各1,650円
その他にもマグネットやステッカー、ポストカードセットなど。全100種あるアクリルキーホルダーがゲットできる1回500円のガチャガチャも人気の様子でした。また、浅野さん率いるバンド「SODA!」のグッズや、野球はやったことないそうですが、なぜか「浅野忠信サイン入りボール」5,500円(数量限定)なんて面白い商品もありました。
写真にはありませんが、会場内ではこの展覧会のために制作されたというアニメーション動画も流れておりました。そしてBGMは「SODA!」の楽曲。浅野忠信ワールド全開で、その感性の豊かさ、多才さを全身で体感できる展覧会、ぜひ足を運んでみてください。
▼浅野忠信プロフィール
1973年11月27日生まれ、神奈川県出身。「バタアシ金魚」(’90)でスクリーンデビュー。主演作「モンゴル」(’08)が米国アカデミー賞外国語映画賞にノミネート、「マイティ・ソー」(’11)でハリウッドデビュー、その他「私の男」(’14)でモスクワ国際映画祭最優秀男優賞を受賞するなど数々の賞を受賞している。公開待機作・出演予定作にはNetflix「KATE(原題)」、映画「Minamata(原題)」「Mortal Kombat(原題)」、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」などがある。音楽活動のキャリアも長く、現在は2013年に結成された「SODA!」のボーカルを務める。画家としての活動では、これまで「error」(’99)、「BUNCH」(’03)、「urge」(’13)、「TADANOBU ASANO 3634」(’18ー’19)の個展を開催、画集を発売。その他さまざまな企画展・芸術祭に作品の出品もしている。
TADANOBU ASANO EXHIBITION ”FREAK”
【開催期間】
2021年5月22日(土)〜6月20日(日)
11:00〜20:00
※入場は閉場の30分前まで、最終日は18:00閉場
※感染症拡大防止の観点から、入場者数の制限、営業時間の変更および休業となる場合がございます
【開催場所】
名古屋パルコ西館6F・PARCO GALLERY
【入場料】
一般700円、学生500円
※小学生以下無料
主催:PARCO
協力:アノレ
企画制作:PARCO / 亜洲中西屋
宣伝デザイン:大橋修(thumb M)